「毛穴の黒ずみ」の4つのタイプとキレイにする方法

男女ともに、毛穴の黒ずみに悩まされている方はたくさんいらっしゃいます。いくらしっかりとケアしていてもスッキリしてくれなくてイライラしますよね。メイクのたびに、この黒ずみを何とかしようと、厚塗りになってしまうこともあります。

まずは、この毛穴の黒ずみにはタイプがありますので、一つずつ詳しくご紹介いたします。さらに、きれいに取り除く方法や、予防するための方法なども併せてご紹介いたしますので、実践して黒ずみとサヨナラしてしまいましょう。

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黒ずみのタイプ

クレーター

炎症ニキビや、無理やりニキビをつぶしたりしてしまったことで、皮膚の表面がクレーターのように凸凹になってしまっているお肌です。凸凹してしまっている為、凹み部分が黒く見えてしまっています。

メラニン

紫外線を浴びてお肌にはメラニンがたくさんたまっているお肌です。毛穴の入り口部分でメラニンがたまることでまるで黒っぽいシミのように見えてしまっている状態になります。消すのはかなり難しく時間がかかります。

毛穴が開いている

お肌が乾燥すると、肌にハリがなくなって毛穴が開きます。皮脂が過剰に分泌されることによって毛穴が開いて黒く見えます。

角栓詰まり

毛穴の黒ずみで一番多いのがコレです。古い角質や皮脂、落としきれていないメイク汚れやほこりなどによって、毛穴が詰まり酸化し黒くなってしまいます。

「毛穴の黒ずみ」の4つのタイプとキレイにする方法

取り除く方法

オリーブオイル

このオイルは、酸化して黒くなってしまった角栓を溶かしてくれるというすごい働きを持っています。普通にスーパーなどで販売されている食用のものを使用してもいいですし、化粧品として販売されているもの、どちらでもOKです。夜のメイク落としの時におこいます。

1.蒸しタオルを用意します。

2.黒ずみが気になるところに「1」のタオルをのせ毛穴を開かせます。

3.開いた毛穴にオリーブオイルをぬって2分くらい待ちます。

4.優しく上から下へマッサージをして無添加石鹸でオイルを洗い流します。

最後の洗顔の際に、しっかりとオイルを洗い流さないと、ニキビや肌トラブルなどが起こりやすくなるので注意してください。

洗顔をかえる

いつも使っている洗顔を、角質ケアできるものにかえるだけでOKです。いろんなタイプがありますが、「酵素洗顔」がおすすめです。皮脂汚れや角栓など毛穴の詰まっている汚れを分解して落としてくれます。

もう一つが「ピーリング石鹸」です。ピーリングには賛否両論ありますが、古くなった角質も除去するだけでなく、ターンオーバーも整いますので、使っていると肌が生まれ変わっていくのが実感できます。

重曹

やり方はとても簡単です。重曹を少量の水で練ってペースト状にしたものを、黒ずみが気になるところに塗ります。そのまま10分おいてから流します。重曹は今ではどこでも手に入りますし、食用のものでもできます。食用ならお肌につけるのも抵抗はないですね。

エステ

コストはかかりますが、プロがしっかりと毛穴の黒ずみを取り除き、美肌作りをサポートしてくれます。一度きれいにしてもらったら、あとは自分でしっかりと予防するだけになります。予防法なども丁寧にアドバイスしてくれるサロンもありますので、お金に余裕のある方はおすすめです。

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予防する方法は?

保湿

お肌が乾いてしまうと、それをなんとかしようと過剰に皮脂が分泌されてしまいます。日頃から保湿を心がけることで、ターンオーバーが促され、毛穴の黒ずみを予防することができます。

たくさんの美容成分が配合されている市販のパックなどを利用して、スペシャルケアも行うと、さらに効果的です。

お肌はいつもキレイに

当たり前ですが、お肌を清潔に保つのは基本です。メイク汚れをしっかり落としきれていないと、黒ずみが発生します。クレンジングや洗顔料は自分が好きなものを使ってもOKです。

ただ、クレンジングの時は、しっかりと汚れをなじませるようにしましょう。洗顔はしっかり泡立てて、泡で優しく洗ってあげてください。お肌はいつもキレイにするよう意識することが大切です。

睡眠

毛穴の黒ずみとは無関係のように思われますが、睡眠は美肌作りには欠かせません。22~2時のゴールデンタイムにしっかりと質の良い睡眠をとることで、成長ホルモンも活発になり、お肌のターンオーバーの正常化にもつながります。

食事

脂っこいものや甘い物の摂りすぎは皮脂の量を増やしてしまいます。朝、昼、夜、1日しっかり3食をバランスよくとるようにしてください。

「毛穴の黒ずみ」の4つのタイプとキレイにする方法

やってはいけないこととは?

黒ずみをなんとかしたくて、いろんな方法を試したくなります。でも、絶対にやってはいけないこともあります。

ゴシゴシ洗い

黒ずみはこすればとれるのではありません。ゴシゴシと刺激を与えすぎることで、かえって毛穴が開いてしまいます。さらにそこから必要な水分や成分が流れでてしまい、乾燥肌がひどくなってしまうこともあります。

洗う時は優しく!これが基本ですので、絶対にゴシゴシこすらないようにしてください。

過剰なケア

毛穴に角質などが詰まっているだけが黒ずみではありません。お肌の凹凸によって影ができて黒く見えてしまっていることもあります。詰まっているものと決めつけてケアするのは、お肌に良くありません。自分の黒ずみのタイプがどれに当てはまるのか、しっかりと見極めてください。

毛穴パックに注意

鼻の毛穴の黒ずみをとるためのパックがあります。一時期大流行しましたよね。確かによくとれるのですが、頻繁に行ってしまうと肌に大きなダメージとなり、毛穴が開くのではなく広がってしまうというケースもあります。

また、肌質を悪い方へ変えてしまう要因にもなりますので、あまり頻繁に行わないようにしましょう。

毛穴に何か詰まっていると思っているのは、実は影かもしれません。まずは黒ずみのタイプがどれに当てはまるのかを考えてみましょう。今回ご紹介した取り除く方法や予防法を実践して、キレイなお肌を取り戻してくださいね。