目の下が青くなる「青グマ」ができる原因と消し方

ハイライトを入れたり、潤いをもたせて艶肌に見せたり、メイクを引きたたせるためにもケアに力を入れておきたいのが目の下です。そんな部分に青グマができてしまったら、艶肌も台無しに。

なぜか癖のようにいつも目の下にあらわれる青グマ。

“ちゃんと寝ているのにどうして?”と思われるかもしれませんが、クマの原因は寝不足だけではありません。まずは原因を調べることから始め、作らせない肌作りを始めましょう。

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青グマの原因は?

1.目の疲れ

パソコンを使うお仕事をされている方以外でも、スマートフォンなどの普及が進む今、毎日いつでもどこでも目を酷使する生活が当たり前のようになってしまっていますね。

画面を見ている時、意識してみると目の中が乾燥しているように感じたことはありませんか?PCやスマホがクマの原因になるのは、このまばたきの減少による目の筋肉の衰えやドライアイが関係しているのです。

どちらも目を疲れさせてしまったために引き起こされ、筋肉が凝り固まってしまって血行が悪くなります。

2.血の巡りが悪い

お顔全体の血の巡りが滞ってくると、どうしても青グマが発生しやすくなります。もちろん、顔自体がくすんできたりクマ以外のトラブルをも引き起こす要因のひとつです。

巡りが悪い人の特徴としては、冷えや体温がもともと低いなどが挙げられます。女性は男性に比べ筋肉量が少ないことや、ダイエットなどでしっかりと栄養が摂れていない、また偏った栄養素しか摂取していないことが大きな要因と考えられるでしょう。

3.肌の乾燥

まぶたや目の下は皮ふ厚が薄く、乾燥しがちな場所です。乾燥すると肌自体のトラブルが起こりやすいほか、弾力が低下し皮ふの菲薄化が進んでしまうこともあるのです。

目の下にもたくさん血管が張り巡らされているので、それが肌の上からでも透けてくるようになると青グマが目立つことに。

4.寝不足

クマの原因としてよく知られている寝不足ですが、これは血管の収縮が関係しています。

寝ない時間が長く続くと、神経のバランスに異常をきたすようになり、血流が悪くなってしまうことがあるのです。すると当然クマができてしまったり、肌健康も悪くなることにつながります。

いかがでしょうか?あなたに当てはまる原因が見つけられたのなら、解消するよう努めていく必要があります。

ただ、茶色っぽいクマができてしまっている場合、色素が沈着してシミのようになってしまう茶グマの可能性もあります。茶グマのようにシミ、くすみのような状態を引き起こす前に対策をしていきましょう。

目の下が青くなる「青グマ」ができる原因と消し方

青グマの消し方

ポリフェノールの摂取

特におすすめなのはカシスを摂ること。目の疲労を改善したり、酸化に打ち勝つ効果があります。

また、抗酸化力によって肌を衰えから守り、美肌に導いてくれる作用も期待できます。

温める

ホットタオル

1.ほどよい大きさのタオルを用意し、水で濡らします。
2.レンジで1分程度温め、手で熱さを確認しましょう。
3.熱すぎる時はタオルを手でほぐし、外気に触れさせることで熱を取ります。
4.ほどよい温かさになれば目元にのせてあげましょう。

とにかく疲れて面倒!なんて日には、42度くらいのお湯でタオルを濡らし、絞ったものを使うだけでもOK。体温より少し温かいものであれば効果を得られます。

温めるだけで血が巡るようになるので試してみましょう。

炭酸水洗顔

炭酸水で洗顔を行うと二酸化炭素のパワーにより血の流れを良くしてくれ、お顔がポカポカとしてきます。

1.通常と同じように洗顔を行います。
2.清潔な洗面器を用意し、砂糖などが含まれていない天然炭酸水を顔を浸すことが出来る程度に流し込みます。
3.そのまま洗面器に20秒顔をつけましょう。
4.これを3回繰り返します。

マッサージ

1.床に座って片膝を立てて下さい。
2.親指を使い足首から太ももの付け根までさすりあげます。
3.おへその両側に両手のひらをあて、足の付け根まで左右交互にさすり下ろします。
4.次はビキニラインです。同様に流してあげましょう。
5.最後は目元にうつります。目頭へ人差し指と中指をそえ、こめかみに向かい目の上部を通ってさすってください。
6.同じように目の下も行いましょう。
7.目の上、目の下同様に指圧するように押していけば完了です。

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メイクで隠す方法もアリ!

クマを根本から解消していくためには、食事からの栄養素やマッサージ、血行を促していくことが大切になります。しかし、今日どうしても青グマを隠したい!なんて日に使えるメイクのコツも解説していきます。

デートや大事な約束のある日などに使えるテクニックです。

1.青グマからはみ出さない範囲でコンシーラーをのせていきます。
2.カラーはオレンジ系がおすすめ。
3.スポンジを使って、塗った外側をぼかすようになじませていきましょう。
4.次は肌色と近いカラーのコンシーラーを用意します。
5.青グマから少しだけはみ出る範囲まで塗り上げます。
6.最後にフェイスパウダーをはたけば完成です。
7.オレンジとベージュの2色使いをすれば綺麗に消すことができますよ。