姉さん女房の夫婦は、円満な家庭が築きやすい?

昔から男性より年上の女性を嫁にした方がいいといわれ、「金のわらじを履いてでも探せ」といった格言があるほどですが、なぜ姉さん女房の方がいいのか、その理由はご存じでしょうか。

女性の平均寿命が延び、老後を長く一緒にいられるといった話もありますが、芸能人で円満夫婦と呼ばれる夫婦は、姉さん女房が多い印象があります。姉さん女房の夫婦はなぜ円満なのか、その理由について詳しくご紹介します。

広告

男性は何歳上までがOK?

年齢差カップルが芸能人にも増えてきている昨今ですが、「年が気にならないのは年齢を重ねてもキレイな芸能人同士だから」と思っていませんか。実際に日本でも年の差婚は多く、2015年に実施された国税調査では、一番年の離れているカップルには42歳差というデータがあります。

そうはいっても、男性は何歳まで年が離れていても結婚していいと考えているのかは気になりますよね。

全国に結婚式場を展開しているアニヴェルセルが2014年におこなったアンケートで、既婚男性と未婚男性に「結婚相手の年齢として何歳年上までなら大丈夫でしょうか?」と尋ねた調査結果があります。

既婚男性も未婚男性も半数以上が「4歳以上年上でも大丈夫」と答えています。4歳以上年上だと難しいという答えも4割近くあるのですが、年齢差はひとまずおいておいても、年上の姉さん女房にはそれほど抵抗感がないということが分かります。

姉さん女房の夫婦は、円満な家庭が築きやすい?

姉さん女房の芸能人

では実際に姉さん女房の芸能人の方には、どんな夫婦がいるのかを見ていきましょう。

・向井理さん、国仲涼子さん(3歳差)
・染谷将太さん、菊地凛子さん(11歳差)
・藤原竜也さん、一般女性(3歳差)
・濱田岳さん、小泉深雪さん(9歳差)
・吉田美和さん、JUONさん (19歳差)

男性の方が年上の年の差婚も多い芸能界ですが、近年は姉さん女房夫婦が増えてきています。また姉さん女房の夫婦は、昔からスポーツ選手に多いという傾向もあります。

イチロー選手、松坂大輔投手、田中将大投手、野村監督、落合監督など、女性が健康面などでしっかりと支えていてくれるからこその活躍ともいえるのではないでしょうか。またそういった先輩たちを見て、自分も「姉さん女房を」という流れもスポーツ界にはあるといわれています。

広告

円満な家庭が築けるって本当?

姉さん女房のほうが円満な家庭を築けるといわれますが、その理由は何でしょうか。

女性の方が男性を理解してあげられる

男性と女性の考え方の違いから、ケンカになることも多いのは事実ですが、そのことがきっかけで別れてしまうということも少なくありません。女性の方が年上の場合、男性と女性の考え方が違うということは経験から理解できるので、どう接すればいいか、また一人でいたいときにさりげなく離れていてくれるなど、気遣いができます。

男性が女性に甘えることができる

男性は女性に対して、自分が強くかっこいい存在であろうとするもの。年上女性と一緒だと、気負う必要がないので安心して甘えられるということがあります。逆に自分の方が年上女性を頼ることも多くなるので、精神的にも経済的にも、年上女性と一緒だと楽に過ごせます。

女性が男性をサポートしてあげられる

男性は女性と違い、いくつものことを並行して行うことが苦手です。そのため、仕事が忙しくなってしまうと、そちらに集中してしまい彼女はほったらかしということがよくあります。女性は付き合っていても常に不安を感じているので、一人で「浮気をされたかも」と思い詰めてしまい、「私と仕事とどっちが大事なの?」と男性に詰め寄ってしまいがち。その結果別れてしまったりします。

女性が年上の場合、経験から男性が不器用なことは理解していますので、ゆとりをもって接することができ、逆に気遣いしてあげることも多いので、男性は安心して仕事に打ち込めます。

年下の男性が安心して甘えられ、頼りにすることができるのは、女性の方にも余裕があるためです。そのためちょっとしたことでケンカになることも少なく、円満な家庭を築くことができます。

姉さん女房の夫婦は、円満な家庭が築きやすい?

年下男性との相性がいいのは?

男性が年上の場合、女性が男性に甘えたり経済的にも安心できるというメリットがありますが、男性が年下の場合には逆にそういったメリットがないということも理解しておきましょう。男性に甘えたい、頼りたいと考えている人は、姉さん女房になってもうまくいくとは限りません。

姉さん女房にぴったりなタイプの女性は、次に挙げるような女性です。

姉さん女房が向いているのは?

自立している

精神的にもですが、経済的にも自立している女性は包容力があるため、男性を支えることができます。また男性も甘えやすい存在です。

母性本能が強い

守られるよりも守りたい、そんな母性本能が強い女性は、年下の男性を受け入れやすいといえます。

仕事に生きがいを感じている

自分が大黒柱になっても大丈夫、そんな心意気があるので男性も頼りにします。

男性と対等でいたい

同年代や年上の男性は、女性をどうしても下に見てしまいがちです。そういった立場でなく対等に付き合っていきたいと考えている女性には年下の男性がぴったりです。

姉さん女房の夫婦は、円満な家庭が築きやすい?

円満な家庭を築くために年の差婚で注意したいことは?

年の差があることについては、男性も女性も口には出さないものの、やはり気にしていることも多く、何かのきっかけでケンカにつながることもありえます。円満な家庭のために、お互いに気をつけるべきことをご紹介します。

年下だから、年上だからといった言い方をしない

年齢に関係なく、相手をおとしめるようなことは口にしないようにしましょう。「年下だから」「年上だから」という言い方はタブーです。

収入のことをいわない

経験もある年上女性のほうが収入があるのは当然のこと。だからといって、収入が少ないと相手を責めるのはお門違いです。

年齢のことを気にしても、年齢差はどうやっても変わらないもの。そんなことを気にするのではなく、年上の姉さん女房だからこその余裕で、年下男性を甘やかしてあげる、ぐらいの心持ちで大らかに付き合っていきましょう。