「口じゃなくて鼻で息しなさい!」
子供の頃に注意されたことがある方も
いらっしゃるかもしれません。
恰好悪いだけにとどまらない
口呼吸のリスクとその改善法をご紹介します。
口呼吸をしているあなた、
百害あって一利なしの口呼吸を本気で治しませんか?
口呼吸と鼻呼吸
口呼吸とは口から呼吸することです。
つまり、呼吸するには口は
開いていなくてはいけません。
だから、口呼吸をしている人には
こんな特徴があるのです。
●ぽかんといつも口が開いている
●朝起きると喉が渇いている
●喉が痛くなりやすい
口から外気を吸う為、
細菌やウイルスなどを直接肺まで吸いこんでしまい、
風邪やウイルス感染をしやすくなるのです。
一方の鼻呼吸というと、
鼻毛や鼻の中の粘膜のフィルターを通るので
異物などは排除されてます。
また、口呼吸をすることで
喉が渇いていると、口の中の粘膜も乾燥してしまいます。
すると、抗菌作用を持つ唾液が分泌されにくくなり
病気に繋がりやすくなるのです。
さらに、口の中の乾燥は
虫歯や歯周病、ドライマウス、
口臭にも繋がってしまうというから怖いですね。
その他にも、口を開けて寝ることで睡眠の質が落ちたり、
口を開けたままでいることで筋肉に
ひずみが出て顔の歪みにまで繋がるのです。
あいうべ体操
このように、
いいことが全くない口呼吸を止め、
鼻のフィルターを通して呼吸する鼻呼吸に
改善する方法をご紹介します。
まずは、日頃から口を閉じるように
意識しておくことは何よりも大切です。
ただ、口呼吸が癖になっている場合
口を閉じる筋力が低下している
可能性もあります。
そこでお勧めするエクササイズが
「 あいうべ体操 」 です。
1.「あ」と言いながら口を大きく開く
2.「い」と言いながら口を大きく横に広げる
3.「う」と言いながら口を前に突き出す
4.「べ」と言いながら、舌を舌に思いっきり伸ばします
ポイント
●口を大きく動かすこと
●1回=10セットまでを3セット目標で行う
●顎に負担がかからないように無理をせず行う
とっても簡単ですが効果が高いので
日常的に取り入れてみてください。