【安心して眠れない】布団にカビが生える4つの原因と取り方

みなさんは布団をどうやってお掃除されていますか?気付いたら布団にカビが生えていたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。布団にカビを見つけてしまったら、もうダメだと思っていませんか?

まずは、カビが生えてくるのはどうしてなのかを知っておきましょう。原因と、発生したカビの取り方をご紹介いたします。また、カビが生えないようにする方法も併せてご紹介いたします。

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布団にカビが生える原因は?

布団を敷きっぱなしにしている

若い方に多いのですが、布団を年中フローリングや畳などに敷きっぱなしにしている人がいます。ベッドの上に敷きっぱなしにしているのも同じです。こういった状況では、湿気もたまりやすく、カビが生えやすい環境になってしまいます。

結露

フローリングは冷たいですよね。その冷たい所に布団を敷くと、フローリングと布団の間に結露が発生し、それを布団が吸ってしまいます。その為湿気がたまりやすくなり、カビがでてきてしまいます。

寝汗

人間は寝ている間に寝汗をかきます。その寝汗を布団が吸い取り、湿気がたまります。そのまま放置すれば、カビの原因になってしまいます。

部屋の湿気

昔と違って、最近の住まいは気密性が高い為に、カビなどが発生することがあります。部屋の通気性が悪く、湿気ている状態だと、布団と床の間に結露もたまりやすくなります。その結果、布団が結露などを吸ってカビの元となってしまいます。

【安心して眠れない】布団にカビが生える4つの原因と取り方

布団に生えたカビの取り方

シーツやカバー類

布団のシーツやカバー類にカビが生えてしまった場合は、衣料用の漂白剤を使って洗濯することで、消毒効果が期待できます。黒カビとなりシミになってしまったものに関しては、シミはとれませんが、酸素系漂白剤で洗濯することで、殺菌することはできます。

布団本体のカビの取り方

クリーニング

一番手軽なのは、専門のクリーニング業者に布団クリーニングに出してしまうことです。コストはかかるものの、しつこいカビでもしっかりと落としてきれいにしてくれます。

専用洗剤

ネット通販では、布団のカビ除去専用の洗剤が販売されています。なかなか落ちないカビにも効果があるとして人気となっていますが、使用前にしっかりと説明書を読んで正しく使用するようにしましょう。

重層水

布団のカビは重層水を使って落とすことができます。

1.掃除機で布団表面に付着しているカビを吸い取ります。掃除機でこすったりせずに、少し掃除機を浮かして吸い取るようにしてください。この時、吸引したカビの胞子を部屋にばらまくのを防ぐ為に、掃除機の排気口は窓の外に向けておいてください。

2.市販で売っている重層水クリーナーなどの重層水を、カビ部分に吹き付けて3分程度放置します。その後、歯ブラシなどを使ってこすります。

3.濡らしたティッシュや布などで、重層水がついている部分を拭き取ります。

4.一度天日干しします。

5.消毒用のエタノールをカビ部分にしっかりとスプレーします。

6.風通しの良いところで天日干しをして、しっかりと乾かします。

7.仕上げに掃除機をかけて、残っているカビやダニの死がいなどをしっかりと吸い取ります。

買い替える

かなり広範囲にわたってカビが生えてしまい、クリーニングの業者でもかなわないといった場合は、もう新しいものに買い替えることをおすすめします。同じことを繰り返さないよう、カビが発生しにくい環境を作る必要があります。

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布団にカビが生えないようにする方法は?

天日干し

布団をあげて、すぐに押し入れに入れるのではなく、できれば毎日天日干しをおすすめします。毎日が無理でも週に1回など、定期的に天日干しをして、しっかりと乾燥させてあげましょう。天日干しができない時でも、室内で使える布団干しを使って、寝ている間に布団にたまった湿気を飛ばしてあげて下さい。

フローリンなどに直に敷かない

布団干し機能がついているすのこなどは、ネット通販で販売されています。すのこでなくても、新聞紙を敷いたり、バスタオルを敷くのもおすすめです。とにかくフローリングなどに直に布団を敷かないようにしてください。

除湿シート

布団の下に敷く除湿シートが市販であります。布団を敷く前に敷くだけなので、手軽で簡単に湿気をとってくれるのでおすすめです。

布団乾燥機

天日干しができない時に便利なのが、布団乾燥機です。ダニ退治機能がついているものもあります。かなりの時間がかかってしまいますが、しっかりとダニ退治してくれますし、布団の湿気をとばし、カビ予防に効果的です。布団乾燥機使用の場合は、布団の裏面も湿気が溜まっているので、裏面もしっかり乾燥させるようにしてください。

【安心して眠れない】布団にカビが生える4つの原因と取り方

フローリングのお掃除も忘れずに!

布団にカビを発見したら、布団のカビを除去するのも大切ですが、敷いていた部分のフローリングもしっかりお掃除しなければいけません。カビが生えた布団と接していた部分には、カビの胞子などが付着している可能性が非常に高いです。そのままきれいにした布団を敷くと、また同じように、布団にカビが生えてしまいます。

フローリングは、まずはしっかりと拭き掃除をしてから、掃除機をかけるようにしてください。そうすることで、お部屋にカビの胞子をまき散らすのを防ぐことができます。

布団に湿気と結露はカビの元です。毎日の天日干しができなくても、カビ予防の対策はいろんな方法がありますので、是非お試しになってみてくださいね。