すーっと涼やかな一重まぶたも魅力的ですが、ぱっちりと大きな二重まぶたも素敵ですね。
一重か二重かという違いですが、同じ人でもびっくりするぐらい印象が変わるため、特に女性は二重まぶたになって目元を大きくぱっちり見せたいと日々努力してメイクしている方が多いようです。二重まぶたにするには美容整形での整形手術が効果的ですが、お金もかかりますし、何より怖いですね。
他にもドラッグストアやコスメショップなどで販売されているアイテムを使う方法もありますが、毎日使わなければならなかったり、肌に合わないとかゆみや痛みが出ることがあり、人によっては使えないといったこともあります。
実は二重まぶたは美容整形しなくても自分で簡単に作ることができる方法があるのです。お金も手間もほとんどかけずにぱっちりした目元を手に入れる方法をお教えしましょう。
二重まぶたは3種類
ぱっちりした魅力的な二重まぶたですが、日本人は一重まぶたの方が多いことをご存知でしょうか?
日本人を始め、黄色人種は一重まぶたの人が多く、日本人で「生まれつき二重まぶた」の方は全体の3割ほどです。つまり日本人の約7割の方が一重ということなのです。これは男女共に割合は同じと考えられています。
日本人は、まぶたの皮下脂肪や眼窩内の脂肪が白人や黒人より発達しているため、まぶたが厚く、一重まぶたの方が多いのです。一重に見える「奥二重」の方も多いですね。祖先がシベリアなど寒いところから渡ってきたため、目を保護するためにまぶたが厚くなったという節もあります。
ちなみに、三重まぶたの人もいますが、こちらは皮膚のたるみなどが原因のこともあり、注意が必要かもしれません。
多くの女性が憧れる二重まぶたですが、その種類は3つに分かれています。
平行型
平行型は欧米人に多いタイプで、目頭から目尻まで二重の幅が平行なのが特徴で華やかな印象がありますね。芸能人では佐々木希さんがこの平行型です。
末広型
目尻に行くほど幅が広くなるタイプで、日本人に多い二重まぶたです。芸能人では新垣結衣さんがこのタイプです。
奥二重
二重の幅が狭いので、二重部分がまぶたで隠れてしまっているのが特徴です。ぱっとみると一見一重に見えてしまうことも多く、芸能人では吉高由里子さんがこのタイプですね。
この3種類の中で平行型がもっとも好まれる二重のタイプです。
自分で二重まぶたにすることは可能?
生まれつき一重まぶたの方が二重まぶたへ変わることは結論から言えば可能です。
一重まぶたの場合、上眼瞼挙筋分岐部分が皮膚からはがれている、またはくっつきが弱い状態です。そこに皮下脂肪などの別の原因が合わさっているのです。
二重まぶたの構造には、まぶたを動かす筋肉「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)」が大きく関係しています。この筋肉は、上まぶたを開く時に使われます。瞼板(けんばん)という、まぶたの中にある薄い板を持ち上げるのですが、二重まぶたの人の上眼瞼挙筋は枝分かれして、上まぶたの皮膚にもつながっています。
まぶたを開く時に、まぶたの皮膚も引っ張り、上まぶたが折りたたまれるようにして開くため、二重になります。ただし上眼瞼挙筋が枝分かれしておらず、上まぶたにくっついていない場合は手術をしないと二重まぶたになるのは大変かもしれません。
もちろん、一重まぶたでも二重まぶたにできる可能性はあります。
二重まぶたになる可能性があるまぶた
・皮下脂肪が厚いまぶた
・上眼瞼挙筋が弱いまぶた
まぶたの皮下脂肪を薄くしたり上眼瞼挙筋の筋力をアップさせることはなかなか難しく、一朝一夕ではできません。マッサージや筋トレ、エクササイズを継続的に行って、まぶたの脂肪を減らし、むくみを取ることで、まぶたにある厚みを薄くすることができます。まぶたのたるみは、顔を老けて見せますので、きちんとケアをしていきましょう。。
自分で二重まぶたにする方法
自力で一重まぶたから二重まぶたにする方法を9点ご紹介いたします。
1.美容液
寝ている間に二重まぶたをつくる美容液「ドリーミンアイリッチ」をご存知でしょうか。
強力な粘着力があり、アイプチと違い、前日の寝る時に1回塗るだけで次の日中キープすることができます。また、ヒアルロン酸、ローヤルゼリー、ビタミンC誘導体といった美容成分も配合されているため、二重と同時にお肌もキレイにしていくことができます。
初回限定で「全額返金保証制度」もあるので、もし使ってみて違うと思われた場合は返金もOKです。まずはお試しください。
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2.まぶたの筋トレ
まぶたの筋トレを行って、上眼瞼挙筋を鍛えましょう。
まぶたの筋トレ方法はとても簡単で、ウインクするだけです。リズミカルに片方ずつウインクを行います。時間は3分ほどを目安にしましょう。好きな音楽をかけてリズムに乗りながら行うとあっという間です。
3.眼輪筋を鍛える
眼輪筋とは、目の周りにある筋肉のことで、涙の量の調整やまぶたを開け閉めする時に使われます。眼輪筋が衰えると、まぶたのたるみやくまなどができやすくなり、まぶたがまばたきをする時にきちんと閉じなくなることから、ドライアイの原因にもなります。
1.目尻に人差し指を置き、外側に優しく引っ張ります。
2.そのまま5秒目を閉じます。
3.ゆっくり目を開けます。
4.目尻の上を押さえ、外側の上方に引っ張ります。
5.そのまま5秒間目を閉じます。
6.目尻の下を押さえて、外側の下方に引っ張ります。
7.そのまま5秒目を閉じます。
※強くやりすぎないようにご注意ください。
4.まぶたのマッサージ
目の周辺のマッサージは力を入れずに行うのが基本です。
1.目頭の骨を親指と人差し指で軽く挟み、揉みほぐすように目尻までマッサージする
2.目を閉じ人差し指で目頭から目尻まで二重のラインを作りたいところをなでるようにマッサージする
3.人差し指が目尻まできたら斜め上方向に引っ張り狐の目を作り、目を開けて3〜5分間ほどキープする
マッサージでまぶたの皮下脂肪やむくみが解消されます。
5.まぶたの脂肪を燃焼させるマッサージ
1.まゆげを動かさないように目を大きく開きます。
2.そのまま10秒間キープします。
3.まゆげを動かさないように、素早く目を閉じます。
4.そのまま10秒間キープします。
5.1から4を5回繰り返します。
まぶたは顔の中でも皮膚が薄いため、意識して動かしたりマッサージをしていけば、効果が現れやすい場所です。ただし力を入れすぎたり、回数を増やしてしまうと、逆にたるみの原因になりますので注意しましょう。
6.寝る前に癖をつける
寝る前にアイプチやアイテープといった二重まぶた用のアイテムを使い二重の癖づけをします。毎日続けることでだんだんと二重まぶたの癖がつきます。
アイテープはまぶたにテープを貼る方法ですが、日中だと目立ってしまうので夜寝ている時に癖をつけるのがおすすめです。以下の動画ではテープをつけた後目立たなくするメイクの仕方も紹介してくれているので、ぜひ参考にしてみてください。
ただしアイプチもアイテープも、基本的には起きている状態の時に使うことを前提としています。接着していますので、寝ている時にはかえってまぶたに負担になる可能性もないとはいえません。ナイト用の二重まぶたケアができるアイテムなどもありますので、皮膚が弱い方はそちらも使うことを考えてみましょう。
7.まぶたのエクササイズ
顔は正面を向けたまま、上目遣いでパチパチとまばたきを繰り返します。アイプチやアイテープなどを使って二重まぶたを作って行うのが効果的です。
8.まぶたを温めて冷やす
まぶたの血行を促進し、むくみを解消したり脂肪を燃焼させやすくしましょう。蒸しタオルと冷たい水で冷やした冷たいタオルを用意し、蒸しタオルで5分ほどまぶたを温め、次に冷たいタオルで5分ほど冷やしましょう。
蒸しタオルの作り方は、水に濡らしてしっかり絞ったタオルを、電子レンジで30秒から1分ほど温めて用意します。。熱すぎると逆効果なので注意してください。冷たいタオルは、しっかり絞ったタオルを冷蔵庫などで冷やして作ります。保冷剤を使ってもいいですが、直接まぶたに当てることのないよう、タオルなどで包んでから使うようにしましょう。
目の温冷ケアは3回を目安にして、やりすぎないようにするのがコツです。
9.ツボを押す
二重まぶたを作る便利なツボはありませんが、目元のツボを押すと血行が良くなりむくみが解消されます。
まぶたのたるみを取るツボとしては、魚腰と瞳子りょうがあります。
魚腰
1.眉の中央の下にあるツボに、親指の腹をつけます。
2.強めに押し、気持ちいいと感じるところで止めます。
3.そのまま眉を押し上げるようにもみます。
2.強めに押し、気持ちいいと感じるところで止めます。
3.そのまま眉を押し上げるようにもみます。
瞳子りょう
1.目尻から外側に1cmほど移動したところにあるくぼみがツボです。
2.人差し指の腹をツボに当て、軽く押します。
3.疲れ目にも効果がありますが、強く押しすぎないようにしましょう。
2.人差し指の腹をツボに当て、軽く押します。
3.疲れ目にも効果がありますが、強く押しすぎないようにしましょう。
ご紹介したこれらの方法によって、まぶたの筋肉を鍛えるだけでなく、皮下脂肪を燃焼させ、まぶたのむくみを取ることが可能です。特にパソコンやスマホなどで目は疲れやすいため、自力で二重まぶたを作るためにはこれらのマッサージやエクササイズを行うことが必要となります。個人差はありますが、早ければ1ヶ月程度で効果を実感できる方もいるようですが、最低でも3ヶ月は続けてみましょう。
諦めずに毎日コツコツ続けることが大切です。
注意してほしいこと
まぶただけでなく、顔の皮膚は他の部分より薄いため、ケアをする時には注意が必要です。
魅力的な二重まぶたに早くなりたいからと何度も同じマッサージを繰り返したりと無理をしてしまうと目元の負担になり、二重まぶたになるどころかシワができてしまったり、摩擦刺激による色素沈着やシミができてしまうのでやり過ぎには注意が必要です。
また使うアイプチやアイテープも、お肌への負担が少ないものを選ばないとかぶれの原因になります。皮膚が敏感な人は毎日使うため特に注意しましょう。アイテープにも片面テープや強力な両面テープなどもあるので、色々試して自分に合うものを見つけるようにしましょう。
目元のケアは「やさしく」が基本です。
継続することが何より大切
整形でもしない限り、一重まぶたから二重まぶたにすぐなれるわけではありません。日々の努力の積み重ねが大切になります。
やり始めたばかりの頃はモチベーションが高いのですが、日が経つにつれてついついさぼりがちになってきます。
1日でもさぼってしまうとそのままズルズルとさぼり続け、いつの間にかまったくやらなくなってしまったということになりますので、とにもかくにも回数や時間を減らしたとしても「とにかくやる!」という気持ちが大切です。
また平日忙しい時はすぐできるマッサージやエクササイズを中心にして、土日などゆっくりできる時にアイテープでしっかりケアするなどして、メリハリをつけてケアするのもおすすめです。
自力で二重まぶたになりたい方は、ぜひチャレンジしてステキな目元を手に入れましょう。