様々な健康効果も得られる「えごま油ダイエット」のやり方

ダイエットに油は禁物、と考えて油抜きの食生活をしていると、かえって健康を損ねてしまうということは、ダイエットでは常識になりつつあります。油でも様々な種類があり、健康な体作りのために、油にこだわる人も多くなっています。そこで今回は、えごま油を使ったダイエット方法について、その正しいやり方や注意点を詳しくご紹介します。

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「えごま油」ってどんな油?

シソ科のえごまは、大葉と似た葉の植物で、この種子から搾ったのがえごま油です。えごまの種子は飛騨地方の名物、五平餅のタレとしても使われています。元々は明かりのために使われていたほか、防水として傘などにも使われていました。しかし江戸時代の後期になってから入ってきた菜種油が油の主流となり、えごまを作る農家は減っていきました。

えごまの知名度は下がったものの、伝統食などに使う地方などもあり、えごまは少ないながらも作られ続けていました。そのえごま油に含まれる成分が、他の油よりも体によいということが新たに分かり、今注目を集めているのです。

様々な健康効果も得られる「えごま油ダイエット」のやり方

えごま油の効果

油がダイエットによくないといわれるのは、油が脂質であり、過剰に摂取することで血管中のコレステロールが増加することにあります。では、えごま油が体にいいといわれる理由は一体どのようなものなのでしょうか。

えごま油に含まれる成分と、その効能を詳しくご紹介します。

アルファリノレン酸

えごま油に含まれ、最も健康によいとされているのが、このアルファリノレン酸、もしくはオメガ3と呼ばれる不飽和脂肪酸です。動物性の油や、綿実油などに含まれる飽和脂肪酸は、過剰に摂取すると血液中の悪玉コレステロールを増加させてしまいます。しかし逆に不飽和脂肪酸は、アレルギー症状を抑え、コレステロールをコントロールしてくれるのです。

アルファリノレン酸の効能

・血管内での血栓を予防するほか、血流の改善
体内でDHAやEPAに変換され、神経伝達物質の働きを助ける
・アレルギー症状を抑え、症状を和らげる
・悪玉コレステロールを減らし、バランスを調整する
・生活習慣病やがんの予防
・認知症やうつ病の改善

特に青魚に豊富なDHAやEPAですが、1日に必要とされる量を摂取するにはかなりの量を食べなければいけません。しかしえごま油なら少量の摂取で済み、しかも手軽に取り入れることができるので、体にとってもうれしい食材といえます。

ロズマリン酸

シソ科の植物のほか、ハーブであるローズマリーやレモンバームに含まれるポリフェノールの一種です。アレルギーを緩和させる効能があり、過剰反応を起こしている免疫反応を正常へ戻してくれます。

また食べ物に含まれる麦芽糖が、ブドウ糖に変換されるのを抑制する働きもあります。ブドウ糖になってしまうと体に吸収されるため、過剰に変換されたブドウ糖は体に蓄積されてしまいます。それを防いでくれるので、中性脂肪が消費されることになり、肥満防止や生活習慣病の予防にもつながります。

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えごま油ダイエットのやり方

このように体に様々な効能をもたらしてくれるえごま油ですが、実際にダイエットするためにはどのような方法で取り入れればいいのでしょうか。

えごま油のダイエット方法は、えごま油スプーン1杯を毎日摂取する、ただこれだけの方法です。もちろん、体に良いとはいえ油ですので、過剰摂取は避けてください。

えごま油ダイエットの注意点とは

アルファリノレン酸の1日の摂取目標量は2g以上となっていて、小さじ1杯程度です。えごま油に含まれるアルファリノレン酸は、他の油と比べ、えごま油の6割を占めており、大量に摂取することでかえって健康を損ねる可能性があります。そのほかにも、摂取の際には注意が必要です。

加熱しない

えごま油は酸化しやすく、また高温になると酸化が進んでしまいます。できるだけそのまま摂取するようにしましょう。

保存の際は冷蔵庫に

空気に触れないようしっかりふたを閉め、冷蔵庫で保存しましょう。開封後できれば1ヶ月から2ヶ月で使い切るようにします。

購入の際にはえごま100%のものを選ぶ

残念ながら、えごま以外の油を混ぜた商品も存在します。酸化を防ぐ遮光瓶に入ったえごま100%の商品を選ぶようにしましょう。

様々な健康効果も得られる「えごま油ダイエット」のやり方

えごま油ダイエットにおすすめなレシピ

えごま油には独特の味と香りがあるため、そのまま飲むのはちょっと抵抗がある、という方のために、えごま油を使ったおすすめレシピをいくつかご紹介します。

簡単卵かけご飯

熱々のご飯に生卵をかけ、えごま油を小さじ1杯かけるだけなので、毎日の習慣にしやすくおすすめです。

納豆かけご飯

こちらは生卵の代わりに納豆をのせ、えごま油で食べます。納豆にも血流を改善する効果があります。

味噌汁やスープに混ぜる

食べる直前にえごま油を入れます。この程度の温度なら、酸化せずに飲むことができます。

ドレッシングに混ぜる

いつも使っているドレッシングに混ぜるだけです。手作りドレッシングを毎日作るのはちょっと大変、というときにおすすめです。

様々な健康効果も得られる「えごま油ダイエット」のやり方

えごま油は食べるだけじゃない?こんな活用方も

えごま油は食べるのももちろんおすすめですが、クレンジング効果もありますので、毎日の洗顔に取り入れてみましょう。方法は小さじ1杯のえごま油を顔全体になじませ、しっかりマッサージをして皮脂汚れを落とします。濡らしたタオルで油を拭き取れば完了です。

食事に取り入れたり、そのまま飲むだけでも体の中から調子を整えてくれるえごま油。ぜひ取り入れてみてくださいね。