いつの間にかできている目元のシワは、老けて見えるだけでなく顔全体を暗く疲れて見せてしまいます。目元は皮膚が薄いため、シワは加齢だけでなく様々な原因でできてしまいます。顔の中でも一番見られることが多く、また第一印象を決定づける目だけに、目の周りのシワはできれば減らしたい、また今以上に増やしたくないもの。
そこで今回は、目元のシワの原因と共に、目元のシワを解消するために効果的なアイクリームについて詳しくご紹介します。
目元のシワの原因
見た目にも年齢を感じさせてしまう目元のシワ。いつも笑顔で目尻にシワがいつもできる人もいますが、加齢と共にシワは元のようには戻らなくなっていきます。シワには皮膚が伸びればすぐに元に戻る表皮性の小じわ、そしてくっきりと跡が残ってしまう真皮性のしわとがあり、最初は表皮性のものだけなのが、何度も同じ場所にシワができることで、表皮の下にある真皮までシワができてしまうようになります。
シワは加齢でできると考えられがちですが、実は年齢に関係なく、日頃の生活習慣や肌を取り巻く外部の刺激によってもできてしまいます。そのため、若くて肌が健康であってもシワができる可能性があるのです。
洗顔による刺激や化粧品残りによるもの
アイメイクで目を強調したり大きく見せたりといったメイク方法が多くなってきており、マスカラやアイライナー、アイシャドウなどを目の周りに使うことも多いと思います。目の周りの皮膚は、薄いといわれる顔の皮膚よりもずっと薄く、0.02ミリほどしかありません。体の表皮が0.2から0.3ミリほどであることを考えると、その薄さが分かります。ゆで卵をむいた時に表面についている白い膜ぐらいの厚さです。
そのように薄い皮膚であるため、化粧をした後にクレンジングでメイクを取ることは大きな刺激となります。指でこすったりするのは、ヤスリを顔にかけているようなものです。またクレンジングは化粧成分だけでなく顔の表面の必要な油分まで奪ってしまいますので、しっかりとしたスキンケアをしないと乾燥してしまい、シワになってしまいます。
目の疲れによるもの
スマホやパソコンを長時間使用し、目を疲れさせることは目元のシワにもつながります。これは目を酷使することで目の周りの血行が悪くなり、肌の働きを低下させるため。視力の低下でよく見ようと目をこらすことも目の周りに疲労となり刺激になりますが、コンタクトレンズの装着も、目に負担となるため、目の周りの血行低下につながります。
目をこすっている
目の疲れなどに加え、花粉症などで目がかゆく、無意識のうちに目をこすっている場合は要注意です。先にご紹介したように目の周りの皮膚はとても薄く、手で目の周りをこすることは大きな刺激になります。そういった習慣を繰り返せば目の周りはシワだけでなく乾燥も進んでしまいます。花粉症の場合は薬や点鼻薬を使う、目の疲れは蒸しタオルで温めるといった対策をとるようにしましょう。
乾燥や紫外線によるもの
目の周りは皮膚が薄いことに加えて、皮脂の分泌も少ないことから外部の刺激を受けやすい場所です。さらにアトピー性皮膚炎などの症状があると、その刺激から目元にシワができやすくなります。また空調の効いた部屋にいることが多いと、肌が乾燥しやすくなります。その他紫外線を浴びることも刺激となるため、目元が乾燥しやすくなり、シワができてしまいます。
加齢によるもの
加齢と共に、肌の内部の水分量が減っていきます。さらに筋力も低下するため、血行が悪くなり、肌に必要な栄養素が十分に行き届かないことから、シワができるとなかなか元に戻らなくなってしまいます。
表情のクセによるもの
目を細めるクセや、顔をくしゃくしゃにして笑うクセなど、無意識のうちに繰り返している表情がシワの原因となっていることがあります。こういったクセは自分では気がつかないうちにしていることが多く、注意が必要です。
目元のシワの原因によって必要な成分は違う
目元のシワには表皮のシワと真皮のシワとがあり、どちらも目元を保湿することがシワの解消になります。もともと乾燥しやすい場所なので、保湿ケアが必要ですがシワの状態によって必要となる保湿成分には違いがあります。
表皮の小じわに必要な成分
保湿成分であるセラミド、ヒアルロン酸、またコラーゲンやアミノ酸など、皮膚に浸透しやすい保湿成分がしっかり含まれていることが必要です。
真皮のシワに必要な成分
肌の真皮にまで届いてしまった深いシワは、コラーゲンなどの保湿成分が浸透しないため、これらの保湿成分を肌内部で増やすことが必要となります。ビタミンC誘導体やレチノール、代謝を活発にするナイアシンなどで肌のターンオーバーを促進することが必要です。
アイクリームの選び方
アイクリームは目元の保湿に特化したスキンケアアイテムです。そのため、目元の乾燥や保湿に必要な成分が含まれていますが、その成分と共に以下のことにも注意して選ぶ必要があります。
刺激が少ないものを選ぶ
目の周りは乾燥しやすいことに加えて、外部の刺激にも弱いため、ケアアイテムは刺激が少ないものを選ぶようにしましょう。アルコールや香料が含まれていないものを選ぶ、また敏感肌であれば無添加のものがおすすめです。
しっかりと伸びるものを選ぶ
目元にクリームをつける時に、固いクリームだとしっかり伸びないため、余計な力が入ってしまいます。そのことで目元にシワが寄ることになってしまうので、伸びのよいクリームを選ぶようにしましょう。
また毎日使う物ですから、必要な成分が含まれていることはもちろんですが、購入しやすい価格であることも大切です。信頼の置けるところで定期的に購入するようにしましょう。リピーターも多く人工皮膜美容液でハリのある肌を作ってくれるトワエッセがおすすめです。
アイクリームを使う時に注意したいこと
アイクリームは若いうちから使い続けることで、シワの予防にもなりますが、いくら有効成分が含まれているといっても、ただ塗るだけではその効果を生かすことはできません。以下のことに注意して使うようにしましょう。
アイクリームは乳液の後につける
アイクリームには油分が多く、しっかり保湿する効果があるので、肌に化粧水や美容液をしっかり浸透させた後にフタをする使い方が有効です。ただしアイクリームに保湿成分が含まれているので、美容液は目元には控えめにしておきましょう。
アイクリームの塗り方にも注意
先に使用する分を手の甲に出し、まぶたと下まぶたに点で置きます。そして薬指で目元から目尻に向かい、なじませるように伸ばします。余計な力を入れてしまうとかえってシワの原因になりますので、目元の肌にクリームを浸透させることを意識しましょう。
人気のアイクリームはコレ！
アイクリームを使ってみたいけれど、アイクリームは種類があって選べないというあなたのために、続けやすくかつ人気のあるアイクリームをご紹介します。
トワエッセ
アイクリームではなく美容液ですが、一番おすすめです。創業101年の化粧品メーカーが開発したもので、目元のシワに直接効きます。30日間の全額返金保証制度がるため、1ヶ月試してみて、効果がなければ返品もOKです。
ホメオバウ アイクリーム
レチノールやビタミンC誘導体が配合されており、目元の肌を根本的に改善に向けて手助けしてくれます。保湿成分のセラミドもしっかり含まれています。無着色無香料で肌に刺激が少ないのもうれしいですね。
キラリエ アイクリーム
保湿力に優れたメープルウォーターという独自成分を含み、レチノールが配合されたクリームです。価格が手ごろで、返金保証があるだけでなく、定期購入すればさらにお得な価格で続けることができます。初めてアイクリームを使うという人にもおすすめの、実力派アイクリームです。
dプログラム ドライゾーンリペアエッセンス
敏感肌向けのスキンケアシリーズで知られるdプログラムのアイケアエッセンスです。色素沈着をケアするトラネキサム酸を含んでいるので、クマやくすみの解消にもおすすめです。無香料でアルコールフリー、肌の敏感な人だけでなく、乾燥肌などに悩む人にもおすすめのアイテムです。ドラッグストアでも購入が可能です。
アイクリームは種類が多く、値段が高ければいいというものでもありません。自分の肌に合ったもの、また続けやすいものを選んで、早い内にしっかりケアをするようにしましょう。
