胸は女性の美の象徴と思われているだけに自分の胸のサイズにコンプレックスを持っている人も少なくありません・・・。あるいは産後や無理なダイエットでバストが垂れてしまった方も。
ちなみに、胸はもむだけでは大きくなりません。胸はほとんどが脂肪でできていて、脂肪は刺激で分解されるからです。痩身マッサージもありますけど、あれは刺激で脂肪を分解しているからです。
では、どうしたらバストは大きくなってハリのあるカタチになれるのでしょうか。バストのコンプレックスを密かに抱えているとしても、なかなか人に相談するのは勇気が必要です。バストアップはデキればこっそりと誰にも知られずに行いたいですよね。
そこで、自宅でできるセルフケアによるバストアップの方法をご紹介いたします。こっそりバストを大きくしてコンプレックスを吹き飛ばしたい方は試してみてください。
このページの目次
理想的なバストの形ってどんな形?
バストアップといっても、ただサイズが大きくなればいいというわけではありません。サイズは小さめでも形がいいと魅力的に見えますね。では理想的なバストの形とはどういったものでしょうか。マッサージをする前に、まずは自分のバストの形を確認しておきましょう。
バストはその形、位置、大きさがポイントとなります。形と位置はバストの土台となるので特に重要なポイントです。理想の形はおわん型といわれています。
この形を保つ役割を担っているのが、脇からバスト下部にかけてのバージスラインと呼ばれるもの。このラインは、バストが下がってしまったりブラジャーのつけ方が間違っていたりすることで失われてしまいます。また乳首の位置がバストの中心にあることも大切です。
理想的なバストの位置は、肩とひじを結んだ線上の真ん中の高さに乳首がきていることといわれています。しかし体格などによっても異なるので、これはあくまでも目安です。
鎖骨の中心とバストトップを結ぶ線が正三角形になることも、正しいバストの位置の条件といわれています。しかしいくら正三角形ができていても、バスト全体が下に下がっていては美しいバストとは言えません。
皆さんのバストはいかがでしたか?
胸が小さい原因は?
胸が小さい原因は、こちらです。
- 痩せていて脂肪が少ない
- 女性ホルモンの分泌が少ない
- 乳腺が発達していない
- 姿勢が悪い、下着選びが間違っている
- 食生活が乱れている
- 睡眠不足
このようなことが原因として言われています。上記に複数心当たりがある方は、それを改善してみるとバストの成長を助ける効果が期待できます。
まずは、しっかりと睡眠をとろう
さて、一番簡単にバストアップできる方法は、睡眠不足を解消することです。全国都道府県の中でバストが小さい女性の割合が最も多いのが埼玉県です。埼玉県の女性は睡眠時間が短いこともデータによって判明しています。睡眠と貧乳が関係しているとのウワサも。睡眠中に分泌される成長ホルモンがバストのサイズ悩みを解消するカギとなるかも知れません。
夜できるだけ早く寝ることはもちろん、睡眠の質を上げることも、成長ホルモンの分泌には大切です。
- 寝る前にスマホやパソコンを見ないように心がける
- 入浴の時間に気を付ける
- 自分に合った寝具を選ぶ
など、よく眠れるような工夫をしてみてくださいね。
血液やリンパの流れをよくする
血液は、体に必要な栄養を運んでくれます。そのため血液の流れが滞ってしまうと、バストに栄養がいきわたらなくなってしまいます。またリンパには、体の中の老廃物を運ぶ役割があります。リンパの流れが悪くなると、老廃物がたまりやすくなり、バストの新陳代謝も悪くなってしまいます。
リンパの流れや血液の流れは、マッサージや筋肉を動かすことで促されます。
ブラジャーの選び方
バストは乳腺と脂肪です。筋肉もなければ骨もありませんから、簡単に形が崩れてしまいます。そのためブラジャーによって形を整えることがきれいなバストの形を保つためには大切です。
猫背やうつ伏せ寝で胸をつぶして寝ている、ブラジャーを着けないまま運動をしているなど、バストの形が崩れる原因は数多くあります。特にバストのサイズや形を無視して間違ったブラジャーを選んでいるとカタチも崩れてしまいます。
キレイなバストのカタチになるためには、きちんとブラジャーを選ぶ必要がありますよ。
ただ、ブラジャーには血液やリンパの流れを妨げてしまうといったデメリットもあります。バストの形を良くしたいために、夜寝る時にもブラジャーをしている方もいるかもしれませんね。しかし夜寝るときは、ブラジャーをせずバストを解放するのがおすすめです。
ブラジャーはフルカップがおすすめ
上の項目でも説明した通り、バストアップを成功させるには自分の体にピッタリのブラジャーを着用することが重要です。バストの理想の形・位置・高さを定着させサポート力を高めるためにも、ブラジャヤーはフルカップか3/4カップを選びましょう。
脳と体に理想のバストを定着させることで、バストの下側(下乳)がふっくら・バスト全体の丸みがクッキリとでてきます。垂れにくく、ハリと弾力がある若々しいバストになれますよ。
ブラジャーのパッドは取る
バストに自信がないとつい、ブラジャーのパットに頼ってしまいますね。しかし、パットを使用してしまうとバストの下側のお肉が押しつぶされてしまい、バストラインが崩れてしまいます。ブラジャーを着用して少しでも圧迫を感じたらすぐに、パットを抜くようにしましょうね。
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姿勢をよくする
姿勢がよくないと、バストだけではなく体調やスタイルが悪くなる原因にもなります。「猫背だな」と感じている方は、姿勢に対する意識を変えてみましょう。気が付いた時に姿勢を正すようにするだけでも、血液やリンパの流れがよくなります。
姿勢が気になる方は、僧帽筋のストレッチがおすすめです。僧帽筋をほぐすことでバスト全体の血行が良くなり、バストアップにもつながります。座ったままでもできますので、デスクワークの合間などに取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 背筋を伸ばしたまま手を後ろで組みひじを伸ばす。このとき肩甲骨をくっつけるイメージで行います。
- そのままの体勢で、手を上下左右に動かす。
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バストのハリをアップさせるマッサージ
バストは小さくないけど、徐々にハリがなくなってくるのは加齢によって肌のハリもなくなり、バストを支える筋肉も低下するからです。
バストを支える筋肉は大胸筋という胸の上部にある大きな筋肉です。この筋肉を鍛えることでバストが垂れるのを防ぐことができます。でも、大胸筋を鍛え過ぎてしまうと、柔らかさがなくなってしまいます。女性らしいバストの理想としては、見える筋肉を鍛えるのはほどほどにして脂肪がバストに集まるようにすること。マッサージでハリをキープするのがおすすめのケア方法です。
バストアップマッサージ その1
- 手で胸の外側から内側へ、胸を持ちあげるような感じで、ぐるりと円を描くように5回マッサージ。このとき、左胸は右手で、右胸は左手で行うのがポイントです。
- 両手を胸の横側において、わき腹から背中あたりのお肉を中央へ10回寄せ上げます。
- 両手を胸の下において、抱え込むように持ち上げます。両胸10回ずつ行います。
- 親指と人差し指を使い、胸全体をひねります。胸の下の方は重点的にしましょう。
バストアップマッサージ その2
- バストを下から上にマッサージします。バストが八の字に広がっている方は、斜め上にマッサージをするように心がけましょう。
- 二の腕やお腹の肉をバストに持ってくるように意識してマッサージします。このとき、わきの付け根の筋肉が張っている方はほぐすようにしましょう。
- 背中のお肉をバスト・デコルテ方向に寄せていきます。手のひら全体をうまく使いながら、リンパ節を刺激しながら行います。
- お尻のほうに引っ張られている皮膚や皮下脂肪を上に向かせるように、腰のお肉をバストのほうに寄せるイメージでマッサージします。
バストアップマッサージ その3
次は首のマッサージです。リンパや血流の流れがよくなるので、バストアップにも効果があります。デスクワークで疲れた時にも効果がありますので試してみてくださいね。
- 首の後ろで手を組み手根部分で首を軽くもみます。
- 肘を開いたり閉じたりしながら首周りをマッサージしたり圧迫したりします。
バストアップマッサージ その4
こちらも首のマッサージです。小顔効果もあるマッサージです。
- 首を左右どちらかに傾けます。
- 傾けたまま傾けたのと逆の鎖骨を二本指で20回ほどさすります。
- これを左右行います。
バストアップマッサージのコツ
マッサージを行うと血流が良くなって、バストへ流れる栄養もアップします。バストを大きくする秘訣は乳腺を刺激して、乳腺を発達させることです。いくら脂肪を集めても乳腺の刺激が不十分だと大きく成長させるのは難しいのです。
このマッサージは乳腺と脂肪の両方に効果があるのでサイズアップにはおすすめなんです。バストアップのコツは、「下から上に」「外から内に」です。何もつけずにすると肌を痛めることもあるので、クリームなどを使ってください。あるいは、血行が良いと効果も高まるので、お風呂でボディーソープとかを使いながらしてもおすすめです♪
また、マッサージによってリンパの通りをよくすることもバストアップには欠かせないポイントです。わきの下や鎖骨のあたりには血管が集中しているので、このあたりを集中してほぐすと老廃物が流れやすくなり、リンパの通りをよくすることができますよ。
食べ物からもバストアップ
ボロンを含んだ食材がおすすめ
ボロンには女性ホルモンの分泌を活発にする作用があり、更年期障害や骨粗しょう症といった女性が抱えがちなトラブルにも効果的といわれています。キャベツやりんご、といった果物や野菜に多く含まれていますが、熱に弱いという性質があるため、そのままの状態で食べるのがおすすめですよ。
タンパク質の摂取でホルモン分泌を促す
タンパク質には筋肉や骨・血、といった体をつくり修復するという重要な役割はもちろん、ホルモンの分泌を促す効果もあります。タンパク質不足は体力の低下や貧血を起こりやすいので、動物性・植物性の両方をバランスよく摂取していきましょう。鶏肉や乳製品・きな粉や豆乳といった大豆製品がおすすめですよ。
ビタミンでハリのあるバストを
ビタミンの中でも、女性ホルモンに働きかけて丸みを帯びた女性らしいラインを作ってくれるのが、ビタミンB6です。筋肉がたるむのを防ぎ、バストにハリを保つ重要な役割もあります。バナナや卵、サンマやマグロに多く含まれていますが、過剰摂取は体調不良につながるので十分注意するようにしてくださいね。
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まとめ
いかがでしょうか。バストのマッサージをするだけで、身体がポカポカとしてくることを感じられませんか?
今回ご紹介したマッサージはわずか5分という短い時間で行えるので毎日の習慣として続けやすいものです。バストケアのためのマッサージには他にも数多くの方法があります。話題になるマッサージの中には自分には効果が出ないものもあったりして、半信半疑になっている方もいると思います。
色々な方法を試しながら、自分に効果のあるケア方法に出会えると、驚くほど効果が出ることも期待できますよ。バストアップのためにがんばっていきましょう!