安静にするよりもストレッチ!痛くてつら~い腰痛の治し方

 

腰が痛いときはできるだけ動かずに安静に、というのは実は間違いだということをご存知でしょうか。腰が痛いときにベッドの上で安静にしてしまうと、治りが遅くなり、腰痛が長引くことにつながります。ストレッチを取り入れたり、無理のない範囲で体を動かすことで、腰痛を早く治すことが可能です。

今回は腰痛が起こってしまう原因や効果的なストレッチ方法など、つらい腰痛についての対処法をご紹介します。

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腰痛の種類と原因

腰痛は今や国民病とも言われるほど、中高年を中心に患者が多く、悩んでいる方が多くいます。腰痛と一言でいっても、腰痛にはさまざまな種類が存在します。腰の痛みを良くするにはその原因を正しく知ることが大切です。

腰痛は、大きく「急性腰痛」と「慢性腰痛」に分けられます。

急性腰痛

急性腰痛とは、ぎっくり腰に代表されるように、急激な強い痛みを伴う腰痛です。なぜ、いつ、痛くなってしまったが原因がはっきりわかるのが特徴です。

強い痛みはありますが、レントゲンなどの画像検査を行っても、椎間板や骨、神経などには特に異常はないことが多いです。

急性腰痛が起こる原因は様々で、腰椎を構成する骨や椎間板が劣化することによって、周りの神経を圧迫してしまい起こる椎間板ヘルニア、スポーツや事故などによる外傷、腰に負担をかける動作を行ったことで起こる筋肉疲労、ストレス、子宮内膜症や胆石症などの内臓の病気によるものなどがあります。

急性腰痛は痛みは非常に強いですが、時間が経つにつれて痛みは和らいでいきます。

急性腰痛の90%は自然に治りますが、10%は慢性腰痛へと移行してしまいます。

慢性腰痛

慢性腰痛とは、腰痛が3ヶ月以上もの間継続するものをいいます。

慢性腰痛は急性腰痛のような強い痛みではなく、鈍痛が長く続くのが特徴で、痛みの他にコリ、張りなどの不快感を感じることが多いです。また、いつ何がきっかけで痛みが出るようになったかわからない場合が多く、急性腰痛から慢性腰痛へ移行する場合もあります。

急性腰痛のように自然に痛みが和らぐということはなく、きちんとした治療が必要になります。また完治しにくいのも慢性腰痛の特徴です。

慢性腰痛が起こる原因は、はっきりしない症例が多く、明らかなものでは椎間板ヘルニア骨粗鬆症、化膿性脊椎炎などの腰の病気などがあります。

安静にするよりもストレッチ!痛くてつら~い腰痛の治し方

 

効果的なストレッチ

腰痛の治療方法のひとつに運動療法というものがあります。運動療法にはいろいろな種類がありますが、体の柔軟性をアップして腰のゆがみを矯正するストレッチがおすすめです。

ストレッチ 1

1.両手と膝をついて四つん這いになる
2.背中の力を抜いて、背中を丸めたり反らせたりする

ゆっくり動かすようにしましょう。

ストレッチ 2

1.床に仰向けになり、両膝を揃えて立てる
2.両腕を真横に広げて体を支える
3.上半身を動かさないように意識しながら両足を揃えた状態で右側に倒して10秒キープする
4.反対側も同じように行う

ストレッチ 3

1.あぐらをかき、足の裏同士を合わせる
2.手のひらで膝を押し、30秒キープする

ストレッチ 4

1.床に仰向けになり、両膝を抱え込んで丸くなる
2.首を持ち上げて、お中の方を見て10秒キープする

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腰痛を予防するために

痛みの強い急性腰痛もつらいですが、長引く腰痛もつらいもの。腰痛が起こってから改善するよりも、腰痛にならないように意識して生活することが大切です。

腰痛を予防するためには、正しい姿勢で腰への負担を避けたり、腰を守っている筋肉を鍛えたり腰に負担をかける動作を避けることが大切です。

腰周りの筋肉を強化するためにおすすめのエクササイズが「プランク」です。

プランクのやり方

1.腕立て伏せの体勢をとり、そこから床にひじをつく
2.お腹が下がらないように姿勢を1分キープする

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腰痛が起こりやすい体型

肥満は腰に負担がかかるので腰痛が起こりやすいですが、痩せすぎている場合も腰痛リスクが高まります。

腰椎と骨盤の境目の部分には、体重の約60%の負荷がかかります。運動不足や食べ過ぎが原因で肥満の方は腰への負担が大きいので、腰痛を起こしやすく、腰痛が起こったから動かなくなるとさらに肥満が進み腰痛もひどくなるという悪循環が生まれます。

腰痛を予防改善するためには適度な運動や食事制限を行い、肥満を解消しましょう。

また痩せすぎの場合は、栄養が不足している状態ですから、骨や筋肉が弱い傾向にあります。ですから腰椎にかかる負担も大きくなります。無理なダイエットで必要以上に痩せすぎることがないよう気をつけましょう。

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ストレッチをするときの注意点

腰痛改善でストレッチを行う場合、注意しなければいけないことがあります。

それが「やりすぎ」です。

早く腰痛を改善したいからといって、回数を多くするなどの無理をすると、腰痛を改善するどころか悪化させてしまうことになります。ストレッチは無理のない範囲で、ゆっくりと行うのがポイントです。

適切なストレッチを行うことで、つらい腰痛も早く治し、日常生活を取り戻すことができます。