芸能人のブログやインスタグラムに度々登場する「水素水」。「水素水」は疲労回復やアンチエイジングにも効果があるというから気になりますよね。
今日は、今注目されている「水素水」についてご紹介します。
水素水とは
水素水とはその名の通り、水素分子を多く含む水です。水素水は電気分解することによって生成されます。
水素水が何故、注目されるのか。それは、水素には活性酸素と結びつき、体外に排出しやすいという性質があるからです。活性酸素は老化や病気の原因となりますので、体の疲れを早く回復したいスポーツ選手や美しさを保ちたい女優さんの間にあっという間に広がったのも頷けます。
水素水がもつ抗酸化作用
抗酸化作用とは体内に発生した活性酸素を防ぐ働きのことを指します。
まず、活性酸素について説明しますね。活性酸素とは「酸化させる力」が強力な酸素です。酸化力が強いことによって体内に入り込んだ細菌を殺してくれます。このように本来は体に有益な働きをする活性酸素なのですが、増えすぎるとその酸化力の強さから体の細胞にダメージを与えてしまうのです。
活性酸素の働きを説明するのに、よく使われるのが鉄さびの例えです。鉄さびも酸化によって起こる現象です。それと同じようなことが活性酸素の増加により体内で発生しているのです。体内で細胞が酸化してしまうことにより、老化が早まったり、病気の原因になったりします。
では、活性酸素が増えすぎないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。人間には元々活性酸素の増加を防ぐ働きが備わっています。活性酸素の増加を防ぐ為、体内で抗酸化酸素が作り出されています。しかし、この抗酸化酸素はストレスや加齢とともに生産量が減少していきます。これが老化のメカニズムです。
老化やストレスで体内で生産される抗酸化酸素が足りなくなるのであれば、体外から抗酸化作用がある物質を補うことで活性酸素の増加を防ぐことが出来ます。抗酸化作用がある食品は色々ありますが、日々体内で生産される活性酸素に対抗するために、毎日摂りつづけることは容易なことではありません。ですから、ただ飲むだけで抗酸化酸素を体内に取り入れることができる水素水は手軽で魅力的な抗酸化物質といえます。
水素水のアンチエイジング効果
水素水には抗酸化作用の他にデトックス効果や代謝を高める効果、しわを抑制する効果などのアンチエイジング効果があります。
水素水は体内の活性酸素を体外に排出する働きがあるため、体内の有害な物質を排出してれるデトックス効果があります。加えて、水素水には血液をサラサラにする効果もあるため、血液の流れが良くなり代謝を高めてくれる効果もあります。代謝が高くなれば太りにくく痩せやすい体質に変わります。美しい体型維持に効果的です。
また、水素水を飲むだけでなく、洗顔する際に使用すると、皮膚のコラーゲンを守ってくれ、紫外線によるシミやしわの発生を防ぐことができます。
水素水の効果的な飲み方
1日に1~1.5リットルを目安に飲む
水素水を1日に飲む量の目安は1~1.5リットルです。飲めば飲むだけ良いのではないかと考えるかもしれませんが、水を大量に飲み過ぎると体のバランスが崩れ水中毒になる場合もありますので飲み過ぎは禁物です。
また、水素水は一度開封すると水素がどんどん抜けていってしまう性質があるため、小分けにパックされている水素水を飲む場合には開封後数回に分けて飲むのではなく、一度に飲み切ってしまいましょう。
水素水は常温で
水素は60~70度になると空気中に拡散してしまいますので、水素水を沸騰させてしまうと肝心の水素がなくなってしまいます。ですから、水素水は常温で飲むことをお勧めします。冷たくして飲んでも構わないのですが、1日に1~1.5リットルも冷たい飲み物を飲んでいたら、体が冷え、代謝も下がり、アンチエイジング効果が薄くなりますからね。
2ヶ月くらい継続する
水素水の効果が実感できるのは飲み始めて2か月後くらいからです。数日飲んで変化がないからと飲むのを止めてしまうのではなく、2か月は継続してみましょう。
水素水を選ぶ際のポイント
水素水を選ぶ際にポイントになるのが含有する水素濃度です。水素が多く含まれていれば含まれているほど水素水の効果が期待できるのですが、実際は最高でも1.6ppmまでしか水素を溶け込ませることができません。水素水の商品の中には高濃度商品と高いppmをうたった商品も見受けられますが、あまりに高い数字の商品に関しては慎重に判断する必要があります。水素水の効果がある水素濃度は0.8ppm~1.2ppmですので、この基準内の水素水であれば問題ありません。
そして、水素水を選ぶ際には水素濃度ばかりを気にしてしまいがちですが、水素濃度よりも水素が逃げにくいパッケージかどうかという方が重要です。水素は地球上で最も小さい分子であるため、逃げやすいからです。水素水を生成してすぐは沢山含んでいた水素も流通する過程で時間が経過したり、パッケージの封を開けたりすると水素が逃げていってしまいます。水素を多く含んだまま水素水を飲むためには、封を開けたら1度で飲みきれる量の商品であること、そして一番水素が逃げにくいアルミパウチというパックに個別包装された水素水を選ぶと良いでしょう。