韓国人の女性って本当に美肌の方が多いですよね。一時期、韓流ブームが来たときも韓国に行くとキムチをはじめとした韓国食材、韓国料理に美肌効果があるなんて話題になっていました。
そんな韓国発症の美容法、「食塩水パック」をご存知ですか?なんと週1回行うだけでつるつるすべすべのお肌になれるとか。
今日は綺麗な肌を目指す女性におすすめの食塩水パックのやり方をご紹介します。
食塩水パックとは?
食塩水パックは名前の通り、食塩水を使って顔にパックする方法です。ただ普通に水道水で食塩水を作ればいいの?というと少し違います。
パックに使う食塩水は医療用の滅菌されたものです。(滅菌生理食塩水というような言い方をします。)台湾や韓国などの国では一般的に売られているのですが、日本では市販されていません。
食塩水パックのすごい効果
食塩水パックは簡単かつ格安で出来るのにも関わらず、その効果はお店で買う商品に劣りません。それどころか市販品に勝るとも言われています。食塩水パックをすることで、以下のケアを一気に行うことが出来ます。
・つまり毛穴、たるみ毛穴のケア(角栓・黒ずみ除去、毛穴引き締め)
・肌のごわつき、ざらつきのケア(ソフトピーリング、肌荒れの防止)
・アトピーなどのアレルギー、湿疹や赤み肌などの皮膚炎症の防止
・ニキビ改善やニキビ跡予防
・美白ケア
・脂性肌、乾燥肌の肌質改善
美白やニキビなど一つの効果に特化したパックは多いですが、こんなにいろいろな対策が一気に出来るパックは他にありません。なぜこんなに効果がたくさんあるのかというと、それは塩に含まれるミネラルの恩恵です。
マグネシウム、ナトリウムは皮脂と混ざりあい黒ずみや角栓を落としやすくします。落としやすくするだけでなく、ナトリウムは毛穴の引き締めまでしてくれるのです。
ピーリング効果もあるので、肌のごわつきやざらつきを落としたり、肌のシミを薄くしたり、美白効果も期待できます。
また、塩は殺菌作用・抗菌作用等を持っているので、肌の雑菌が繁殖するのを防ぎ、清潔な状態を保つ手助けをしてくれます。洗浄力もソフトで必要な油分は残してくれるので、脂性肌・乾燥肌を改善してくれるのです。
食塩水パックのやり方
次に食塩水パックのやり方をご紹介します。食塩水パックのやり方は驚くぐらい簡単なので、ぜひ一度試してみてください。
1.まず、滅菌生理食塩水をコットンやガーゼ、シートマスクにしみこませます。この時、コットンを使う場合は使う枚数分あらかじめ用意しておき、トレイなどの上で全て生理食塩水に浸すと楽です。
2.次に顔全体を隙間なく埋めるようにコットンを使ってパックしていきます。
3.パックは10分~15分程度着けたままにしておきます。どのシートパックでもそうですが、長時間おいたらより効果が高まるということはなく、反って乾燥を招き、肌荒れを起こす原因になるので最長15分は必ず守ってください。
4.パックを外したら通常通りのスキンケアをしてケア終了です。(化粧水、保湿クリーム)
日本では滅菌生理食塩水が市販されていないと前述したので、パックするための滅菌生理食塩水が手に入らないなら、食塩水パックも出来ないかと思うかもしれませんが、手に入れるのが難しけれど作れば簡単です。
最初に水を用意します。水は塩素を含まないものを使う必要があるので、水道水を沸騰させてカルキを飛ばしたものを冷ましてから使用するか、精製水を使用します。
精製水は500mlのものが100円で買えるので、水道水を沸騰させて冷ます時間を考えたら、コスパは良い方です。
生理食塩水は0.9%の塩分濃度で作られた食塩水なので、500mlの生理食塩水を作りたい場合は495mlの水に対し、約5gの塩を混ぜることになります。(何グラムの塩を使うのかは作る食塩水の総量で計算しましょう。)
一度にたくさん作った方が楽なのではと思う方が多いと思いますが、カルキを飛ばした水や精製水は保存料が入っていない状態で、雑菌が繁殖しやすくなります。ですので保存はせず、都度都度生理食塩水を作る方が安全です。食塩は天然塩で作るとミネラルなどの成分が豊富で美容効果が高いです。
食塩水パック注意点
食塩水パックは美容効果が高いことはわかっていただけたかと思います。しかし、美容効果が高くてもやりすぎてしまえば、逆効果を招くこともあります。肌の強さなど個人差はありますが、週1、2回にとどめておいた方がよいでしょう。
特に、体調が悪い時期、生理前~生理中にかけての肌が敏感な時期は肌トラブルが起こりやすく、いつもは平気なスキンケアでも肌がピリピリしたり、炎症を起こしやすくなります。そのため、食塩水パックも控えた方が良さそうです。食塩水パックをするタイミングは生理が終わった後から生理1週間前までくらいがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?格安・手軽に出来る食塩水パック、試してみて損はないです。ぜひ、お試しあれ!