顔パックの適切な頻度って?効果を高める使い方のポイント5つ

顔パックはリーズナブルなものから高価なものまで、いろいろな種類が市場に出回っています。いくら高価なパックを使っていても使う頻度や効果的な使い方を知らなければ台無しです。美肌を作る上手な使い方をチェックしてみましょう。

広告

顔パックの適切な頻度は?

顔パックはどれぐらいの頻度で使っているでしょうか。少しでも早く効果を実感したいあまり、毎日パックしてはいませんか?美容液や美白成分をたっぷり含んだ高機能の顔パックの場合、毎日パックをしてしまうと栄養が多すぎて逆に肌に負担がかかります。

その結果肌を美しく整えるつもりがトラブルの要因になりかねないので、くれぐれもやりすぎは禁物です。目安はパックの説明書きに記載されている回数を守るのが良いでしょう。特にしっかり角質を取るタイプや毛穴の汚れを強力に落とすタイプの顔パックは、月1度程度にとどめた方が賢明です。

顔パックの適切な頻度って?効果を高める使い方のポイント5つ

顔パックは求める効果で選ぶべし!

顔パックはどれでも同じではありません。それぞれに効能や含まれている成分が違います。肌の悩みや自分が求める効果別に選ぶのがポイントです。

美白効果を求めるなら

肌の悩みで最も多いシミやそばかす。有害な紫外線を浴びたり、ストレスでもできると言われています。色素沈着したシミやそばかすを改善したいのであれば美白成分がたっぷりと含まれた顔パックがオススメ。アルブチンやプラセンタ、コウジ酸、ビタミンC、酒粕など美白成分は数多くあり現在でも新しい成分の開発が進んでいます。

肌にハリがないときは

最近肌にハリやつやがない、くすんで見えて化粧のりが悪い…こんな方には肌に輝きを取り戻しピンとはりつめたツヤツヤの肌を目指すパックを選びます。レチノールやコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの成分は肌本来の機能を回復しハリを出すために効果的です。

乾燥がひどいカサカサ肌には

空気が乾燥する冬場だけではなく、年中乾燥したカサカサ肌に悩む方は、肌に水分と潤いを補給する顔パックが最適。乾燥肌には保湿成分を含むセラミドやヒアルロン酸、潤い成分を含むオリーブオイルやはちみつが入ったパックを使えば効果アップです。

広告

効果を高める使い方のポイント

顔パックの効果を高めるためには使い方が大切。お風呂上りや洗顔後に何気なく使っていた顔パック、今日から使い方を見直してみませんか。違いが出る5つのポイントをご紹介します。

1.化粧水をしてからパックする

顔パックには美容成分が含まれてしっとりしているので、洗顔後の顔にそのまま貼っても大丈夫!と言われていることもありますが、有効成分をしっかり浸透させるためには、ベースになる肌がカラカラの乾燥した状態ではNG。

化粧水で保湿した後顔パックを使うことで、美容成分がしっかり肌の奥に浸透してくれます。特にクリームパックの場合は肌に水分があってこそ中に浸透し、効果を発揮するので、パック前の化粧水はマストです。

2.パックを温めておく

パックは温めておくことで浸透力がアップします。お風呂に入ったときに湯船に浮かしておけば簡単に温めOK!お風呂上りに化粧水で保湿をして、温かい顔パックをのせればじっくり美容成分が浸透します。温かい感覚が肌に伝わりリラックス効果も期待できます。

3.ラップをして浸透力&保湿力を高める

顔パックのシートを顔にのせたら、その上からラップをしてみましょう。パックを顔に密着させることで、成分が無駄なく浸透します。さらに、ラップでフタをすると水分の蒸発を防ぎ保湿効果もアップするだけでなく、シートはがれを防止するのでぜひお試しください。

4.パック前に美容液やオイルをプラス

化粧水をした後に、肌の気になる部分に美白美容液やオイルを少量つけておきます。その上にパックをするとダブル効果で美白や保湿力アップが期待できます。つける量はほんの1粒、1滴程度にとどめ、上にのせるパックに含まれる美容成分の浸透を妨げないようにしましょう。

5.生理の周期を意識して効果をアップ

女性ホルモンの分泌によって女性の体は変化し、肌の調子にも影響を及ぼします。実は女性の肌が一番整っている状態は生理後1週間と言われていて、この期間に美容成分を含んだ顔パックを使えばより効果的です。

自分の生理周期を知って、効率よく美肌を手にいれましょう。

顔パックの適切な頻度って?効果を高める使い方のポイント5つ

顔パックを使うときの注意点

顔パックを使うときにやってはいけないポイントをチェックしてみましょう。意外と知らずにやっているかもしれませんよ。

お風呂場での顔パックはNG

お風呂のお湯にのんびり浸かりながら顔パックをすると湯気に包まれて効果的に思えますが、こればNG。お風呂では顔や体の老廃物を排出し肌を清潔な状態にします。老廃物を出そうとする状態の肌に顔パックをのせてしまっては逆効果。

お風呂から上がった後の清潔な状態の肌の上に使うようにしてください。

長時間貼りすぎず時間を守る

パックをのせたらカラカラに乾くまでそのまま放置していませんか?そんな状態まで放っておくと、肌に栄養を与えるどころか乾燥肌へと導きトラブルの元になってしまいます。説明書きをよく確認し、およそ10~15分程度ではがすようにすることが大切です。

パック後は必ずクリームでフタをする

パック後の肌は美肌成分を吸いこんでプルプルつやつやの状態。この状態を封じ込めるために必ずこってりとしたクリームを顔全体に塗り、パックの効果をキープします。このとき手の平にクリームを取り、両手で挟んでしばらく温めておくと、パック後の肌にじんわり優しく浸透して効果的です。

肌にトラブルがあるときは使用しない

当然のことですが、肌にニキビや湿疹などがあるときはパックの使用を控えてください。そのまま使ってしまうと、状態を悪化させることになります。ニキビ肌の方にはニキビ専用のパックがありますので、試してみてもよいかもしれません。

また使用途中に痛みやかゆみが出た場合には、すぐにパックをはがして洗顔します。敏感肌で肌が元々弱い方は、パックを二の腕の内側にはってパッチテストをしておくことをオススメします。

顔パックの適切な頻度って?効果を高める使い方のポイント5つ

好みのタイプを選んで楽しくスキンケア

顔パックには手軽にはってはがすだけのシートタイプ、肌への密着力が高い塗るタイプ、目元や鼻などのピンポイントにはるタイプなど、用途やテクスチャーなどによっていろいろなタイプがあります。

顔に直接つけるものなので、はったり塗ったりしたときの感触や心地よさは人それぞれ。効果が高いのはもちろんですが、自分が気持ち良いと感じられるものが一番です。自分の好みの顔パックを選んで、美肌作りを楽しんでくださいね。