「デコボコのミカン肌を何とかしたい!」こんな肌トラブルに悩んでいる方はいませんか?色々なケア方法に取り組んでいるけれど一向に改善しないという方もいます。
間違ったケア方法は、みかん肌を悪化させてしまいます。先ずは「みかん肌になる原因」を知り、正しいケア方法を実践することで、綺麗な肌へと導くことができます。
みかん肌の状態と原因
みかん肌の原因は大きく分けて2つあります。
1つ目は、ニキビ跡にできたクレーターがそのまま残り、デコボコ肌になるケース。2つ目は、角質などの汚れで角栓が作られ、毛穴が詰まり開いている状態の毛穴が増えることでデコボコ肌になってしまうケースです。
みかん肌になってしまう大きな原因は、スキンケアの仕方に原因がある場合が多いことをご存知でしょうか?自分ではしっかりお手入れをしているつもりでも、実は間違ったお手入れ方法をしていることがよくあります。
正しいお手入れ方法とは?
正しいお手入れをする上で一番重要なのは洗顔です。冷たい水や熱すぎるお湯での洗顔は皮膚に刺激を与えてしまうのでお勧めできません。
目安は体温より少し低めのぬるま湯で、一度顔全体を濡らし、洗顔料を泡立ててから優しく肌に乗せていきます。皮脂が多いTゾーンから優しく洗い、顔全体に泡を広げていきましょう。
顔の肌は、私たちが思っているよりもデリケートで、ダメージを受けやすいものです。強くゴシゴシと洗ってしまうと、それが刺激となり、ニキビやシミの原因になってしまうので優しく洗い上げるのがポイントになります。
洗顔後は、速やかに化粧水や美容液などで保水し、乾かないうちに保湿をしましょう。この時、保湿液の付けすぎに注意が必要です。
クリームは、全体に必要な方もいますが、基本的には乾燥が気になる部分にだけ塗り込むようにしましょう。クリームも付けすぎないように注意してください。
こんな治し方はNG!
ニキビがあると、つい潰したくなりますが、潰して治そうとする方法は間違っています。
ニキビを潰して放置すると、必ずクレーターが出来てしまいます。万が一ニキビを潰してしまったら、消毒をしてからオイルなどでケアをするようにしましょう。
その他にも、「爪で角栓を取り出す」という方法もお勧めできません。
ニキビや角栓が出来てしまった場合、肌に刺激を与えない程度であれば押し出しても大丈夫なのですが、強く押し出して肌にダメージを与えてしまうのはもってのほかです。
ニキビを自分で潰す方法や、刺激の強い間違った洗顔方法を続けていると、皮膚の内側にある健康的な新しい皮膚までダメージを受けてしまいます。いつまで経っても肌の状態は改善されず、慢性的なみかん肌になってしまうのです。
どうしても不安で気になる方は、皮膚科を受診するのも一つの方法です。
みかん肌を治す方法
みかん肌を治す方法は、これ以上肌の状態を悪化させないことに努めることです。要するに、デコボコ肌の進行を抑えながら改善させていく方法です。
洗顔方法の見直しはもちろん必要ですが、その他にも日々の食事や生活習慣も、肌に大きな影響を与えているのです。
特に、タバコを吸う方は、改善はなかなか難しいです。タバコは体に悪く、肌を乾燥させ組織を破壊していきます。
生活習慣が乱れている方も同様で、睡眠時間が少ない方も肌荒れやみかん肌の原因につながるので、生活の見直しが必要になります。
みかん肌に良い食べ物と悪い食べ物は?
みかん肌に良い食べ物と悪い食べ物を見ていきましょう。
良い食べ物は、ビタミンを多く含む食材や豆類です。ブロッコリー・ほうれん草・リンゴ・アボガド・納豆・豆腐などです。
さらに、ミネラルを多く含む海藻類も良い食材です。
悪い食べ物は、脂分が多く含まれる食材です。揚げ物や肉類、乳製品などが挙げられます。
また、コーヒーですが、少量であれば体に良いのですが、飲みすぎると利尿作用のある飲み物なので、肌の乾燥が進み、みかん肌の悪化が加速されるので、適量を心がけましょう。
意識して取り入れていきたい食材は、体を温める食材で、根菜類や青魚を積極的に取り入れていきましょう。
体を冷やす食材は、肌にも良くありません。
夏野菜や肉類、乳製品や南の地方の果物は体を冷やす食材が多くあります。全く食べないわけにはいかないと思うので、食べる時は量や食べ方に気を付けましょう。また体を温める食材と一緒に食べるのも良いでしょう。
デコボコのみかん肌になるには、原因が必ずあります。対処法やお手入れ方法を知ることで、自分でできるケアが広がり、進行を防ぎながら改善させていくことができます。
また、日々の食生活や生活習慣を見直すことで、体の内側から綺麗になることができ、健康維持にもつながります!
みかん肌を改善できるお手入れポイントを意識して、実践していきましょうね。