胸元が開いた服を着ると鎖骨のラインが見えている女性って小顔に見えるし、スマートに見えるものです。でも、鎖骨の骨のラインが見えるかどうかは生まれつきだからといって諦める必要はありません。
女性が憧れる鎖骨美人を目指すためにおすすめのマッサージ方法やストレッチをご紹介しますね。
鎖骨(デコルテ)ってどんな場所?
デコルテという言葉を鎖骨周辺を指す言葉として使用しますが、鎖骨だけを指すの?それとも別の場所も指すのかと聞かれるとご存知ない方も多いでしょう。
鎖骨(デコルテ)とは鎖骨だけではなく割と広範囲を指し、首の下側からバストの上あたりまでの範囲を言います。ハイネックなどの服を着ない限り、洋服から外に出ていることが多く紫外線ダメージや乾燥などの影響で年齢が出やすい部位でもあります。
またリンパや皮脂腺が多く集まる部位であり、むくみが起こったり毛穴詰まりといったトラブルを受けやすいのが特徴です。さらに皮膚が薄くシワも目立ちやすい場所なので、しっかりとケアしなくてはなりません。
美しいデコルテラインを保つにはお肌はもちろんのこと、デコルテを取り巻く筋肉を柔軟にしなやかにしておくことが重要だと知っておきましょう。
デコルテマッサージのやり方
では鎖骨美人になるためにおすすめのデコルテマッサージのやり方と題して、準備編、マッサージ法、注意点と区分けしてご紹介しますね。
デコルテマッサージ前の準備
まずはデコルテマッサージをする前の3つの準備から見ていきましょう。
1.保温及び保湿
1つ目はデコルテ周りの保温及び保湿することです。レンジでチンして作るホットタオルなどをデコルテ周りに置くことで血流もよくなり、潤いもプラスされマッサージ効果が高まります。保湿は乾燥しやすい部位だからこそ大事な準備なのです。
2.手や指を洗う
2つ目は手や指を洗いきれいにしておくことです。これは雑菌などで肌を傷つけたりしないようにという意味合いと、ぬるま湯などで洗うことで冷たい手ではなく温かい手でマッサージできるようにという意味があります。
3.マッサージオイルなどを塗る
3つ目はマッサージオイルもしくはクリームなどをデコルテに塗ることです。これによって滑りがよくなり、かつ皮膚が摩擦で傷つくのを防ぐことができます。
少し面倒でもこれらをしておくと効果アップはもちろん、思わぬトラブルも避けることができますよ。
デコルテマッサージ1
まずは頬から耳に向かってもマッサージしていきましょう。
1.ほほに手のひらをおき、耳に向かってさすります
2.次に耳から鎖骨ラインを同様にさすります
※5~10回程度
デコルテマッサージ2
では耳から鎖骨にかけてのラインを重点的にマッサージします。
1.耳の後ろのくぼんだ部分に人差し指と中指をあて軽く圧をかけます
※5~10秒程度 左右同時に
2.人差し指から薬指をつかい耳の後ろのくぼみから鎖骨ラインを優しくさすります
※5~10回程度 左右とも逆の手で行う
デコルテマッサージ1 むくみ撃退
続いてむくみを取るのにおすすめのデコルテマッサージをご紹介しますね。
1.左手でピースサインを作ります
2.ピースをした二本の指で右の鎖骨を挟みます
3.鎖骨を挟んだまま、中心から外側に向かってスライドさせます
心地よい力加減で左右ともに10回程度行ってくださいね。仕上げに鎖骨と脇の下をギュっと押していきましょう。意外とむくみがたまっている鎖骨は、このマッサージをすることでスッキリしたデコルテラインをゲットできるでしょう。
デコルテマッサージの注意点
最後にデコルテマッサージをする際に注意しておきたい点をご紹介しますね。
まず力の入れ過ぎに注意することです。気持ちいいなと感じるとつい強めにしてしまいがちですが、リンパは優しくアプローチしてあげるのが基本です。どうしても強い力加減になる方は、動作の間に一呼吸置くか一度手を離してから再度スタートさせるのがおすすめです。
また体調がすぐれない時などはマッサージは控えましょう。それは、リンパは風邪などから戦う免疫力を担っているからです。
ストレッチもおすすめ
さてデコルテラインをスッキリに魅せるにはストレッチで血流をあげ、筋肉をほぐすことも重要です。
首ストレッチ
では後頭部から鎖骨ラインに向けて長くかつ大きくついている胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉を伸ばす方法をお届けします。
1.正面を向き、首を真横に倒します
2.上記の状態を10秒程度保ってください
※首を倒した側と逆側が伸びているのを意識
※左右行う
3.首を傾けた状態からゆっくりと大きく首を回します
※左右交互に3~5回程度
いかがでしたでしょうか?例えばお風呂あがりにマッサージとストレッチを取り入れると血流も良くなっているのでより効果的ですよ。みなさんの生活の一部の中にデコルテケアを取り入れることで、無理なく鎖骨美人を目指しましょう。