自宅でエステ気分が味わえる「海藻パック」を手作りしてみよう!

エステに毎週通うことが出来れば、お肌を美しく保つことはできるかもしれません。でも、子育てや家事、仕事やプライベートな時間、全てを両立させ、なおかつエステに行く時間を作ることは容易いことではないですよね。

女性にとっていつまでも綺麗でありたいと願う気持ちは当たり前で、誰しもが美を保つことを目標にされていると思います。そんな女性たちにぜひご紹介したいのが、自宅で簡単にエステ気分が堪能できる“海藻パック”です。

海藻は、食事から摂り入れても美や健康にとっても良い効果をもたらしてくれるものです。その有効成分を直接肌へ届けることができれば、きっと健やかな肌を保つことが出来るでしょう。

今回は、海藻パックについて詳しくご紹介するとともに、作り方ややり方について解説していきたいと思います。

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「海藻パック」とは?

海藻パックは、その名前からも分かるように海藻を原料としてお肌にのせるパックのことをいいます。実際にエステでも取り入れられているほど効果が期待できるもので、自宅でも簡単に作ることができるのも魅力のひとつとなっています。

また、肌だけでなく髪や頭皮を健やかにさせる効果もあるため、作り方次第ではさまざまな用途で使用できます。

自宅でエステ気分が味わえる「海藻パック」を手作りしてみよう!

海藻パックの効果

それでは海藻パックの詳しい効果についてもみていきましょう。

ミネラルによる整肌作用

ミネラルは肌の代謝を促進してくれる効果があります。亜鉛や銅、ヨードなどは中々肌に直接届けることが難しい栄養素ですが、海藻パックからならたっぷりと与えることが出来ます。

中でもヨードには毛穴汚れや皮脂を溶かしてくれる働きがあります。毎日のメイクや汗、皮脂によって毛穴への負担やダメージは深刻なもの。洗顔やクレンジングをきちんと行っていても、それだけでは心もとないでしょう。そんな普段のケアの手助けのひとつになってくれるのがこのパックなのです。

アルギン酸で潤いキープ

海藻にぬめりがあるのはアルギン酸によるものです。食事から摂取すれば高血圧の改善や抑コレステロール効果を得ることが出来ますが、お肌にはうるおいを与えてくれる作用があります。

年齢に関係なくお肌の乾燥によるダメージは大きいものです。外気に毎日さらされている肌は、つねに刺激と戦っている状態です。少しでもその刺激を和らげてあげるためには、お肌を芯から潤わせてあげることが大切です。

血行促進

海藻パックにマッサージをプラスすることで、肌は甦るように血色がよくなります。くすみ肌の原因は、お肌の血行不良です。海藻の栄養素をたっぷりと与えながら、お顔のリンパを流してあげると、より高い美肌効果を得ることが出来るでしょう。

アレルギー抑制

アレルギーに悩まされる子供も増えてきているほど、現代人にとって深刻な問題となっていますね。アレルギー症状は肌に炎症を起こし、肌荒れを及ぼす原因となります。

つねにピリピリとした痛みや刺激を感じたり、乾燥も酷くなるなど、美肌にとって大敵な症状が辛いのが特徴です。そんな辛い症状にも効果を発揮してくれるのが海藻です。

海藻には炎症を抑制し、アレルギーを抑えてくれる働きがあります。季節に関係なく辛い症状に悩まされている方は、ぜひ取り入れてみましょう。

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海藻パックの作り方と使い方

ではさっそく、海藻パックの作り方と使い方について解説していきます。

作り方

ワカメパック

用意するもの…乾燥ワカメ、レモン半分、水500ミリリットル

1.まずは乾燥した状態のワカメを水で戻すとともに、塩気を取り除きます。
2.5分程度でふやけ、塩気も大体はなくなりますが、一度食べてみて確認してみましょう。あまりに塩気が強いとかゆみを起こすので注意してくださいね。
3.ワカメを耐熱容器に入れ、水を加えます。
4.電子レンジ600wで5分加熱しましょう。程よく柔らかい状態になるまで様子を見ながら1分、2分追加で加熱してください。
5.鍋に入れ、中火で10分ほど煮ても大丈夫です。
6.次は、ミキサーでワカメをペースト状にします。細かくなればなるほど浸透しやすくなります。
7.回転しにくい場合はお湯を少し加えながら行ってみて下さい。
8.最後にレモンを絞り、大さじ1杯加えましょう。
9.タッパーなどに入れて冷蔵後で3日から7日程度熟成させれば完成です。

昆布パック

用意するもの…昆布10g、水800ミリリットル、オリーブオイル小さじ1杯

1.昆布を8センチ程度の大きさに切り、鍋に水と昆布を入れて煮つめていきます。
2.30分程たつと、お箸で昆布が切れる程度に柔らかくなってくるので、時折様子を見ながら行ってください。
3.柔らかくなった昆布をワカメパックと同様ミキサーでペースト状にしていきます。
4.最後にオリーブオイルを小さじ1杯加えたら完成です。

海藻パックの使い方

1.まずは手の甲に塗り、アレルギー反応が起きないか、痛みや刺激を感じないかチェックしてください。
2.肌に問題がなければ、パックをお顔全体に塗り込んでいきましょう。
3.この時ひと肌程度に温めてから使用すると、血行をより促すことができるのでおすすめです。
4.パックをのせたら10分間放置します。
5.その後マッサージを行っていくので、できれば浴室内で行いましょう。
6.眉からおでこ、内側から外側へ流すように行ってください。パックが乾き切る前に始めて下さいね。
7.最後にぬるま湯で洗い流し、いつも通りのスキンケアをして完成です。

パックをしながら首や鎖骨のリンパを流しておくとより効果的です。

体や髪にも使ってみよう!

海藻パックは、お顔だけでなく全身に使用することができます。女性が気になる二の腕や太ももに塗り込めば、発汗作用から引き締め効果を得ることもできるのです。

体に塗り込む場合

体に塗り込む際は、塗り込んだ後にラップで蓋をし、さらにその上からホットタオルをかけて温めてあげましょう。15分ほどでパックを洗い流し、マッサージしてあげるとより効果を高めることが出来ます。

髪に使用する場合

髪に使用する際は、洗髪した後水気を取り除き、くしに海藻パックをつけます。そのまま髪につけ、ラップでくるんだら20分ほど置きましょう。

最後に頭皮を揉み、血行を促してあげたら、リンスで仕上げて下さい。

全身に使えて高い美容効果が期待できる海藻パック、ぜひ試してみて下さいね。