意外と大きい!角栓を指で「ニュルっ」と押し出す行為のリスク

肌のケアに体型管理、女性が美を追求するためには労力も時間も費やさなければなりません。しかし、面倒だからと誤ったケアをすることは大きなリスクがともなうこと、ご存知でしょうか。

いくらケアしても気になる鼻の角栓。面倒だからと指を使って皮ふをつまみ、押し出して除去しているという方も多いと思います。ただ、この押し出すという除去方法のリスクまで考えず行っている方がほとんどなのです。

そもそも角栓を指で押し出す行為は正解なのか、リスクとともに正しいケア方法をご紹介していきます。ニュルっと出すのが気持ちいいと癖になってしまう前に、ぜひ確認してみてくださいね。


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角栓を指で押し出すのはアリ?

毛穴がぽつぽつと黒ずんで見えてしまうのは、角栓に溜まった汚れが原因です。特に気になる箇所といえば鼻や顎周りでしょう。

毎日のクレンジングに洗顔、きっちり行っているのにどうして汚れが溜まるの?と疑問に感じますよね。実は、汚れといっても皮ふに必要な皮脂が元凶になっているため、皮脂の酸化を防ぎ、常に清潔にしなければ黒ずみは悪化するばかりなのです。

押し出し行為はナシではない

そんな汚れが指で押し出すだけで取り除けるなら、角栓ケアとして誰しもが取り入れたいものだと思います。ただ、押し出してもよい角栓と、そうでないものがあります。

角栓自体が洗顔などの刺激で洗い流されてくれるような柔らかいものは、指で軽く押すだけで外に飛び出してくるでしょう。こういった状態のものであれば問題ありません。しかし、爪の力で強くつまんだりしないと出てこないような状態の角栓は、絶対に無理やり押し出さないようにしましょう。

無理やり押し出す行為は、肌へ深刻なダメージを与えることになります。

意外と大きい!角栓を指で「ニュルっ」と押し出す行為のリスク

角栓を指で押し出すリスク

あなたの肌にダメージを残さないために、どのようなリスクがあるのか、しっかり確認してくださいね。

1.皮ふに凹凸ができる

ニキビをつぶした時に現れるような肌の凹凸。これは、無理に角栓を除去しようと押し出す行為でもあらわれることがあります。一度跡が残ってしまうと、中々元のなめらかな素肌へ戻すことは難しいでしょう。

2.色素沈着が発生する

同じ個所に集中してダメージを与えることで、色素沈着が起こり、シミのようなものがぽつぽつとあらわれることもあります。毎日の紫外線ケアをいくら頑張っても、些細な行為で肌をくすませてしまうことに。

3.炎症を起こす

基本的に、肌には手で触れないのが美肌の鉄則です。もちろん、スキンケアの際は手で触れてケアする必要がありますが、それ以外でやたらと肌に触れる行為は良くありません。なぜなら、手にはさまざまな菌が付着している恐れがあるからです。

角栓を押し出す時、もし手に菌が付着している状態だとしたら、毛穴にダイレクトに菌を届けてしまう形になります。そうなると当然肌は炎症を起こし、ニキビが発生したり、肌荒れを引き起こしてしまうでしょう。

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角栓が毛穴にたまらないようにする方法

ではどうすればそんな角栓を溜めない肌を作り出すことができるのか、その方法はとってもシンプルです。

毎日の正しい洗顔が美毛穴をキープする!

メイクや皮脂、ホコリで肌が汚れるのは毎日のことです。1日でも洗顔を怠れば、もちろん角栓は溜まっていくことになるでしょう。効果的なケア方法を取り入れていくのはもちろんですが、まずは基本の洗顔からきちんと行うことが大切です。

洗顔は泡が命!

洗顔で大切なのは、泡立てること。手のひらで肌をこすっても、毛穴の汚れまでは中々落とすことができません。その点泡で肌を包み込み、その上から手のひらで円を描くようにマッサージすると、泡の中に毛穴の汚れが流れ出し、角栓も除去することができるのです。

泡で出てくる洗顔フォームも販売されていますが、チューブタイプの方が泡の質は良く、もっちりとした泡を作り出すことができます。別途ネットが必要になりますが、毎日のこのケアをするかしないかで角栓の状態は格段に変化してくるでしょう。

気になる小鼻や顎は入念に

角栓が気になる箇所があるのなら、指先が肌に触れないくらいの泡をつけ、泡の上から入念にマッサージしてあげましょう。皮脂汚れもさっぱりしますし、洗い上がりが変わってきます。

洗顔後は徹底保湿

汚れを落とした毛穴は、すぐにケアしてあげないと汚れがすぐに溜まってしまいます。外気などの刺激や乾燥により、過剰な皮脂が分泌されてしまわないよう、必ず保湿を徹底するようにしてください。

洗顔後は汚れだけでなく、肌を保護する皮脂も取り除かれている状態です。その状態を放置することはさまざまな肌トラブルを引き起こす要因になりかねません。必ずすみやかに保湿を行い、肌を守ってあげましょう。

意外と大きい!角栓を指で「ニュルっ」と押し出す行為のリスク

角栓とサヨナラする特別ケアも取り入れよう

たまらせないようにする方法は、基本的なケアとなりますが、特別なケアを週に1度行うだけでも基本の手当ての効果を高めてくれます。

鼻ラップパック

1.まず、小鼻まで埋め尽くすことができるサイズにラップを切ります。
2.ラップを鼻にあて、穴部分は空気が入るようにあけておきましょう。
3.そのまま入浴します。半身浴が好ましいですが、全身欲でも20分程度浸かることができる湯温であれば問題ありません。
4.そして最後にしっかりと洗顔し、浮き出た汚れをごっそり洗い流しましょう。

もちろん、メイクは先にオフしてから行ってくださいね。

半身浴の場合は、汗をかきやすくなるよう事前に水分をとっておくことをおすすめします。夏の暑い季節であれば、湯温は38度を目安に、浴室にペットボトルなどを持って入るのもよいでしょう。

いかがでしたでしょうか。角栓悩みは尽きないものですが、予防法と特別ケアで徐々に綺麗な毛穴を手に入れることができます。

基本的なお手入れをしっかりと毎日続けることがもっとも有効なケア方法とはいえますが、たまにのパックと同じように、角栓の特別ケアも行ってあげると効果をアップさせてくれますよ。