気軽にできる「プチ断食」の4つの効果とやり方

「痩せたいなら食べるな」とはよく言いますが、どうしても抑えられない食欲。そんな方におすすめなのが気軽にできるプチ断食です。プチ断食は辛いだけの断食とは違って、気軽にチャレンジでき、しかも効果も高いので若い女性を中心に人気があります。そこで今回は、プチ断食の効果ややり方をご紹介いたします。

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「プチ断食」とは?

若い女性を中心に人気のあるプチ断食ですが、プチ断食とは短期間だけ食事を摂らず、内臓をリセットすることでダイエット効果や美容効果、健康効果がえられるというものです。

短期間であっても何も食べないのは辛そうというイメージがありますが、断食する期間は1日なので、それほど辛くはありません。全く何も口にしないのではなく、必要な水分は摂取しても良いので気軽にチャレンジできます。プチ断食をしている方の多くは仕事が休みになる週末を利用してプチ断食をしているようです。

プチ断食は単に何も食べないのではなく、効果のある正しいやり方があります。我流の間違ったやり方をしていると、ダイエット効果や美容効果、健康効果が得られないだけでなく、健康を害してしまうこともありますから注意が必要です。

気軽にできる「プチ断食」の4つの効果とやり方

プチ断食の効果

プチ断食によって期待できる効果は、大きくダイエット効果、便秘解消効果、新陳代謝アップ、美肌効果の4つです。

ダイエット効果

プチ断食には目に見えてダイエット効果があります。食事を制限することによって摂取カロリーが抑えられますので、プチ断食でも1kg~3kg程度のダイエット効果が見られます。健康診断など体重をはかられる直前でも体重を落とせます。

便秘解消効果

プチ断食をして内臓を休ませと、その後の機能が回復します。内蔵はほぼ毎日休まずに働いているので、非常に疲れている状態です。1日中何かしら食べているような方だと、胃腸は常に消化のために働かなければいけないので、非常に疲れている状態で機能も弱まっています。しっかり休ませてあげると消化機能もアップし、たまっていた宿便などをスッキリさせることができます。

新陳代謝アップ

新陳代謝を上げるには、基礎代謝がとても重要です。基礎代謝とは何もしなくても消費するカロリーのことで、これには内臓の活動が大きく関わっているのです。プチ断食で内蔵を休ませることにより、機能が回復し、基礎代謝をアップさせてくれます。

美肌効果

プチ断食によって腸内がきれいになることで美肌効果が期待できます。お肌は腸内をあらわしているといわれる通り、腸内環境が整うとお肌もきれいになっていきます。そのためプチ断食で腸内がスッキリするので、ニキビや吹き出物、肌荒れなどのトラブルがなくなるといえます。

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プチ断食のやり方

プチ断食は正しいやり方でなければ効果がないばかりか、健康状態に悪影響を与えることがあります。しっかり正しいやり方を確認しましょう。

基本的に準備期間と回復期を入れた3日間で行います。実際に断食するのはこの間の1日だけです。

まず1日目は準備期間です。朝食と昼食は普通に食べてかまいませんが、夕食の量は半分ほどに減らしましょう。いきなり断食すると体に負担がかかるので、夕食の量をコントロールすることで負担を減らします。

2日は実際に断食をします。固形物は口にしてはいけませんが、水やスムージー、スープなどは飲んでもかまいません。ただし糖分の多いものはNGです。基本的には水をメインに摂取しましょう。水分はデトックス効果を狙うためにできるだけたくさん飲むようにしましょう。

断食の翌日は回復期です。前日は固形物を食べていないので、回復期には内臓に負担がかからないお粥を食べましょう。朝食は少量、昼食、夕食は量を少し増やして食べましょう。

完全に空腹を防ぐことはできませんが、断食は1日だけですし、スムージーやスープ、野菜ジュースなどは飲んでもOKなので、辛さは感じないでしょう。

週末がお休みの方は、金曜日の夜からスタートするのがおすすめです。

気軽にできる「プチ断食」の4つの効果とやり方

気になるリバウンドは?

プチ断食では固形物を食べないのは1日だけなので、リバウンドが気になるところです。実際にプチ断食は気軽にチャレンジできる反面、リバウンドもしやすいといわれています。

プチ断食でリバウンドを防ぐためには、断食の翌日の回復期の食事に気をつけることが大切です。

人間の体は断食などで食べ物が入ってこない状態になると、飢餓状態だと捉え、次に入ってきた栄養を一気に取り込みため込もうとします。なぜなら次にいつ栄養が入ってくるかわからないので、生命を維持するためにため込んでしまうのです。

そのため、断食翌日の回復期に、少量ずつ固形物を食べて体を慣らしていくことが大切です。回復期以降も糖質を摂り過ぎないように食事内容を意識することが大切です。糖質を摂り過ぎると、エネルギーとして使われなかったもの以外は中性脂肪として蓄積され、リバウンドしやすいです。

準備期、断食日、回復期の3日間で行ってください。基本的に水の摂取を中心に、スープや野菜ジュースなどは摂っても問題はありません。リバウンドしないために回復期の食事内容には気をつけて、ダイエットや美容、健康効果を得てくださいね。