うっかり焼いても大丈夫。日焼けしたその日に行うべき3つのケア

日焼け止めをうっかり忘れてしまったり、していたとしても日焼けをしてしまうことも多いものです。

万が一日焼けをしてしまったとしても心配無用です。日焼けしたその日、そして翌日以降に行うべき対処法をまとめてご紹介します。

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紫外線による悪影響

紫外線は女性のお肌の敵と言われますが、その理由の1つはシミやシワの原因を作るなど肌の老化を誘発することです。メラニン色素が酸化してできる黒ずみは日焼けだけでなく、シミをつくり、さらには皮膚内部の細胞を傷つけることに繋がります。また年齢とともにできるシワに比べて紫外線によってできるシワは深く肌質の低下も引き起こします。

さらに長時間紫外線を浴びることは、皮膚がんだけでなく白内障につながることもあります。

うっかり焼いても大丈夫。日焼けしたその日に行うべき3つのケア

日焼けしたその日に行うべきケア

まずは日焼けをしてしまった当日に絶対行っておきたいケアを3つご紹介します。

1.冷却

日焼けは皮膚の火傷の一種です。そこで、日焼けした部位を冷やしてやり、熱をとっていくことが大切です。

冷たいシャワーを浴びて全体的に熱を取った後は、保冷剤を使用したり、氷のうに氷水を入れ冷やしてあげるようにしましょう。

2.保湿

冷やして熱を取った後は、しっかりと保湿してあげましょう。

焼けた部分は日焼けでヒリヒリしていると思いますので、コットンにつけて化粧水を浸すとコットン繊維が刺激になることもあるので注意しましょう。そういった場合はハンドプレスでつけてあげると摩擦が少ないのでおすすめです。

また化粧水が日焼け部分にしみて痛い場合は、軟膏などを塗ってあげた方がベターです。そうでない場合は、たっぷりの化粧水で水分を補給しさらにクリームでお肌の保護をしっかり行ってくださいね。

海や野外に出かける時は前もって化粧水を冷蔵庫に入れ冷やしておくと便利ですので覚えておいてください。

日焼け部分に万が一水ぶくれなどがある場合は、病院で診てもらった方がいいでしょう。

また日焼け部位の水分補給だけでなく内側から水分を取っていくことも大切なので、お水をたっぷり取るようにしてくださいね。

3.たっぷりの睡眠

日焼けした肌を補修するには、寝ている間に成長ホルモンを分泌させることが大切です。そこで、日焼けのケアが終わったらいつもよりも早めに寝て翌日に備えましょう。

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日焼けした翌日からはどうするの?

では、日焼けをしてしまった翌日からのケアと気を付けたいことをいくつかご紹介しますね。

1.紫外線を避ける

日焼けをした部位は肌が非常にデリケートになっています。そこで、新たに紫外線を浴びることはできるだけ避けましょう。

日焼け止めはかえって肌に負担になることもありますので、帽子や日傘などのアイテムを駆使して日光をできるだけ避けてください。

2.栄養分で肌を補修

肌を補修する為にお肌に有効な栄養素を取っていくことも内側からのケアとして有効です。是非取りたい栄養素をご紹介しますね。

・タンパク質(乳製品、魚、卵、お肉、大豆など)
・亜鉛(海苔、納豆、お肉、牡蠣、しじみなど)
・ビタミンC(ピーマン、ブロッコリー、パセリなど)
・各種ビタミン(ビタミンA、うなぎ、レバー、人参、かぼちゃなど)
・リコピン(トマト、グレープフルーツなど)

特に亜鉛とビタミンCは一緒に取ることでお肌に有効ですので覚えておきましょう。ちなみにビタミンCの1日の推奨摂取量は100mgです。ただ熱を加えると壊れやすいので生でサラダなどでとるようにしましょう。ビタミンAは逆に熱を加えると効果がアップするので、炒めものなどがおすすめです。

3.日焼け止めは正しく使用する

日焼け止めは塗ればいいと思っていませんか?正しく使用することで効果がでるものなので以下を注意しましょう。

まず1つ目は、ムラなくつけることです。2つ目は必ず2~3時間したら塗り直しをすることです。汗をかいたり皮脂などによって落ちてしまうと、効果が出なくなります。水に強いタイプのものも完全防水ではないため同じく塗り直しをするのが無難です。

4.美白ケアをしっかり行う

シミやそばかすといった肌トラブルを避けるために、美白ケアを行うことも大切です。これは夏場だけでなくできれば1年中行うのがベストです。

ちなみに美白ケアを行う成分の働きには2つのタイプがあります。

・メラニン色素の生成を抑えてシミを作らない
・ターンオーバーを促進することでメラニン色素を分解しシミを薄くさせる

前者の働きに大切な成分を以下にご紹介します。

・プラセンタエキス・ビタミンC誘導体・ハイドロキノン・ルブチン・トラネキサム酸
・ルシノール・コウジ酸・カモミラET

後者のシミを薄くする栄養素は以下のものがあります。

・ハイドロキノン・ビタミンC誘導体

ちなみにハイドロキノンは非常に強い成分なので、製造元をしっかりと確認することをおすすめします。

5.アルコールを抑える

暑い夏などは冷えたビールなどがおいしいものです。しかし、利尿作用もあることから身体から水分が減少しやすくなります。

また血流を促進することで日焼けの炎症度合いを強める可能性もあるので控えるようにしましょう。

日焼けをした時に覚えておきたい対処法をご紹介しました。これで今年の夏を乗り切りましょう。