透明感のあるお肌は年齢を若く見せることができ魅力的です。しかし年齢と共にお肌のくすみが気になってきてしまいますね。
そこで今回は、お肌を暗く見せてしまう「くすみ」の5つの原因と、原因別の改善方法、さらにメイクでカバーする方法をご紹介しましょう。
くすみの種類と原因
まずはくすみの種類と原因と題してお届けしますので、あなたのタイプを確認してみて下さいね。
1.血行不良によるくすみ
まず1つ目は血行不良によるくすみです。
お肌が青黒い感じになってしまい、暗く見えてしまうのです。生活に疲れたというイメージも与えやすいので非常にマイナスですね。
このケースは、睡眠不足やストレス、身体の冷えなどが原因となり血行不良が起こることが引き金となります。
2.乾燥が引き起こすくすみ
2つ目は、乾燥が原因で引き起こされるくすみです。
お肌の表面に艶がなくなり、カサついてしまうと暗くてくすんだイメージの肌となるのです。普段のスキンケアが不十分な場合などが考えられます。
3.黄色っぽく見えるくすみ
3つ目は黄色っぽくなることで老けた印象を与えるくすみです。
これには、カルボニル化と糖化の2つのケースが考えられます。前者は、ストレスや加齢に加えてタバコや紫外線、脂質を多くとり過ぎることが原因となります。
後者は、糖分の取り過ぎ、紫外線、タバコ、加齢が原因となります。甘いものをよく食べる、ご飯や麺類をよく取るという方に多いくすみです。
4.化粧品が原因となるくすみ
お肌をきれいに魅せる為に使用するお化粧品ですが、それが原因でくすみが起こることもあります。
例えば、化粧品が古くなっていることや、鉱物油を含んだ化粧品だと要注意です。いつ買った化粧品であるか忘れてしまったけど、もったいないから使おうはNGです。
5.メラニンが原因であるくすみ
メラニンというと紫外線ですね。紫外線を浴び続けることで、メラニンが作られお肌に残るとくすみや日焼けを起こしてしまいます。
特にお肌の状態が良くないと、ターンオーバーでもメラニンがなくならず、しつこいくすみにつながり、さらにはシミも作りやすいので注意してくださいね。
原因に合わせたくすみの取り方
では上記でご紹介した原因によって適切なくすみの取り方をご紹介していきましょう。
1.血行不良によるくすみの取り方
まず血行不良によるくすみの場合は、言うまでもなく血流改善がポイントとなります。それはお肌だけにとどまらず、全身の血流アップが大切です。
1.顔の体操
お顔をぎゅっとすぼめて、一気に目や口を開くといった、簡単な体操をしてあげることで、顔の表情筋が使われ血流がスムーズになりますよ。さらに左右の頬だけ、もしくは顔全体に空気を入れて、一気に出すという方法もおすすめです。
2.お風呂につかろう
シャワーだけでなく、お風呂にしっかりとつかることが大切です。38度から高くても40度までのお湯の温度に設定し、20分程度かけてじんわり芯から温めていきましょう。
お風呂につかりながら、先に紹介した顔の体操をするのもおすすめですよ。
3.軽い有酸素運動をしよう
激しいスポーツをする必要はありませんが、身体全体を温めることが出来る運動、つまり有酸素運動が効果的です。
ウオーキングを30分以上行うなどした後に、さらにストレッチで循環を良くしていくといいでしょう。
2.乾燥が引き起こすくすみの取り方
続いて保湿不足による乾燥が原因となるくすみの取り方について見ていきましょう。
ただし、保湿だけをするのでは意味がありません。お肌の状態を良くした上での保湿が必須ですので、洗顔をしっかりと行いましょう。
またゴシゴシとこするように洗うのではなく、ぬるま湯で作った泡で優しく洗ってあげることです。それによって汚れがきれいに取り除かれた肌に、スキンケアを行うのがポイントです。
化粧水を使用した後は油分の入った乳液などでお肌に蓋をして、水分が逃げないようにすることも大切ですよ。
3.黄色っぽく見えるくすみの取り方
黄色っぽく見えてしまうくすみの取り方は食事面の改善が大切です。
まずは糖質と脂質を取り過ぎないように控えることです。それに加えて野菜を最初に食べて、糖質の吸収を抑えたり、ビタミン類を積極的に取ることも大切です。
ビタミンはお肌に嬉しい栄養素がたっぷり入っていますので特に意識して、ビタミンC、E、ポリフェノールを取るようにしましょう。
そしてもう1つは、タバコを控えることです。喫煙は末端部分の冷え性を引き起こす原因となるので、お肌自体にも影響を与えてしまうのです。
4.化粧品が原因となるくすみの取り方
次に使用している化粧品が原因となっている場合ですが、まずは製造年月日をチェックしてください。古すぎるものは、新しいものに変えてください。
さらに、あまり油分が多くない化粧品を選んだり、無添加のお肌に優しいものを選ぶことで、肌の状態を正常に保つことが出来ますよ。
5.メラニンが原因であるくすみの取り方
メラニンが原因となる場合は、日焼け止めを使用するなどして紫外線を避けることにつきます。
曇りの日でももちろん紫外線を予防し、塗り直しをすることも大切ですね。
くすみをカバーする方法
くすみをカバーする際、血行不良の場合はピンクを使用して肌の印象を変えてください。乾燥によるくすみと黄色っぽいくすみには、パープルがおすすめです。
化粧下地にムラがあるのもくすみを目立たせますので、スポンジやブラシを使用してしっかりとカバーしてくださいね。その後に上記でご紹介したコントロールカラーを取り入れしましょう。
実際は疲れていたとしても、それを肌に出さない女性って魅力的ですよね。いつまでも若々しい肌をたもつため、くすみケアは行ってくださいね。
