内側からのケアも重要!煩わしい髪のうねりの原因と6つの対策

湿気が多い日本では、髪のうねりに悩まされている方が多いですね。特に梅雨の時期・雨模様のお天気の日には、せっかくセットした髪も台無し…なんてことに。

元々くせがある髪の毛の方に限らず、年齢とともにうねり毛は引き起こされる可能性があります。正しい対策法を知っておかないと、大切なお出かけの日にセットに時間がかかって憂鬱になるだけでなく、お出かけ自体が億劫になってしまうことになりかねません。

今日は煩わしい髪のうねりの原因をご紹介するとともに、効果的な対策法についても解説していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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髪のうねりの原因は?

まずはどうして髪にうねりが生じてしまうのか、その原因からみていきます。

血液の流れが悪い

肩こりや首こりを感じている方は多いですが、実はこのコリがうねり毛の原因のひとつとなっているのです。コリは血液の流れが悪くなっている証拠です。

血の巡りとともに届けられるはずの栄養が頭皮や髪に行き渡らなくなると、うねり毛が生える原因を作り出してしまうのです。

脂質不足

髪には脂質も欠かせない栄養素です。これが不足することで水分のバランスを保てなくなり、髪に影響を及ぼしてしまいます。

髪の脂質は、外的刺激や加齢などによっても不足しがちになることが分かっています。

毛穴の形が歪んでいる

毛穴の形によっても生えてくる髪の状態が変化します。歪みがあれば当然髪もゆがみ、うねったような毛が生えてくることになるのです。

加齢によって毛にうねりが生じ始めるのは、脂質の不足と毛穴の形が関係しています。これは、頭皮も皮ふと同じで衰えやハリが年齢とともに減少してしまうためです。

食事バランスの乱れ

髪を作り出す栄養素を十分に摂取できていなければ、美しい髪を生やすことはできません。特に主成分となるたんぱく質の不足は髪に重大な影響を及ぼすことになるでしょう。

もちろん、体全体の栄養バランスが崩れるような食事内容だと、丈夫でうねりのない髪を生やすことは難しく、抜け毛の原因にもなってしまいます。

内側からのケアも重要!煩わしい髪のうねりの原因と6つの対策

髪のうねり対策

髪をうねらせる原因を理解したうえで、さっそく対策法を学んでいきましょう。原因を取り除くことはもちろんですが、普段の洗髪法や髪の乾かし方などからうねり毛を予防することは可能です。

1.うねり毛に効果的な洗髪方法

洗髪前にブラッシングする

洗髪前のブラッシングは髪のもつれを軽減し、髪全体にシャンプーの成分が行き渡りやすくなるだけでなく、頭皮を刺激することで汚れが浮きやすくなります。

パドルブラシなどの頭皮に優しいブラシを使ってひと手間かけてあげましょう。

予洗いは丁寧に

洗髪液をつける前にぬるま湯で洗い流しておくことで、大体の汚れは落とすことが出来ます。

また、洗髪液の量を減らすことが出来るため、頭皮の皮脂を取り除き過ぎない効果もあります。

泡状にしてからつける

液をそのまま頭皮におき、頭皮の上で泡立てるという方もいらっしゃいますが、これは髪をもつれさせ、抜け毛などを引き起こす原因になります。

手のひらでしっかり泡立てた後、優しく頭皮・髪にのせるようにしてください。

ゴシゴシ洗いは避ける

洗髪の際は、こするのではなく揉みこみ洗いが基本と覚えておきましょう。頭皮や髪にこするという刺激を与えることはどちらにも負担をかけ、傷つけてしまう恐れがあります。

洗い残しに注意する

洗髪液は汚れを落とす効果はあっても、頭皮や髪にとってはその洗浄成分が残ることで負担になります。

また、毛穴のつまりを引き起こし形を歪ませる原因にもなるため、しっかりと洗い流すようにしましょう。

2.丁寧に髪を乾かす

髪を乾かす際のポイントは下記の4つです。

・しっかりタオルで水分を拭き取る
・ドライヤーを当てるのは頭皮から
・下からではなく上から風を送り、整えるように乾かす
・くしを使ってとかしながら下に引っ張るように乾かす

タオルドライした後にトリートメントをつけ、その後でドライヤーをあてると髪を保護してくれるためなお良いでしょう。

3.飲酒を控える

アルコールの解毒に使用されるナイアシンという成分は、髪を作るために必要なビタミンです。これが欠乏することで、本来髪のために使われるべき栄養が足りなくなり、うねり毛を引き起こすことに。

量はもちろんですが、頻度もなるべく控えるようにしましょう。

4.肩や首の血行を促す

血液の流れを良好にすることで、食事から摂った栄養素を髪に与えることが出来ます。特に頭皮に近い肩や首のコリが気になる方は、コリを改善することが大切です。

5.紫外線を予防する

肌だけでなく、頭皮や髪に降り注ぐ紫外線を予防することも大切です。紫外線は髪の脂質を減少させてしまうため、うねり毛を生えさせる要因につながるためです。

髪や頭皮にも吹き付けるタイプの日焼け止めを使用すれば、簡単に予防することができますよ。

6.たんぱく質の摂取量を増やす

たんぱく質は本来、体重と同量のg数を摂取することが望ましいといわれています。普段の食事からでは中々その量を満たすことは難しいため、プロテインなどで補給すると良いでしょう。

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髪のうねりを活かしたヘアスタイルもある

うねり髪をストレートに保つことは難しく、湿気ですぐに元に戻ってしまうこともあります。そんな時にはうねりや広がりを活かしたヘアアレンジやヘアスタイルを取り入れてみるのもおすすめ。

ミディアムヘアのゆるポニー


先にストレートアイロンで全体をうねらせておくことがポイントです。難しいアレンジが苦手な方は試してみて下さい。

ギブソンタック風編み込み


こちらはロングヘアーの女性にぴったり。編み込みでも動画を見ながら行うと簡単にできますし、普段アレンジだけでなくお出かけシーンにも活躍できるアレンジです。

全体をうねらせる巻き髪ヘア


このスタイルならうねりが酷い時でもそれを簡単に活かすことが出来ます。

緊急時のアイテムと直し方

出先で突然雨が降り出し、うねりが発生してしまった場合には、下記2つのアイテムどちらかを用意しておくと便利です。

・ミストタイプのスタイリングスプレー
・オイルトリートメント

スプレータイプの場合は、うねりが気になる部分の頭皮に振りかけます。トリートメントならうねり部分にオイルを揉みこみ浸透させます。

どちらもくしで下に引っ張るようにとかしながらうねりを伸ばしていきましょう。緊急時の対策にはとっても有効ですよ。