乾燥が気になってくる季節、お肌がごわごわしてきませんか?
いつものケアを冬仕様にすることで、いつもよりも乾燥に強いもちもちのお肌を手に入れることができるので、お肌の状態や季節によって上手にお手入れを見直してみるのがオススメです。
今回はお肌にとってもやさしいことで知られている、乳液洗顔をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
乳液を使った洗顔とは?
基本的にお肌のお手入れに使用される乳液は、化粧水のあとに使用します。乳液は油分を多く含み20-30%の油分が配合されていると言われています。
通常の洗顔料はお肌の汚れを落とすために界面活性剤が使用されていることが一般的で、この界面活性剤がお肌に合わなかったり、必要以上の刺激になってしまうことがあるのです。
乳液洗顔とは文字通り、乳液で洗顔をする方法のことを差します。お肌にもともとある皮脂に馴染んでくれる乳液でやさしくお肌を洗顔することで、お肌を守る役目を果たすことができるのです。
乾燥が気になる敏感なお肌に○
乳液洗顔に関しては、特に乾燥肌や敏感肌にお悩みの方、そして脂性肌の人でも冬には部分的に乾燥しまうような方に効果を発揮してくれます。
もともと摩擦などでお肌のダメージを受けやすい乾燥肌や敏感肌の人は、通常の洗顔料を使用すると刺激が強すぎる場合があるのです。洗顔後にお肌がつっぱってしまうのは、配合されている成分がお肌にとって強すぎるという証拠でもあります。
やさしくお肌の油分を浮き上がらせながら洗顔できる乳液洗顔ならば、特にお肌が敏感になりがちな冬にでもバランスよく、お肌を守りながら洗顔できるのです。
乳液洗顔の効果やメリット
油分を多く含んだ乳液で洗顔と聞くと、びっくりしてしまう方もいるかと思いますし、不安に感じる方もいることでしょう。
しかし乳液洗顔については、様々な効果やメリットが期待されると言われています。具体的にどのような内容なのか分かりやすくご紹介します。
1.汚れを優しく落とすことが可能
油分を多く含む乳液は、お肌の皮脂としっかり混ざり合うことができます。そのため、お肌の皮脂汚れを浮き上がらせることが可能と言われており、ゴシゴシ何回もお肌をこする必要がありません。
またメイクなどによる油分や、クレンジング剤の油分ともしっかりとやさしく馴染むため、乳液洗顔はまさしくお肌を保護しながら肌のバランスを整えてくれる洗顔法と言っても過言ではないでしょう。
2.毛穴や角質除去効果も期待できる
毛穴に詰まった皮脂汚れも浮き上がらせてくれるというメリットもあるので、保湿をしながら毛穴ケアができるということでも注目されています。
角質ケアときくとどうしてもお肌をこすり、摩擦や刺激を与えてしまうという印象がありますが、乳液洗顔ならばお肌への摩擦を最大限減らしながらお手入れが可能です。
さらに乳液洗顔によりお肌の上に油分の保護膜が出来上がるので、洗い上がりはもちもちぷるぷるなお肌になり、使用後にすぐ効果を実感できることもポイントです。
乳液洗顔のやり方
乳液洗顔はとっても簡単。すでに乳液を持っている方は特別何か新しいアイテムを準備する必要もないので、今日からすぐに挑戦できるお手軽さもおすすめポイントの一つです。
通常の乳液洗顔
一般的な乳液洗顔に必要なものは下記の通りです。
・お手持ちの乳液
・コットン
お手持ちの乳液をコットンにたっぷり染み込ませましょう。この時乳液の量が少なすぎるとお肌の上で摩擦になってしまうので、ひたひたになるくらいたっぷりと乳液を使用することがポイントです。
コットンを優しくお肌になじませながら汚れを拭き取りましょう。乳液洗顔はお肌にやさしいので、汚れを一度でごっそり落とすことはできません。そのため、汚れが落ちるまで拭き取りの作業を数回繰り返す必要があります。
汚れがおちきったら、仕上げにぬるま湯でお肌をすすぎあげることで毛穴対策にもつながります。
その後、いつも通り化粧水と乳液でお肌を整えれば乳液洗顔は終了です。
どうでしょう?とっても簡単にできてしまうので拍子抜けしてしまうのではないでしょうか?
このお手入れ方法は、日常的に続けることでお肌の油分を保つことができるため、もちもちのお肌を手に入れることが可能になるでしょう。
時間がある時はスペシャルケア
通常の乳液洗顔よりもさらに毛穴ケアと保湿効果が期待できるスペシャルケアもご紹介します。時間的に余裕のある時やここぞという時にはぜひトライしてみてください。
スペシャルケアのやり方
スペシャルケアと言いますが、ケアするにあたりこちらも特別何か新しいものが必要になるわけではありませんのでご安心ください。
・お手持ちの乳液
・タオル3つ
タオルは蒸しタオルとして使用するので、水に浸して絞った後電子レンジで加熱し、暖かくしておきましょう。
準備ができたら、まずはホカホカの蒸しタオルを顔に乗せて毛穴を広げます。タオルが冷えてきたら新しいものを使用し、この作業を3回続けましょう。蒸しタオル3つ使用することで肌の毛穴をしっかりと広げることができます。
毛穴が開き切ったお肌に乳液をたっぷりと手に取り、馴染ませましょう。この時、乳液の量が少ないとお肌で摩擦になる原因になります。お肌の上で、するすると問題なくスムーズにマッサージできるくらいの余裕をもって乳液を使ってあげてください。
特に毛穴や汚れの気になる箇所を中心に、顔全体を優しくマッサージしましょう。くるくるとマッサージすることでお肌の血行もよくなりますので一石二鳥です。
開き切ったお肌から古い角質などの汚れも浮かび上がらせることができるので、まさしくスペシャルケアになるでしょう。
しっかりとマッサージが終わったら、ぬるま湯で乳液を洗い流し、いつも通り化粧水や乳液を使ってお肌のケアは完了です。
刺激を最大限抑えながらケアしましょう
乳液洗顔がおすすめな理由は、とにかくお肌への負担が少ないということ。肌バランスが乱れがちな季節の変わり目などに乳液洗顔を取り入れることで、安定したもちもちのお肌を手に入れられるでしょう。
ぜひ日常のお手入れにプラスしてみてくださいね。