様々な原因で起こる「体のだるさ」を解消する食べ物とストレッチ

どこかに痛みがあるわけじゃないけれど、体がだるくてやる気が起きない。そんなお悩み抱えていませんか?

今回は体のだるさがある時に考えられる原因を解消するための方法を、食事面とストレッチの両側面からご紹介します。

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体のだるさの原因は様々

体がだるくなる原因は実にさまざまあります。ここではどんな原因が考えられるかをご紹介していきますね。

睡眠が関係する身体のだるさ

眠っていたとしても睡眠の質が良くないと、疲れがとれにくくなります。

その1つとして体内時計が狂っているケースがあります。休みの日は夜更かしして朝寝をするという人は特に要注意です。

また寝ているときに身体に力が入っていたり、夢ばかり見る方も睡眠の質が悪くなりがちです。

食生活が影響する身体のだるさ

体を健康に保つには食事が大切です。

ビタミンBや鉄分、ミネラルなどさまざまな栄養素をバランスよく取っていないと、身体は健康に保てずだるさが出やすくなります。

また炭水化物の取り過ぎにも要注意です。血糖値の上がり下がりを急激に起こすので疲労感が増してしまうのです。

さらに甘いものなど糖質を取り過ぎる人も、代謝ダウンにより疲れやすくなりますよ。

ストレスが関係する身体のだるさ

ストレスを常に抱えていると、体のだるさが起こりやすくなります。心の疲れは体の疲れに直結しやすいので、ストレスを抱え過ぎないようにしましょう。

ホルモンバランスが関係する身体のだるさ

女性は月1のものがあり、生理周期によって体のだるさが起こりやすくなります。特に生理前は月経前症候群の症状も出やすくなるので、体を冷やさない事も大切です。

病気が関係する身体のだるさ

自分では気づいていなくても、体のだるさには病気が潜んでいることもあります。

例えば風邪もそうです。また甲状腺の病気などになると、異常に疲れやすさが目立ってきます。さらに糖尿病も全身のだるさが出るのが特徴的です。

もっと怖い病気でいうと脳梗塞の前兆という可能性もあります。血管がつまりがちになると、血流が悪くなりだるさが表れるのです。

様々な原因で起こる「体のだるさ」を解消する食べ物とストレッチ

体のだるさを解消する食べ物

では食べ物から体のだるさを解消する方法として、おすすめの食べ物をご紹介しましょう。

鶏肉

疲労回復成分を多く含む鶏肉をとることで、からだのだるさを軽減することが出来ます。様々な部位がありますが、胸肉がもっとも疲労回復効果を持っていますので、もも肉よりも胸肉を選ぶことをおすすめします。

柑橘類

柑橘類は酸味があるのが特徴の1つですが、そこには多くのクエン酸が含まれています。クエン酸は疲労性物質と言われる乳酸を分解することから、だるさ解消に効果的です。

レモンやオレンジなどに加えて、クエン酸といえば梅干もおすすめですよ。

豚肉

疲労回復食材として今や有名なのが豚肉。

これは、ビタミンB1が含まれているためで、代謝に関わる栄養素でもあるビタミンB類は精神的な疲れなどにも効果を発揮すると言われています。

体のだるさを解消してくれる食材を知ると、そればかりを食べようとしがちですが、それは避けてください。身体のことを考えると多くの栄養素をバランスよく取ることが何より大切です。

そこで、バランスの良い食事に疲労回復食材をプラスするという意識で食事を取りましょう。

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体のだるさを解消するストレッチ

では、最後に体のだるさを解消するストレッチをいくつかご紹介しましょう。

上半身のストレッチ

ストレッチも一部分だけでなく全体的に伸ばすことが大切ですので、まずは上半身から伸ばしていきましょう。

背中のストレッチ

1.椅子に座り、首の後ろで手を組みます
2.お腹を前に突き出すように背中を椅子の背もたれに当てて後ろに反っていきます

背中がぐっーっと伸びるのを意識してくださいね。

肩から肩甲骨のストレッチ

1.右手を上にあげます
2.右肘を背中側に曲げ、左手のひらで右肘を持ち、左に倒します

右側が終わったら左側も行いましょう。これによって肩甲骨を動かすのと同時に肩・腕周りを緩めることが出来ますよ。

首のストレッチ

1.右手を左耳の上あたりに添え、右側にゆっくりと倒します
2.左手は指先が床に引っ張られているように、肩を下に下げます

首の横側がストレッチされるのを感じながら左右行ってください。

下半身のストレッチ

続いては足のストレッチをご紹介していきましょう。

1.椅子などの上に、右側の足の踵をのせます
2.上半身をゆっくりと曲げていき、太ももの裏やふくはぎが伸びるのを感じてください

ストレッチは必ず左右両方行い、伸びにくいなと感じた側は回数を増やして行いましょう。また反動をつけると、筋トレになってしまうのでじんわり10秒伸ばすということを意識してくださいね。ストレッチをするときに痛いかもしれませんが、息を止めないこともスムーズに筋肉を伸ばす秘訣です。

いかがでしたか?食べ物を見直し、ストレッチをし、全身の血流をスムーズにしてあげることで、だるさ解消にチャレンジしてみてください。