肩甲骨が埋まっていませんか?
寒い時期、デスクワークなどで肩や首が凝っていませんか?
今回は、肩甲骨はがしという方法をお伝えしたいと思います。肩甲骨をはがすというと、一見、痛そうな印象がありますが、正確には肩甲骨を動かすというもので、行ってみると、これがかなり気持ちがいいのです。
肩甲骨はがしの効果
肩甲骨はがしの効果についてまずはご紹介いたします。
1.肩・首・背中のこり解消
肩を動かすので、肩・首・背中のこり改善効果があります。
2.姿勢を美しくし、猫背改善
丸まった背をグッと反らして、猫背改善が期待できます。
3.ダイエット
首から下、肩甲骨周りには「褐色脂肪細胞」が多く、これらを刺激することによってダイエット効果があります。また、肩甲骨を意識してウォーキングすると骨盤や下半身の筋肉もよく動くので体脂肪も燃えやすくなります。
4.バストアップ
バストアップのツボが背骨と肩甲骨の間にあるので、程良い刺激が加わってバストアップ効果があります。
やり方
肩甲骨がどの位動くかチェックしてみましょう。
1.チェック方法
片腕は下から、もう片腕は上から手を回し背中で手がつきますか?
どの位に手の位置がくるか覚えておいて下さい。
2.肩甲骨はがしのやり方
- 肩先に手を置きます。左肩に左手、右肩に右手といった感じです。
- その状態で腕を回します。内回し5回、外回し5回行います。
- 解放します。胸を張りながら、腕を横から真上に上げます。
- 胸を張りながら、腕を下ろします。背中を丸めないで胸を張ります。両腕でWの字になっている状態にします。
- そのまま左右に上体を捻れるところまで身体を捻ります。3〜5を3〜5セット行って下さい。
- 手を後ろで組みます。背中を丸めないで胸を張ります。
- そのまま左右に上体を捻れることろまで身体を捻ります。
3〜5セット行って下さい。
再度、先ほどの肩甲骨チェックを行って、手の位置が更に近づければOKです。
3.首のストレッチ
肩甲骨はがしと一緒に首のストレッチも行うと効果的です。
- 肩の力を抜いて、右手で左側の頭を持ちます。
- そのまま頭を右側に引き寄せて5秒間キープします。
- 左側も同じように行います。
- 両手を組んで頭の後ろに手を当て、下にグーっと押します。
- 気持ちいと思う位置まで下げたら、5秒間キープします。
首をストレッチすることにより、辛い肩こりの痛みを和らげます。このストレッチは首の筋が伸びるのを感じながら、ゆっくりと行ってください。
4.肩こりを改善する入浴法
普段の入浴方法も肩こりを改善できるように見直してみてください。
- 38〜40度のお湯を張った湯船に10分程、肩までしっかりつかります。
- 湯船の中で肩にお湯をかけます。
- 42度程度の少し熱めのシャワーを首に当て、ゆっくりと首を左右に回していきます。
- シャワーを片方の方に当てながら、前後に肩を回します。
- 2と3の動きを左右5回ほど繰り返します。
湯船につかり体を温めながら肩を動かすことによって、血行が促進されて老廃物が排出されやすくなります。体や髪を洗って流すときも、手や足の身体の末端からシャワーで流すことによって、血行が促進されるので肩のこりが和らぎます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
肩甲骨を動かすと、気持ちがいいですし、肩や首や背中のこりがラクになってきたかと思います。椅子に座ったままでも出来るので、身体がこりを感じた時に、是非行ってみて下さい。