太っている人で、「私食べていないのに太ってしまうの」という人がいます。確かに食べていないのに太る人というのはいるのです。でも、その原因を知ろうという人は以外にも少なく、原因を知らずに、様々なダイエットに挑戦し、ことごとく失敗してしまいます。
食べていないのに太るのには、きちんと原因があります。その原因と、食べても痩せる正しいダイエット法をご紹介いたします。この方法を知ることで、今までのような失敗を繰り返し、リバウンドに悩まされる日々ともさよならすることができます。是非参考になさって下さい。
食べていないのに太る女性はかなり多い!
いつもと比べると、あまり食べていないと思った日の翌朝、体重を測ってみると、まったく変化なしという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?日頃から少食なわりには太っているという方もいます。
外見で、かなり細身な人が大食いだったり、太っているのにすごく少食な人がいたりして、ちょっとビックリしたということありませんか?太っているのに少食な人の特徴としては、ぷよぷよした脂肪がたくさんついていて、体にメリハリのない人が多い傾向にあります。
また、ダイエットをしていて、食事制限をしているのに、全然体重が減らないという方もいらっしゃいます。ダイエット中は、停滞期というものもありますし、今までほとんど運動をされていない方が急に運動を始めると、一時的に体重が増えることもあります。
食べないと太ってしまうということもあるのです。
まずは、食べていないのに太る原因をしっかりと知っておくことが重要です。
食べていないのになぜ太る?
<運動不足>
普段から歩くことも少なく、車や電車、エレベーターやエスカレーターなどを頻繁に使ってはいませんか?食べる量が少なくても、身体を動かすことが少ないと、それだけ消費カロリーも少なくなります。当然、脂肪はどんどん蓄積され、代謝も悪くなり、食べていないのに太っていってしまいます。
<睡眠不足>
寝ている時もカロリーを消費しているということをご存知でしたか?睡眠不足になると、その分カロリー消費量も少なくなり太ってしまいます。また、体の疲れがとれず、だるさといった症状が出て、いつもよりも動きづらくなり、起きている時に消費できるカロリーまで少なくなってしまいます。
<冷え症>
女性の方は冷え症の方が多い傾向にあります。体が冷えると、当然代謝が悪くなり、痩せにくい体質となっていってしまいます。
<むくみ>
先ほどの冷え症とつながる部分があります。体が冷えると代謝が悪くなり、リンパの流れも悪くなります。体内の老廃物の排出がスムーズにできなくなって、むくんでしまいます。浮腫み体質になってしまうと、水を飲むだけでも太ってしまいます。
<ストレス>
ストレスを抱えている時は、寝ているのに疲れがとれないですよね。ストレスは睡眠の質を低下させ、カロリーを消費しにくくなっていきます。睡眠時間が5時間に満たない人は肥満になる傾向にあるというデータもあります。
<偏った食生活>
ダイエットをしていたり、好き嫌いがあったりと、いつも偏った食事ばかりしている人は、栄養不足気味になります。偏った食生活は、脂肪がつきやすくなり、代謝も悪化し、食べていないのに太るという、太りやすい体質になっていってしまいます。
<過剰なカロリーと塩分摂取>
どんなに食べる量が少なくても、食べているもののカロリーが高いと太って当たり前です。また、塩分の過剰摂取は、むくみの元になります。
<基礎代謝の低下>
ダイエットで食事制限などをして、食事のカロリーを極端に減らす方がいます。それは基礎代謝の低下を招いてしまい、食べていないのに太るという体質になってしまいます。
食べて痩せる正しいダイエット法
痩せるには、しっかりと食べることが大切です。1日3食は基本だと考えてください。正しいダイエットとはどういうものなのかをご紹介いたします。
1.お米を食べる
お米を食べると太る思っている方がまだまだ多いようです。ですが、パンや麺類などと比較すると太りにくいのはお米なのです。それでも白米はちょっとと言う方には玄米や雑穀米などを白米に混ぜて炊いたものがおすすめです。食物繊維やビタミン、ミネラルを補給できますし、健康な体作りにもなります。
2.痩せいないといけないと思わない
痩せることばかり考えていると、それがストレスになってしまうのです。厳しい食事制限、過酷な運動、ストレスばかり感じるようなダイエットをするのは、かえって痩せにくい体質を作り出してしまいます。ダイエットにストレスはつきものだなんて思っていませんか?そんなことはありません。頑張りすぎず、自分ができるペースで進めていけば、余計なストレスを溜めることなく痩せることができます。
一番大切なのは、「この日までに○○kg痩せる!」などと決めないことです。バランスの良い食生活と、適度な運動、そして、質の良い睡眠がポイントになります。
3.低カロリー・ゼロカロリー
痩せたいからと言って、低カロリー・ゼロカロリーにこだわり、そればかり食べる人がいます。それでは栄養が偏り不足してしうだけでなく、栄養不足は食べているのに太ってしまうという体質を作る原因の一つになってしまいます。ダイエットに利用するのはいいのですが、これだけという使い方ではなく、ちょっと食べ過ぎた時や、小腹がすいた時などに食べるようにしましょう。
4.食べる量
1日3食が基本です。ですが、食べる量には注意しなくてはいけません。食べて痩せる為には、朝食はしっかりと食べましょう。昼食は普通に、夕食は少なめにというのが理想的です。
5.適度な運動
自分の限度を超える運動は続きません。辛いと感じるものも続きません。ダイエットの為に、運動の時間を作るのはなかなか難しいものです。毎日の生活の中で、エスカレーターやエレベーター、車などは使わず、歩く距離を増やしてみましょう。早起きして、一駅分歩いてみたりすると、気分もリフレッシュできるので、気持ちよく一日を始めることができます。
6.ビタミン・ミネラルも必須!
タンパク質・脂質・糖質が必要なのはご存知かと思います。ですが、食べて痩せる為には、ビタミンやミネラルもしっかりと摂取することが大切です。これら5つの栄養素をバランスよく摂取するようにしましょう。
マイペースで頑張りましょう!
ダイエットを始める時、多くの女性は、いつまでという目標や、期限を決めてしまいます。数ヶ月や半年単位でゆっくりと落としていくならまだしも、短期間で急激に体重を落とそうとすると、必ずリバウンドします。
リバウンド後に再度ダイエットにチャレンジしても、今度は太りにくい体質になってしまっている可能性があります。
ダイエットをする時に目標をつくるなら、期限ではなく、体重や体のサイズにしましょう。どんなに時間がかかっても、健康的に痩せなければ意味がありません。貴方のペースでゆっくりと目標に近づいていってくださいね。