【女性向け】ウエストの正しい測り方と理想サイズ

通販などで服を買う時に、サイズはきちんと測っていますか?

体のサイズは年齢と共に変化するため、服を新調する時に再度測り直す必要があります。いつもと同じサイズで大丈夫、と測ることをやめていると、体が変化していたり、もしかすると気がつかないうちに脂肪がついている可能性もあります。

正しいサイズを知っておくことも必要ですが、「理想の○○センチになりたい!」と目標を掲げることは、ダイエットでも重要なポイントです。

そこで今回は、ウエストの正しい測り方と、その理想のサイズについて詳しくご紹介します。

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ウエストの位置は?

よく間違えやすいのが、ウエストと腹囲です。健康診断などで測る腹囲は、おへそ周り、つまりお腹の中でも一番太い部分を測ります。ウエストはお腹の中でも一番細い、くびれの部分を測ります。

くびれが分からないという場合は、両腕を体の両側につけ、肘を曲げてみましょう。肘を曲げたところ、だいたいおへそから2cmぐらい上がウエストになりますので、ここを測れば服のウエストサイズが分かります。

また体を左右に曲げてみて、折れ目ができるところもウエストの目安になります。自分で確認ができない場合は、他の人に手伝ってもらうか、お店で測ってもらうといいでしょう。

【女性向け】ウエストの正しい測り方と理想サイズ

ウエストの理想サイズは?

細い腰になりたい!と思っても、理想のサイズが分からないと目標にできませんよね。またウエストのサイズは身長によっても変わりますし、年代によっても変わってきます。

日本人女性のウエストの平均は?

日本人女性のウエストの平均は、63cmから66cmとされています。ただし身長や年代によっても、この平均には違いがあります。

経済経産省のアンケートによると、20歳から24歳だと平均が67cm、25歳から29歳で67.6cm、30歳から34歳で68.1cmです。さらに40代は69cmから72cm、50代は75cmが平均というデータがあります。

女性は男性よりも脂肪が多いとされていますが、女性ホルモンの影響で内臓脂肪がつきにくいため、男性よりもウエストは細めです。ただし加齢と共に女性ホルモンが減少すると、ウエスト周りも太くなっていきます。また身長が高くなればウエストもそれに伴い太くなります。

理想のウエストはどう計算する?

理想のウエストの計算方法としてよく挙げられるのは、女性下着メーカーで有名な、ワコール人間科学研究所が発表した、体の立体的なバランス指標とされるゴールデンカノンです。体のサイズの黄金比率を求めるもので、身長に対してウエストは0.38をかけた数値が理想の数値と考えられています。

身長165cmだと、この計算式でウエストは62.7cmですが、日本人女性の平均では67cmですから、理想のウエストはかなり細いといえます。

理想のウエストはヒップとのバランスからも計算可能

また理想のウエストは、身長からだけでなく、ヒップからも計算することができます。理想のウエストは、ヒップの70%以下なので、ヒップのサイズ(cm)に0.7をかけることで計算できます。

あくまでも計算式は1つの方法であり、このサイズでなければいけないということではありません。ただしウエストの急な増減は健康にも関わりますので、普段からウエストを意識することで、理想の体型と健康維持を図ることができます。

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ウエストの正しい測り方

実際にウエストはどう測るべきなのでしょうか。その方法を詳しくご紹介します。

ウエストを測る際に必要なもの

・メジャー(ビニール製で柔らかいもの)
・全身が映る鏡

ウエストを測るステップ

1.鏡の前で立ち、ウエストの位置を確認します。
2.メジャーを伸ばし、背中側に回します。
3.1周させて、おへその上辺りで左右を交差させます。
4.この時メジャーが斜めにならないよう、水平にしましょう。
5.軽く息を吐いてから、目盛りを確認します。

正しいサイズを測るためには、メジャーが地面と水平になっていなければならないので、鏡で確認しながら測るようにしましょう。またリラックスした自然な状態で測ることが理想なので、お腹に力を入れたり、メジャーで締め付けたりすることのないよう注意しましょう。

【女性向け】ウエストの正しい測り方と理想サイズ

測る時に最適な時間は?

ウエストを測るのにベストな時間帯は、空腹時とされています。ただし女性の場合は、生理前などむくむこともありますので、朝起きた時や寝る前など、リラックスしている状態で測るのがいいでしょう。

できれば定期的にウエストを測り直し、普段から数値を意識することが理想のウエストに近づく第一歩にもなります。

【女性向け】ウエストの正しい測り方と理想サイズ

ウエストだけを注意すればいい?

ダイエットの時には、服のサイズを測ったり、腹囲を測ってメタボでないかどうかを確認するというよりも、きちんとダイエットの効果が出ているかどうかを、ウエストを測ることで確認する必要があります。

そのため、ウエストも3ヶ所で測ります。くびれ部分ではなく、おへそ周りに加え、おへそから上5cmのところと、おへそから下5cmのところを測ります。ダイエットをしていると、体重や体脂肪に目が行きがちですが、体重計や体脂肪計は常に正しく表示をしているわけではなく、特に体脂肪計は間違った数値を表示することもあります。そのため、体重の増減でダイエットが成功した、また失敗したと受け止めがちですが、ウエストを測った方がダイエットの効果が出ているかどうかを正確に把握しやすいのです。

ダイエットの効果は、体重よりも、見た目やウエストの変化の方が正確なので、ダイエットをしながら1週間に1度など、定期的に測るようにしましょう。またウエストだけが細くなっても、胸やヒップとのバランスが取れていなければ理想の体型にはなれません。理想の体作りのためには、エステなどでプロにアドバイスをもらう方法もあります。

エルセーヌでは単なる痩身だけでなく、血行やリンパなど体全体のケアも行っていますので、理想のウエストのためにもぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。