治らない顎ニキビをしっかり治すには

大人女子ならではの悩みともいえる顎ニキビ。一度でき始めると同じところにまた出来てしまうことも多く、跡残りしやすいという特徴もあります。

見つけたらすぐに対処をしていく必要がありますが、原因によっては治りやすいものと治りにくいものも。まずはなぜ大人女子の顎にはニキビができやすいのか、原因を確認することから始めていきましょう。

そのうえで、しっかりと治療できるスキンケアや生活習慣を取り入れていくことが大切です。

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顎ニキビの原因は?

ではさっそく原因についてみていきましょう。

刺激

気づくと顎に手を置いて作業している、なんてことありませんか?心当たりのある方も多いと思います。頬やおでこに触れる機会はあまりなくても、顎は自然と触れる回数が多い箇所といえます。

また手だけではなく、女性に多いのが髪の毛による刺激です。整髪剤や埃などが付着した髪の毛、パソコンや資料などを触れて汚れがついている手。さまざまな菌や汚れが原因で、炎症ニキビができてしまうことに。

ホルモンのバランス

ストレスや生活の乱れはホルモンに変化を及ぼします。すると皮脂分泌が増え、肌へ負担を与えてしまうことになります。

女性は特に月経周期が乱れたり、月経が来なくなってしまうなどの異常が見られたら要注意。そうなってしまうと、ニキビだけでは済まなくなってしまう恐れもあります。

食事内容

生活の乱れのひとつにある食生活の乱れは、肌を栄養不足の状態に陥らせてしまう要因です。また、逆に脂や糖がたっぷり含まれた食事、添加物が含まれた食品の過剰摂取も体内のバランスを崩してしまいます。

人の体は食事からエネルギーを得て活動しているように、肌の土台を支えているのも食事からの栄養素だということは覚えておきましょう。

ケア方法の誤り

最後はケア方法の間違いです。

ニキビ=菌と考え、
・洗浄力の強い洗顔で擦り洗いを繰り返す
・角質をオフしすぎて肌の保護機能を低下させる
といった間違った方法でケアをしてしまうことにより、顎ニキビが習慣化してしまうこともあります。

ストレスの解消や食事については中々改善まで時間がかかるかもしれませんが、今日からでも実践できるのがスキンケア方法です。

正しいケアをしてあげることで、肌の外側から整えてあげることができます。

治らない顎ニキビをしっかり治すには

スキンケアのやり方

第一は洗顔!

洗顔のせいで乾燥肌になっている方が実は多いということはご存知でしょうか。乾燥は肌を保護してくれる機能を妨げてしまうことになるため、正しいやり方を学んでいきましょう。

1.まずはたっぷりの泡をたてることから始まります。
2.つける順番はTゾーンや顎などの皮脂が多い場所から。
3.目や口元は乾燥しがちなところなので、泡をつけるだけで、擦らなくてもOKです。
4.32度くらいのお湯で泡が残らないようしっかりすすぎましょう。
5.タオルドライは顔を包み込むようにするだけ!擦るのは×です。
6.すぐにスキンケアを行っていきます。

化粧水のポイント

洗顔後初めのケアは化粧水になります。プチプラな製品で惜しまずたっぷり使うのも良いですが、肌のためにはやはり質を重視することが大事です。

セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸やコラーゲンといった成分がしっかり含まれたものを使いましょう。中でも乾燥肌や敏感肌の方に欠かせないのがセラミドです。

1.化粧水は掌に適量出してから肌に乗せていきます。
2.擦ったりマッサージするというよりは、顔にプレスするようになじませていけばOK。

乳液やクリームのポイント

1.乳液は掌の温度で温めてからつけましょう。
2.クリームは一番力が入りにくい薬指にのせ、おでこ、顎、頬に点々とのせてから伸ばしていきます。
3.最後に両手で顔全体を包み込み、成分をしみわたらせてあげて下さい。

ニキビケアジェル

あごニキビ専用のニキビケアジェルとして人気なのが「メルライン」です。メルラインは、日本で一番売れているあごニキビケア薬用化粧品ですのでご存じの方も少なくないのでは?医薬部外品なので、効果は国にも認められています。使い方はとっても簡単で、気になるところに塗り込むだけでOK。

180日間の返金保証期間があるので、使ってみてから返品するかどうかを選べるのも魅力の一つですね。

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生活習慣を見直そう!

正しいスキンケアを学んだあとは、生活の中で注意すべき点についても学んでいきましょう。

睡眠で大切なこと

眠るということは体を休ませてあげる他に、肌の生まれ変わり周期を促すためにも必要な時間です。最低4時間、基本は8時間の睡眠が望ましいと言われています。

そして何より、睡眠の質を上げていくことがポイント。中々長時間眠ることができない忙しい方でも、
1.入浴は必ず湯船に浸かる
2.眠りに入る前に照明は暗くしておく
この2つはなるべく心がけるようにして下さい。

眠気を感じ始めた頃に光を浴び続けると、眠りにつきにくくなってしまいます。また、ただ暗い部屋でリラックスして過ごすだけでも眠気を呼び寄せることが出来るため、寝つきが悪いという方は特に試してみて下さい。

体は冷やさないこと

血の巡りが悪くなってしまうと、ホルモンの分泌量にも影響を及ぼすようになります。年齢を重ねると分泌量は減少してしまうため、自身がその原因を作らないようにする必要があります。

そのひとつが冷えを撃退するということ。暑い季節はついつい薄着しがちですが、お腹周りや足首、手首などはできるだけ冷やし過ぎないようにして下さい。

体の中心と末端を温めてあげることで、芯から底冷えさせることを防げます。女性は特に代謝が悪くなりがちなので、冷えや栄養不足を起こさないよう注意してくださいね。