洋服を長持ちさせる7つの方法

お気に入りの洋服は、長く着ていたいものですよね。ただ、最近は安くて可愛い洋服が増えているため、気をつけないと寿命を早めてしまうことになります。

毛玉や型崩れ、黄ばみや素材の劣化など、着られない状態にさせてしまうのはもったいないですよね。そこで知っておきたいのが洋服のタイプ別にある寿命です。

ある程度の寿命を把握しておいたうえで、長持ちさせるようケアをしてあげることが大切なのです。今回は、洋服の持ちをよくする7つの方法と題して、ケア方法をご紹介していきます。

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洋服の寿命は?

まず、タイプ別の一般的な寿命についてご紹介していきます。

・ニット…約3年
・ジーンズ…約2年
・Tシャツ…約2年
・コート…ウール約5年、ダウン約4年
・ジャケット…約3年
・シャツ…約2年
・スウェット…約2年

いかがでしょうか。意外と長く持つように感じたものもあれば、短く感じたものもあったと思います。目安年数とはなりますが、大体2年ほどが寿命のものが多いですね。

洋服を長持ちさせる7つの方法

長持ちさせる方法

では、長持ちさせるにはどのようなケアを取り入れていくべきなのか、その方法について解説していきます。

1.洗濯方法は表示通りに

服を購入する時もチェックしたいことに、洗濯表示があります。表示通りに洗濯ができないのなら、服の寿命が短くなってしまって当然といえます、

洗濯機によっては手洗い機能がついているものもありますし、ドライなら洗濯OKという表示があれば、ドライコースのみで洗わなくてはなりません。そういった素材ものを通常コースで洗ってしまうと、確実に劣化は早くなります。

他の洗濯物と分けて洗うのが面倒に感じるなら、通常通り洗える素材の服を購入するなどの工夫が必要でしょう。

2.服にも休息を

可愛いと思って買った服なら、何度でもいつだって着てお出かけしたいですよね。でも実は、服を着る頻度が多ければ多いほど劣化や寿命は早くなってしまうのです。

だからといって、たまにしか着れないのなら買った意味がない!と思ってしまいます。そんな方は、数日だけでいいので休息させてあげることを意識してあげましょう。

毎日同じ服を着るわけにはいきませんし、お気に入りの服をたくさん着てあげるためにもローテーションを組んで他の服を上手に着こなすことが大切です。

外のホコリや日光に浴びる回数が多くなればなるほど寿命は短くなってしまいます。大切に着続けていくためにも、人間と同じで休息日を与えてあげることが必要なのです。

3.自宅ケアを大切に

洋服の収納や保管の仕方は間違っていませんか?風通しの悪い場所にずっと押し込んでいたり、タンスの中にぎゅうぎゅうにしまい込んでいたら当然傷みがでてきます。

たまにはクローゼットを開けて空気を入れ替えてあげたり、ハンガーは型崩れのしない上質なものを使うようにするとさらに効果的です。

4.自然乾燥にする

干すのが面倒だからと乾燥機を使うのはNG。高温で乾かされた服は、糸にダメージを受けてしまうため傷ませる原因となります。

洗濯機の機能を使って乾くまでを完了させたいという気持ちは分かりますが、服を大切にしたい、寿命を少しでも長く持たせたいと思うのであれば、干す時間を作るようにしましょう。

きちんと干してあげた方が柔軟剤などの香り方も変わってきますし、程よくお日様の匂いがして着る時の気持ちよさもアップします。

洋服を長持ちさせる7つの方法

5.染色剤で色を復活させる

真っ黒な服や真っ白な服は、色あせや黄ばみが生じてきたら思い切って染色してしまうのも手です。新品の時のような鮮やかな黒色に仕上げれば、もう一度長くその服を着られるようになりますね。

ただ、色々な色が入っている服では適用できないため、注意が必要です。

6.洗濯時は裏返しにする

服を脱ぐときに、裏返しのまま脱いでしまうと簡単です。表面の傷みを軽減させることができるので、見た目が綺麗な状態を長く保つことが可能です。

7.本当に気に入った服を買う

安いから、セールだからと、洗濯しにくい服や生地が弱いものを購入するのは控えましょう。また、流行だからと安易に購入してしまうと、全く着なくなってしまうことも。

服を買うときは、手持ちの服とコーディネートできるかどうか、きちんと考えてから決めるようにすると良いですね。

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こんな時は処分を!

長持ちさせるようしっかりケアしていても、処分しなくてはならない時はいずれ訪れてしまいます。

寿命の見極め時

落ちないシミや黄ばみがあったり、生地がもとの質感とはかなり劣化し異なってきている場合や、色落ち、毛羽立ちなどが見られたら服自体が寿命を迎えているといえます。

また、着る側から見た場合の寿命としては、サイズが合わなくなったり、デザインが流行遅れになってしまったりと、着ないことが多くなったときでしょう。

お気に入りのものでも、やはり買った時の肌触りやなめらかさが無くなってしまっているのなら処分するべき寿命がきたといえます。長くたくさん着たからこそ寿命を迎えた服は、断捨離して新しい洋服を迎え入れてあげて下さい。

新しい洋服を取り入れるだけでまた毎日のコーデが楽しくなりますよ。