【咳喘息とは?】早期発見すべきたった1つの理由と予防法

風邪を引いた後、いつまでも空咳が続いていませんか?どうして咳が続くのか…もしかしたらその咳は単なる風邪ではなく、「咳喘息」という症状かもしれません。

多くの人が、気がつかずに放置してしまいがちな咳喘息。早期発見しないと手遅れになることも…今回は症状と予防方法をご紹介します。

ぜひ長引く咳でお困りの方は参考にしてみてください。

広告

咳喘息とは?

「喘息」と聞くと誰もが知っている代表的な気管支炎喘息を思い浮かべるかと思います。気管支炎喘息はゼーゼー、ヒューヒューなどと呼吸が苦しそうになる症状で知られています。

しかし咳喘息に関しては症状が異なってきます。咳が慢性的に続く状態が咳喘息の代表的な症状と言われていて、この咳はただの風邪の延長だと思われがちですが、れっきとした気管支の病気なのです。

気道が通常よりも狭くなり、様々な外的刺激に対して過敏になってしまうため咳が出ると言われています。そしてその症状に悩む人は年々増加の傾向にあり、特に女性に発症しやすいと言われています。

【咳喘息とは?】早期発見すべきたった1つの理由と予防法

咳喘息の症状

風邪の延長としての咳と思われがちな咳喘息の代表的な症状をご紹介します。少しでも思い当たる節のあるかたは要注意かもしれません。

呼吸自体は苦しくない

咳喘息は気管支炎喘息と違い、ゼーゼー、ヒューヒューなどと呼吸自体は苦しくなく、呼吸困難などの症状は出ないことで知られています。そのために単純に風邪の延長の咳と思われがちになっています。

空咳が1ヶ月以上続く

風邪などを引いて体が弱っていると並行して現れる咳の症状。風邪が完治したはずなのにもかかわらず、咳だけが長引く状態も咳喘息の代表的な症状です。通常の風邪薬や咳止め薬では咳を止めることができません。長い場合には1年以上咳が続くような場合もあります。

また咳をする際に気管支炎喘息のように痰(たん)が出ることもありません。まず、空咳が長引くという経験をされている方は咳喘息を疑った方が良いでしょう。

咳が出る時間帯は

明け方や夜間に咳の症状が出ることで有名なのが咳喘息です。激しい咳を伴うこともあるので睡眠の障害になったりもします。

寒暖差で咳が出る

室内と室外の温度差に気道が過敏に反応して咳がでることでも知られています。寒い外から暖かい室内に入った時などに急に咳がスタートすることも。

喉に違和感

喉にイガイガ感を感じやすくなります。そして会話の途中や運動中など、特に喉が乾燥しやすいときに咳き込んだり、喉が枯れやすくなっています。

タバコの煙で咳

気道が過敏になるため、喫煙者、非喫煙者どちらもタバコの煙に気道が反応してしまいます。

広告

早期発見すべき理由とは?

この咳喘息は症状が慢性化していくことで、将来本格的な気管支炎喘息に発展してしまうことで知られています。まさしく気管支炎喘息の一歩手前と言っても過言ではありません。

咳喘息を発症している人の中のなんと3割もの人が気管支炎喘息になると言われているので、特に注意が必要です。

早期発見することで将来的な気管支炎喘息になる可能性を最大限抑えることができるので、思い当たる方は絶対に放置したりせずに、原因解明のためにも、アレルギー科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科などを受診しましょう。

【咳喘息とは?】早期発見すべきたった1つの理由と予防法

咳喘息を予防する方法

実はとっても怖い咳喘息。慢性化させる前にしっかりと予防の為の対策を取り、咳喘息にかからない強い体作りを心がけましょう。

風邪が流行る季節には細心の注意を

冬場に流行りやすくなっている風邪や、インフルエンザなどには特に注意するようにしましょう。体調不良から風邪喘息に発展してしまう可能性が非常に高くなっています。

マスクを常に携帯する、外出から戻ったらうがい手洗いをするなど、基本中の基本とされる風邪予防を徹底しましょう。

寒暖差に注意する

体感温度が急激に変化することで敏感な気道がさらに刺激され、咳喘息の引き金になります。季節の変わり目には洋服などで温度調節をするように徹底しましょう。

また室内温度と室外温度の差にも要注意です。通常は室内、室外の気温を一定化させることが理想的とされていますが、どうしても冬場には室内と室外の寒暖差が生じがちです。冬場の外出の際にはマスクを着用するなどして、気道を急激に冷やさないようして、上手に調節しましょう。

タバコの煙に注意を払う

喫煙者、非喫煙者ともに、タバコの受動喫煙は気道に深刻な影響を与えるということを覚えておいてください。

すでに咳喘息にかかっている人は禁煙しなければならないのはもちろんのこと、非喫煙者で咳喘息の症状が見受けられる方は、周囲の協力が必要になるくらい深刻な状況だということを心に留めておきましょう。本格的な気管支炎喘息になってからでは遅いのです。

タバコはまさしく百害あって一利なしでしょう。

ストレスにも注意が必要

ストレスが過剰にかかることで体の免疫が落ち込み、さらに気道を過敏にしてしまうとされています。

特に仕事や私生活などでストレスがかかる時には、食事や睡眠に今以上に気を使い、体の為に栄養や休息を意識するようにしましょう。

とはいえ、どうしてもストレスは人間にとって避けては通れないもの。現代のストレス社会に生きる私たちは、上手にストレス発散する方法も学ぶ必要があるでしょう。また定期的な運動を日常生活に取り入れて強い体作りを行う必要があります。

【咳喘息とは?】早期発見すべきたった1つの理由と予防法

しっかりと予防することで未然に気管支炎喘息を防ぐ

多くの人がただの風邪の延長だと勘違いして放置している咳喘息。実は気管支炎喘息の前触れとも言える怖い症状なのです。

少しでも症状が思い当たるかたは、早めの受診で自分の体に何が起こっているかを知ることが大切です。気づいてからでは遅すぎた…という最悪の状況を回避する為にも、今一度ご自身の体の状況をよく見直してみてください。