治らないその目の下のクマは病気のサインかも

クマが寝不足で出来やすいといわれるから、しっかり寝ているはずなのになかなか消えない・・・。疲れているのかと思って、よく休んでも全くクマが消えない・・・。

もしかしたら、そのクマ、病気のサインであるかもしれません。

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大まかなクマの種類

一般的なクマには大きく分けて3種類あります。

茶グマ

色素沈着によるクマで、アトピー性皮膚炎、合わない化粧品、アレルギーなどで目を擦り過ぎることで、皮膚がその刺激から守ろうとメラニン色素を多く作ってしまい、目元が茶色っぽくなります。目尻を軽く引っ張ってもクマの色が変わらないが変わらなければ、茶グマの可能性が高いです。

青グマ

血行不良によるクマ、寝不足、目の疲れ、貧血などで、目の周りの血流が悪くなることで青っぽく見えてしまいます。目尻を軽く引っ張ってみるとクマの色が薄くなる場合は、青グマの可能性が高いです。

黒グマ

弛みや皮膚の凹みなどの影によるクマです。上を向いた時にクマの色が薄くなる場合は、黒グマの可能性が高いです。

寝不足でできるクマとの違い

寝不足や疲れが重なることで、血液やリンパ循環が悪くなって充分な酸素や栄養が行き渡りません。血中のヘモグロビンが黒く変化し、それが目の周りの皮膚から透けて見えてしまいます。また、睡眠不足になると、血管が縮まって血行不良になります。よって、寝不足でクマが出やすくなるのです。

では、寝不足や疲れを感じた時に、しっかりたくさん眠ったり休養をしっかり摂ったのにも関わらず、クマが解消されないこともあります。病気が進行していて、それがサインとなって現れることもあります。ただの血行不良ではないこともあります。

最近ダイエットもしていないのに痩せてきた、むくみがある、疲れやすい、眠れないなど変わった症状はありませんか?そんな時には病気の疑いもあるので、早めに医療施設で診察してもらいましょう。

治らないその目の下のクマは病気のサインかも

考えられる病気

貧血

貧血や低血圧になると、血中の赤血球数やヘモグロビンの量が減り、体内に酸素が運ばれず、疲れ、めまい、動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛、耳鳴りなどの症状が出てきます。血液の流れが悪くなって、目の下に青グマが出来やすくなります。生理中は貧血になりやすくなります。

低血圧

低血圧は全身に血液を送り出す圧力が低く、血行不良を起こしやすい為クマが出来やすくなります。クマが出来る人は低血圧の人に多いです。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)

甲状腺ホルモンという喉にある甲状腺で作られるホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。症状の代表的なものに眼球の突出です。目の周りの脂肪や筋肉が炎症を起こして腫れることで、目の中の圧力が高くなって、眼球が突出してきます。この突出した下に影が出来て、黒グマとなって現れるのです。

バセドウ病は、甲状腺が大きく腫れたり、頻脈、汗をよくかく、だるい、手指の震え、体重減少などの症状が出ます。

肝臓・腎臓疾患

肝臓や腎臓は、体内の老廃物をきれいにしたり解毒作用があります。血液をきれいな状態にする働きがありますが、腎臓や肝臓の機能が低下することで血液がきれいにならず、 血液が淀んだり留まった状態になり、目の下にクマが出来てきます。肝臓が悪いと黄疸が、腎臓が悪いとむくみが出やすくなります。

アトピー性皮膚炎、花粉症など

目の周りにハウスダストや花粉などがつくことで、かゆみが起こります。何度も搔いているうちに色素沈着を起こして、茶グマが出来やすくなります。

うつ病

うつ病になると、自律神経が乱れ、目の周りの眼輪筋という筋肉や口の周りの口輪筋という筋肉まで血液が運ばれにくくなり、 特に口や目の周りが青白くなりがちに。青グマが出やすくなります。

うつ病の症状は、無気力、気分が落ち込んだまま、眠れない、喜怒哀楽がないなどの症状です。

血栓症

目をあっかんべえと下に下げた時に見える毛細血管に血栓が出来ると、赤グマとなって現れてきます。

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病気が原因のクマの解消法

腎臓疾患によるものなら

日頃出来ることは生活習慣を改めることです。

1.適度な運動

簡単に始められるウォーキングやジョギングで有酸素運動をすることで、全身の血行も良くなるのでクマの改善にもなります。

2.食事療法

腎臓疾患になった場合には、食事を最も気を付けないとなりません。特に塩分の量は気を付けないと、むくみがすぐ出やすくなります。

3.お酒とタバコは控える

適度な飲酒はまだ大丈夫ですが、飲み過ぎが続くと目の下のクマが悪化しやすくなります。

タバコも腎臓への血流を悪くさせ、腎臓で作られるアンジオテンシンというホルモンが必要以上に増え、細動脈を傷めてしまいます。

治らないその目の下のクマは病気のサインかも

貧血によるものなら

鉄分をしっかり摂ります。「ヘム鉄」という体内への吸収がよい鉄分と、「非ヘム鉄」という体内への吸収が悪い鉄分とあります。非ヘム鉄もビタミンCやたんぱく質と一緒に摂取すればヘム鉄に変化するので、悪い鉄分ではありません。

1.ヘム鉄の含まれる食材

レバー、牛もも肉、豚もも肉、マグロ、カツオ、サンマ、カキ、あさり、ヒジキなどの魚や肉に含まれます。

2.非ヘム鉄の含まれる食材

小松菜、ほうれん草、納豆、豆腐、プルーン、レーズン、クルミ、カシューナッツなどに含まれます。

コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶などに含まれる「タンニン」が鉄分の吸収を阻害するので、鉄分とこれらの飲み物を同時に飲むのは控えましょう。

すぐクマをとりたいなら

日々の生活習慣や食生活には気を付けるとしても、どうしてもいますぐクマを取りたい!となった時に、目元の血流を良くしてクマを少しでも消したいですよね。

簡単にすぐ出来る方法をご紹介します。

目の周りのツボを指圧する

治らないその目の下のクマは病気のサインかも

1.「睛明」

目頭と鼻の骨の間にある凹んだところにツボがあります。両中指で指圧してみましょう。疲れ目にも効果的なツボです。

2.「太陽」

左右の目尻から少し外側の骨くぼんだ所にあるツボです。こめかみに近い位置です。クマの改善、頭痛にも効果的です。

3.「四白」

瞳から真下の位置で、下まぶたの骨の淵から1cm下です。疲れ目やクマの改善に効果的です。

4.「瞳子りょう」

目尻から少し下がった位置から親指1本分外側にいった場所にあるくぼみです。

ホットタオルを当てる

朝、化粧をしようとしたらあまりにも目の周りのクマがひどい!なんていう時は、即効ホットタオルを作りましょう!

作り方は・・・
ハンドタオルを水で濡らし軽く絞ってから、電子レンジで40秒~1分間温めます。

やけどしない程度の熱さまで冷ましたら、しばらく目の周りにのせておくと、血行が良くなって若干クマが分かりにくくなってきます。クマは、寝不足や疲れだけで出るものとも限らないのです。

寝ても、休んでも良くならないなら、他に気になる症状もある場合は病気が潜んでいることも考えられます。気になったら、早急に医療機関で診察を受けましょう。