お肌のくすみでお悩みではありませんか？くすみがあるお肌にメイクをしても、なんだか仕上がりに納得がいかなかったりします。また、疲れているように見えたり、実際の年齢よりも上にみられてしまったりします。
くすみには種類があります。まずはその種類からご紹介いたします。また、種類別の原因や、その原因に合わせた透明肌を取り戻す方法なども併せてご紹介いたします。くすみのない美肌を手に入れたい方は、最後までご覧ください。
くすみには種類がある
くすみにはいくつかの種類があります。
メラニン
顔の部分部分に見られることが多く、黒っぽい茶色のような色に見えます。
乾燥
乾燥しているので、肌がかさつき艶もありません。薄いグレーのような色に見えます。
古い角質
古い角質がお肌にたまると、黒っぽく見えてしまいます。
血行不良
様々な原因で起こる血行不良によって、血色が悪くなり全体的に暗い色に見えます。
黄ぐすみ
お肌が黄色っぽくくすんで見えます。
以上のように、5つの種類に分類することができます。
種類別のくすみの原因
メラニン
メラニンは元々お肌を守る役割を持っています。ですが、過剰に紫外線を浴びたり、衣類との摩擦などで、メラニンは必要以上に増えてしまいます。メラニンが増えすぎることで、排出が追いつかなくなり、お肌に残ったメラニンが色素沈着を起こし、くすませてしまいます。
乾燥
お肌が乾燥してしまうと、肌のキメが乱れてしまいます。キメの乱れたお肌に光が当たると乱反射してしまい、お肌をくすませてしまいます。
古い角質
古い角質が落とされずお肌に残っているままだと、黒ずんでしまいお肌をくすませてしまいます。
血行不良
睡眠不足、ストレス、喫煙、ダイエットなど、様々な原因で血行が悪くなることで、お肌の色をくすませてしまいます。
黄ぐすみ
このくすみの原因は糖質の過剰摂取による「糖化」と、脂質の過剰摂取による「カルボニル化」が考えられます。摂りすぎた糖質や脂質が、体内でタンパク質と一緒になってしまい、肌が黄色くくすんでしまいます。
原因に合わせた透明肌の取り戻し方
先にご紹介させていただいた原因別に、透明肌の取り戻し方をご紹介いたします。
メラニン
基本は紫外線対策になります。今まで何もしていなかったのなら、すぐに始めて下さい。日傘や、UVカット機能がついている衣類や帽子などを使用することをおすすめします。
また、摩擦によってもメラニンが増加してしまいます。洗顔などの時にゴシゴシお肌をこすったりするのはやめましょう。優しくなでるように洗って下さい。
乾燥
乾燥には保湿あるのみです。徹底的に保湿してあげることが大切です。表面だけを潤すのではなく、奥まで潤いをたっぷり与え、保湿することが大切です。
化粧水には、ヒアルロン酸やコラーゲンが含まれているものを選びましょう。また、美容液や乳液には、保湿成分であるセラミド入りのものがおすすめです。
古い角質
毛穴ケアが必要です。まずはしっかりと古い角質を落とす必要があります。毛穴パックなどを利用するのもいいので、しっかりとお肌のクレンジングと洗顔をしてあげて下さい。エステなどできれいにしてもらうのも一つの方法です。
血行不良
血行が悪くなる原因を取り除かなくてはいけません。禁煙したり、ストレス解消したり、質の良い睡眠をとったりしてください。
また、左右の頬を膨らますだけの、簡単なエクササイズを家事や仕事の合間に行うことで、顔の血行をよくすることができます。入浴や軽めの運動をすることで、血行不良を改善する効果があります。
黄ぐすみ
脂質や糖質の摂りすぎに注意して、食生活を見直すことが必要です。
まず、脂質に関してですが、日常的に使っているオイルを、比較的酸化しにくいココナッツオイルやオリーブオイルに替えましょう。ポリフェノールが多く含まれる食品や、ビタミンＡ・Ｃ・Ｅを積極的に摂るようにしてください。
次に糖質に関してです。まずしないといけないことは、想像がつくとは思いますが、甘いものを控えるようにしましょう。ケーキや甘いもの、ジュースなども避けるようにしましょう。次にたんぱく質である肉や魚などに進み、ご飯のような炭水化物は、できるだけ最後の方に食べるようにしてください。
また、食事の順番も見直してください。いきなりご飯を口に入れると血糖値は急上昇します。糖質の吸収抑制のために、まずは野菜や海藻などから箸をつけるようにしてください。
肌のくすみはメイクで隠せ！
今は、肌のくすみ対策コスメがたくさん市販されています。中でも、肌色を補正してくれるコントロールカラーは、肌のくすみの種類ごとに対策カラーが用意されています。
メラニン＝オレンジ
乾燥や古い角質＝イエロー
血行不良＝ピンク
黄ぐすみ＝パープル
というふうに、くすみの種類によって適したコントロールカラーがありますので、こう言った物を利用することで、簡単にくすみ肌の色を補正することができます。
また、メイクをする時に、Ｔゾーンと目の下に少し明るめの色（ハイライト）を入れることで、ぐっと顔の印象が明るくなります。
くすみのない美肌を手に入れよう！
女性にとって、お肌のくすみはマイナスポイントになります。周りに与える印象も良くありません。いくら気持ちは元気でも、お肌がくすんでいては、疲れているようにみられてしまいます。
今回お肌のくすみの種類を紹介しましたが、まずは自分がどのくすみタイプに当てはまるのかを探してみることから始めて下さい。そうすることで、対策法がみえてきます。
お肌のくすみをメイクでカバーすることも可能です。でも、それでは根本的な改善とは言えません。スッピンでもくすみのない美肌を目指して、しっかりとケアしてあげてくださいね。
