エクササイズやマッサージでほうれい線を消して若返る方法まとめ

歳と共に顔にどんどん増えてくるほうれい線。本当にイヤなものですよね。できるだけ長い間、若々しい口元でいたいと思うのが女心。深く入ってしまったほうれい線を消すことはできるのでしょうか。

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ほうれい線ができる原因は?

ほうれい線とは、口輪筋の境目にできる線の事で誰にでもあるものです。子どもの顔にだって、ちゃんとほうれい線はあります。ですが、子どもの顔にあるほうれい線は、シワの感じはしないですよね。どうしてかといいますと、子どもの顔にはコラーゲンやヒアルロン酸がたっぷり含まれていて顔にハリがあるからなんです。

ところが年齢と共にコラーゲンやヒアルロン酸が減ってきて、顔の筋肉も衰えてくると、重力でたるみができてほうれい線がクッキリと目立ってくるのです。

それでは、ほうれい線をなくして若返るにはどうしたらいいのでしょうか?

エクササイズやマッサージでほうれい線を消して若返る方法まとめ

ほうれい線を消して若返る方法

ほうれい線を薄くするためには、顔の筋肉を鍛えるマッサージ・エクササイズが大切です。ほうれい線に効くものをご紹介していきます。

ほうれい線に効く顔のマッサージ

顔をマッサージするには、指の力加減がとても大切になります。やみくもにこすったり、皮膚をひっぱるようなマッサージをすると、かえって逆効果でたるみを助長させてしまいます。顔を触るのは、最小限にした方がよいでしょう。

ですから、顔の血流を良くし、筋肉を柔らかくリラックスさせるためには、顔のまわりのリンパマッサージがおすすめです。

リンパマッサージは、手のひらを皮膚に密着させて軽く抑える程度の強さで行います。強すぎないように注意して行いましょう。

1、まずは、肩を何回かまわします。
2、次に、鎖骨に手をあてて、三回動かします。
3、首に手をあてて、鎖骨のほうに、三回ゆっくり手をおろしていきます。
4、耳の前とうしろを、人差し指と中指ではさみ、ゆっくり鎖骨のほうに三回おろし、またゆっくりもどっていきます。
5、そして肩の端から、肩の形にそって、鎖骨にそって、鎖骨のほうへ流します
6、首のうしろ、肩甲骨の上あたりから、前の鎖骨にむかって、両手でゆっくり流します。
7、首の後ろ、髪の生え際から、前の鎖骨に向かって両手でゆっくりまわします。

すべて手のひらを密着させて、手の重みだけで行います。これにより顔まわりのリンパがよく流れ、たるみ、むくみを解消させます。

舌回しエクササイズ

歯医者さんが考案した舌回しエクササイズは、ほうれい線を薄くするだけでなく、他にもたくさんのメリットがあります。お口まわりの筋肉を柔らかくすることで血流がよくなり小顔になる。二十顎の防止、むくみがとれる、いびきや歯ぎしりの防止など、様々な効果があるのです。

正しいやりかたで、ぜひ舌回しをやってみましょう。

1、まず口を閉じます。
2、舌を上の歯茎と下の歯茎に沿ってぐるりと回します。歯茎をなめまわすように、舌をゆっくり回します。
3、時計回しに二十回、反時計回しに二十回、回しましょう。

これを、一日3セット行います。ゆっくりと回しましょう。

いつでもどこでもできる舌回しですが、起床時にすると唾液がたくさん分泌されて、免疫力がアップします。朝の口内は菌でいっぱいですが、唾液の殺菌効果でお口の中がきれいになります。

また、舌回しは自律神経を整えるのにも役立ちますから、夜寝る前にするとよく眠れ、成長ホルモンが分泌されて、お肌もきれいになるはずです。いびき、歯ぎしり防止にも役立ちます。

はじめは、数回で後頭部などが痛くなってきます。これは普段使っていない筋肉を使うことによってなる現象です。ですから、痛くなったら、首のリンパを流しながらクールダウンしましょう。無理せず、ゆっくりが大切です。

あいうべ体操

誰にでもできる簡単な体操に、あいうべ体操があります。これは、口呼吸を鼻呼吸に変えるエクササイズです。なにも意識していないとき、口をぽかんとあけて口呼吸をしていませんか?

口呼吸をすると、インフルエンザなどのウイルスや、細菌などが体内に入りこんできやすくなるだけではなく、舌がゆるみ、顔のたるみにも影響がでてしまいます。

舌がゆるむということは、舌先が上のあごについていないということ。あなたの舌はどうですか? ちゃんと、舌さきが上のあごについていますか? 本来人間の舌の先は、上あごについているはずなのですが、ストレスや喰いしばりで舌の先が上あごから落ちていると、それだけで顔のたるみや健康を大きく左右するのです。それを予防するのが、あいうべ体操です。

1、あーと大きく口を横に広げる。のどの奥が見えるほど大きく口をあけます。
2、いーと、大きく口を横にひろげる。頬の筋肉が両耳の前による感じがするくらい、
首の筋が浮き出るくらいに、ひろげます。
3、うーと、口をとがらせる。思い切り、唇を前に突き出します。
4、べーと、舌をのばす。舌先をあごの下までのばす感じでのばします。

各動作を約一秒で。あ、い、う、べ、を四秒かけて、1セット。これを、毎日、10セット行います。

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まとめ

このようなマッサージやエクササイズをすることで、顔のまわりの血流がよく流れ、口元が柔らかくなります。滑舌もよくなり、笑顔が自然に作れるようになってきます。そうなると口角も上がって、素敵な笑顔になれますよ。