妊娠中の日々を記録する「マタニティダイアリー」のススメ

妊娠すると、女性の体や心に大きな変化が現れます。日々変化していく体、大きくなっていくお腹の中では、元気に動く赤ちゃんを感じることができるようになります。そんなプレママの女性の多くが記録しているのが「マタニティダイアリー」です。

あらためてこの「マタニティダイアリー」とはどんなものなのかを詳しくご紹介いたします。また、この記録をつけることでのメリットや使い方、おすすめのダイアリーもいくつかご紹介いたします。

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「マタニティダイアリー」とは?

妊娠日記ともよばれているもので、妊娠中の体や心の変化など、思ったことを書いて残していく日記です。日記をつけたことのない方でも、初めてお腹に赤ちゃんがいることを知ったときの気持ちや、エコー写真を初めて見たときの気持ちなどを、これを利用して残していく方が多いです。

お仕事をされている方で、初めて妊娠したという方は、毎日が忙しくそんなものをつけている時間がないですよね。ですが、毎日つけなくても、何らかの体の変化を感じたときや、初めて胎動を感じたときの思いなど、気づいた時だけつけていくだけでもいいのです。

最近は、エコー写真を貼っていくのをメインとして使用している方も多いです。小さな命がすくすくとお腹の中で大きくなっていく様子を1冊にまとめることができます。

必ずしもつけなくてはいけないというわけではありません。増えていくエコー写真を簡単にまとめたり、妊娠中の体調管理を記録に残したりするのに便利です。

妊娠中の日々を記録する「マタニティダイアリー」のススメ

メリット

エコー写真の整理

先にも書かせていただきましたが、健診の度にもらえるエコー写真の整理をすることができます。貼り付けていくだけなので、ズボラさんでも続けやすくなります。自分の感想や、健診の時の助産師さんや先生からのアドバイスなどを書いておくのもいいでしょう。

気持ちの整理

マタニティブルーという言葉もあるように、妊娠中は気持ちも不安定になる時期があります。不安や悩み、時には吐き出しどころのない愚痴なども書き出してみてください。そうすることで、気持ちを落ち着かせたり整理することができます。

体調管理

妊娠中の体重の変化や、つわりの状態などを記録しておきます。次回の健診を受ける前に読み返したりして、気になるところを思い出すことができます。

子供への贈り物にできる

将来子供が大きくなった時に、プレゼントとして贈ることができます。お腹にやってきてからこの世に元気に生まれてくるまで、ママがどんな思いだったか、どれだけ愛していたかということを伝えることができます。

次回の妊娠の時の参考書

妊娠中の体や心の変化を書き留めておくと、次回に妊娠した時にそれを自分だけの参考書にすることができます。妊娠中に気を付けないといけないことや、どんなものを食べたり飲んだりすればいいのかなど、忘れていたことを思い出させてくれます。とても心強い1冊になること間違いなしです。

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どうやって使うの?

使い方は人それぞれですが、基本的には、妊娠中の体調管理や気持ちの変化をつけていったり、エコー写真をきれいな状態で残しておく為などに使います。健診の度に大きくなっていく赤ちゃんの体重や身長を記録したりするのもいいでしょう。

妊娠中は食べていい物や控えるべきものもたくさんあります。その日に食べたものを記録しておくと、次回の妊娠時や体重管理の参考にもなります。

最近市販されている物は、かなり内容も様々で進化しています。妊娠中に参考になるような情報(出産費用や助成金など)が載っている物もあります。また、産後1歳になるまでの記録も一緒に残せるものも増えています。

マタニティダイアリーの使い方は自分次第です。どうしても書いて残すのが苦手な方には、便利なアプリもありますので、そちらを利用するのがおすすめです。

妊娠中の日々を記録する「マタニティダイアリー」のススメ

おすすめのマタニティダイアリー

ミドリ HF ダイアリー 出産準備(859円)

長年愛されているマタニティダイアリーの一つです。シンプルなものがいいという方におすすめの1冊です。健診の記録をつけたり、エコー写真を整理することもできます。入院準備リストや新生児用品準備リストなどもついています。

たまひよマタニティダイアリー(1,008円)

コンパクトなので携帯にとても便利なサイズのダイアリーです。入院準備リストや緊急連絡先リストなども作成できます。初めての出産の方におすすめの1冊です。

マタニティ・ホワイトブック (1,296円)

産婦人科医が制作したロングヒットとなっているマタニティダイアリー。妊娠してから初めて耳にする「羊水検査」「バースプラン」などについても説明してくれています。

マタニティー・ダイアリー(1,439円)

日記スペースだけでなく、体重の記録やエコー写真も残しておけるタイプのものです。記入できる部分が少ないので、書くのが苦手な方でも続けやすいおすすめのものとなっています。週ごとに赤ちゃんの成長の様子が書かれているので、参考にもなります。

マークス ハッピーマタニティアルバム(1,836円~)

写真を残していくタイプもので、エコー写真に一言添えるという形で使えるので、忙しい人でも簡単に記録が残せます。

マイ マタニティダイアリー(1,543円~)

毎日感じたことなどを書き込んだり、赤ちゃんの成長の様子やママの体や心の変化などが書かれています。毎日の赤ちゃんの様子を産婦人科の先生が具体的に説明してくれています。初めての妊娠で不安いっぱいのママを安心させてくれるのでおすすめです。

妊娠中の日々を記録する「マタニティダイアリー」のススメ

手作りもおすすめ

書店などで販売されているものを使用するのではなく、ノートを1冊用意して、自分だけのオリジナルを作る方もたくさんいらっしゃいます。自分が残しておきたい記録だけを自分らしくアレンジしながら残していくことができます。

・毎日つけるのはやっぱり無理
・自分が残しておきたい記録だけでいい
・コストをかけたくない

そういった方は、100均ショップで売っているノートがおすすめです。自分でイラストを描いたり、シールを貼ったりして、世界でたった1冊のマタニティダイアリーを手作りしてみませんか。

マタニティダイアリーは、ママにとっても赤ちゃんにとっても宝物となること間違いなしです。すでに妊娠生活を送っている方、まだつけていないなら、今からでも遅くはありませんので、マタニティダイアリーを始めてみてくださいね。