実はニキビじゃない!「二の腕のブツブツ」の正体と治し方5つ

 

二の腕にブツブツができたことがありますか?見た目だけでなく、ザラッとしていて触り心地も良くありません。特にノースリーブや半袖の季節は気になりますね。この二の腕のブツブツはニキビだと思われがちです。実は、二の腕のブツブツはニキビではなく皮膚の症状です。

今回は二の腕のブツブツの正体と、対策方法を紹介します。

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二の腕のブツブツの正体は「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」

二の腕のブツブツは、ニキビではなく「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」という症状になります。「毛孔角化症」「さめ肌」とも呼ばれています。二の腕を中心にブツブツが広範囲にでき、自然と治る人も多いです。

ブツブツは硬く固定しているので中々取れにくく、若い人にできやすいことから悩みの種にもなり得ます。

実はニキビじゃない!「二の腕のブツブツ」の正体と治し方5つ

毛孔性苔癬の症状と原因

毛孔性苔癬は一般的な皮膚疾患です。症状も見たことがある人が多いでしょう。

毛孔性苔癬の症状

毛孔性苔癬では毛穴に角質が詰まり、硬くなって皮膚が盛り上がります。ブツブツとした触り心地で、色味は皮膚と同じ色か褐色です。ブツブツは一つ一つの大きさが小さく、色も皮膚に近いのであまり目立ちませんが、お洒落な女性や多感な思春期の生徒は悩んでしまいます。

毛孔性苔癬がもっともできやすいのは二の腕ですが、お尻や太ももにできる場合も多いです。ブツブツとした触感以外の自覚症状は特になく、ごく稀に痒みが生じる人もいます。体の健康状態に害はありません。

毛孔性苔癬の原因

毛孔性苔癬は明確な原因が判明していません。健康への害がないばかりか、自然に治る人がいるので深刻に捉える必要はありません。近年では、遺伝やホルモンバランスといった条件が毛孔性苔癬の発生に関係していると言われています。

・遺伝

毛孔性苔癬は遺伝的要素があると言われています。親や兄弟に二の腕のブツブツができた経験があれば、家族もできやすい傾向があります。ブツブツの範囲や発生する期間も似ていることがあります。

・ホルモンバランス

思春期の若者や妊婦にできることが多く、主に若い人に発生します。思春期や妊娠中は体内のホルモンバランスが大きく変化する時期であることから、ホルモンバランスが関係していると推測されています。

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毛孔性苔癬のできやすい人

毛孔性苔癬は、子供から20代くらいまでの若い層にできやすいです。小学生高学年から高校生までの子供によくできます。特に思春期にできる人が多く、思春期の約半数が経験するというと言われています。

20歳を超えると減少し始め、30代以降には自然に消える人が多いです。30代になってもブツブツが残り、悩み続けてしまう人もいます。また、二の腕は治ったけれどお尻のブツブツが消えないなど、発生する箇所によっても治り方はまちまちです。

実はニキビじゃない!「二の腕のブツブツ」の正体と治し方5つ

 

自宅でできる治し方

毛孔性苔癬はとてもメジャーな皮膚疾患です。そのため様々な治療薬や治療方法が確立されています。

紫外線対策

紫外線を浴び続けると肌が乾燥してしまい、毛穴の詰まりの原因になります。日頃から紫外線対策を心がけましょう。顔や肘から先、膝下などは日焼け止めを塗る人も、二の腕は忘れやすい箇所です。二の腕にも日焼け止めを塗り、自転車や車を運転するときにはアームカバーを着用しましょう。

アームカバーは手の甲から肩口まで覆える長めのサイズが良いです。また腕周りのサイズが大きいと、着用中にアームカバーが下がってきます。二の腕にフィットする太さのアームカバーを選びましょう。

市販の薬を用いる

二の腕のブツブツ対策として、大手製薬メーカーの作った市販薬が売られていますね。薬局やドラックストアで手軽に購入できるので、諦める前に使ってみましょう。市販薬は肌の新陳代謝を高める尿素や、肌の炎症を抑える成分が配合されており、患部に直接成分を届けることができます。

肌の状態を整えるには時間がかかります。市販薬は毎日使用を続けることが大切です。

肌への刺激を避ける

肌に強い刺激を与えると、炎症が起きたり角質が溜まりやすくなります。脱毛の際はカミソリの刃を当てない、低刺激のボディクリームを使うなど、肌への刺激をできるだけ避けましょう。入浴時のボディタオルも柔らかいものにして、体をゴシゴシこすらずに優しく洗います。

ビタミンAを摂る

肌の新陳代謝を促して新しい肌を生み出すことは、毛孔性苔癬の改善にも繋がります。肌の新陳代謝を高める栄養素を摂るように意識しましょう。肌の健康にはビタミンが関係しており、肌の生まれ変わりには特にビタミンAが適しています。

ビタミンAはβカロテンから作られるので、カロテンが豊富な食材を積極的に摂取します。
・緑黄色野菜
・米油
・フルーツ
などに豊富に含まれています。

またビタミンAと合わせて、ビタミンCやビタミンEも摂取しましょう。ビタミンA/C/Eは美肌を作る栄養素です。

睡眠時間を十分に摂る

肌の修復や新陳代謝は就寝中に行われます。特に22:00-2:00の間は”お肌のゴールデンタイム”と呼ばれ、成長ホルモンの分泌が活発になります。睡眠不足はお肌の大敵です。22:00にはベッドに入れるよう、生活リズムを整えましょう