上半身だけなら普通の体型なのに、何故か下半身にばかりお肉が偏ってしまっている、何故か下半身だけ痩せないという方に朗報です！今回は、下半身太りの原因と痩せる方法について順番にご紹介していこうと思います。
そもそも、どうして下半身が太るの？
ダイエット方法のご紹介に入る前に、まずは下半身が太ってしまう原因について解説いたします。下半身太りはこちらの4点です。
骨盤のズレによるもの
デスクワークなどで姿勢が悪くなりがちな場合、下半身の筋肉が低下してしまい、骨盤がずれやすくなってしまいます。骨盤がずれると内臓が正しい位置から下ることになり、脂肪がたまりやすくなってしまいます。
冷えによるもの
冷えは万病の元という言葉もあるように、様々な悪影響を私たちに及ぼします。下半身が冷えると、老廃物や脂肪が固まって、溜まりやすくなってしまいます。一度固まってしまうと落ちにくくなってしまうので、注意が必要です。お尻や太ももを触ってみて冷たいかもと感じたら、既に脂肪が溜まりやすい状態になっているので早めに対処しましょう。
筋肉の衰えによるもの
下半身太りは、男性よりも女性に多いです。その理由は、筋肉が男性よりも少ないため。筋肉は熱を生み出すので、筋肉が少ないということは冷えやすくなります。また、筋肉が少ないと、下半身に流れてきた血液やリンパをきちんと循環させられず、老廃物がたまり、むくみやすくなってしまいます。特にデスクワークの仕事をしている人は、日中長い時間同じ姿勢を取っていることが多いため、下半身のリンパの流れが悪くなりがちです。
下半身についてしまったセルライト
気が付いたら太ももにぼこぼこしたセルライトが出来ていて悩んでいる方は多いですよね。皮下脂肪の塊が目に見えて形になったのがセルライトです。出来ることならば、直ぐにでも取り去りたいですよね。
下半身は痩せにくくて困っている女性は多いと思います。しかし、コツをつかめば下半身も細くすることができるのです。スラッと細い下半身を目指す方法をご紹介します。
下半身を細くするエクササイズ
仰向けで寝ながら痩せる方法
- 仰向けになって、片膝を立てます。
- 伸ばしている足の膝の上に、垂直に交錯するように足を置きます。
- 伸ばしている足の方の手は、上に伸ばします。曲げている足の方の手は、曲げて耳に置きます。
- 息を吸いながら、伸ばしている手足をさらに伸ばして、5秒キープします。
- 息を吐きながら、伸ばしている足を上に持ち上げて、5秒キープします。
- これを10回繰り返し、左右で同様に行います。
うつ伏せで寝ながら痩せる方法
- うつぶせに寝ます。
- 片足を上に上げて、5秒キープします。
- ゆっくりと元の位置に戻して、左右交互に5回繰り返してください。
準ミス日本が20キロ痩せた方法
- まっすぐに姿勢を正して立つ。
- 片足を、足首を曲げたまま、後ろにまっすぐ伸ばします。この伸ばす時に、足を真後ろではなく、斜め後ろ（身体の内側）に下げます。
- 片足20秒ずつ行います。
ちなみに、このダイエット方法を生み出した方は、体重が20キロ痩せて、O脚も治ったため、身長も伸びたそうですよ。
関連記事：お尻歩きダイエットで、下半身が驚くほど引き締まる！
下半身を細くするマッサージ
ちょっとやそっとの運動では中々減ってくれないセルライトは毎日のマッサージを続けることで徐々に効果が表れてきます。身体が硬い人は特に、セルライトが溜まりやすくなっているので、ストレッチも取り入れましょう。体が柔らかくなるとリンパの流れや血行が良くなり、脂肪など要らないものをどんどん排出されやすい状態になるからです。
足のむくみを取るマッサージ
- 両手で足のふくらはぎをしっかりつつみます。
- 足首からひざにむかって、押し流します。
- これを5回繰り返します。
- すねの外側の筋肉をほぐします。足首から、膝下指3本分下の位置にあるツボ「三里」に向かって流します。
- これを5回繰り返します。
- ふくらはぎを両手でつかみ、雑巾をしぼるように足首から膝下にむかってねじります。
- これを3回繰り返します。
- グーでふくらはぎ全体を下から上に、強めに5回押し流します。
こちらは、ゴッドハンドで有名な高橋ミカさんのマッサージ方法です。
関連記事：太もも痩せするマッサージの方法
リンパマッサージ
- 手はグーの形にして、指の第二関節を使ってマッサージします。足首から膝裏までぐいーっと流すイメージです。膝裏はリンパが集中しているところなので、親指の腹を使ってぐいぐい痛気持ちい強さで押します。
- 膝裏から今度は足の付け根に向かって、指の第二関節を使って要らないものを流すイメージでマッサージします。鼠径部のリンパは流れが悪くなってしまっている人が多いので、こちらも痛気持ちいい強さで押します。
- 全身の血液の流れを良くするためにも足裏をもみほぐします。
こちらのマッサージは、テレビを見ながらなど合間にやるのにおススメですよ。
マッサージで気を付けること
むくみがあったり、セルライトが硬かったりすると、マッサージをすると痛みが伴うことがあります。「痛い方が効果がある」と勘違いする人もいますが、そうではありません。強くマッサージをしすぎてしまうと、肌の炎症やアザの原因になってしまいます。皮膚が伸びてしまって、たるみにもつながります。
強くしすぎず、自分が心地良いと思うくらいの力加減でマッサージを行いましょう。お風呂上りなど体が温まった時に行うと効果がより得られやすくなります。ボディミルクやオイルなどで保湿してあげるついでにマッサージをしてあげるのもいいですね。
毎日継続していると、脂肪が柔らかくなりむくみにくくなり、すっきり感を感じられるようになってきます。
下半身を細くする骨盤矯正
骨盤の歪みを解消エクササイズ
- 両足を腰幅に開いて、つま先を「外」側に向けて立ちます。
- 45秒かけて、腰をゆっくりと下ろしていきます。
- 15秒かけて元の姿勢に戻ります。
- 両足を腰幅に開いて、つま先を「内」側に向けて立ちます。
- 45秒かけて、腰をゆっくりと下ろしていきます。
- 15秒かけて元の姿勢に戻ります。
- つま先を内側に向けて、姿勢を正して立ちます。
- 両手を前に突き出して、15秒キープします。
関連記事：下半身太りを解消させる骨盤ダイエット
仕事中は骨盤クッションを使う
デスクワークで姿勢を気にしても、仕事に夢中になると気が付いたら猫背になっていることはよくあると思います。全てに気を使うことは難しいですが、手軽にケア出来るアイテムとして骨盤クッションがあります。腰痛を和らげる効果もありますし、座っているだけで骨盤の歪みを予防できるのでズボラな人でも取り組めます。
骨盤矯正下着
骨盤を矯正するための、ショーツ・ガードル・ベルトなどの下着も骨盤のずれを改善するためにはおすすめです。適度な締め付けがあり、骨盤を正しい位置に導き、下半身の筋肉もつきやすくなります。毎日つけていることで、徐々に変化が見られますよ。骨盤矯正下着を選ぶ時には、次のようなことに気を付けましょう。
- 自分のサイズに合っているもの。
- 伸縮性があるもの。
- 素材の通気性が良く蒸れないもの。
骨盤矯正下着は、骨盤やその周りの筋肉に圧をかけるので、ある程度の締め付け感がなければ効果は得られません。しかし、きつすぎるものでは、逆に血管やリンパを圧迫してしまい、むくみにつながることもあります。
自分のサイズを把握して、適正なサイズを選択しましょう。また素材選びも大切です。毎日つけるものなので、伸縮性があり快適に過ごせるものが良いです。そして、ぴったりと密着するものなので、通気性が悪いと肌のかぶれにつながります。
下半身を細くするエステ
自分でがんばるのはちょっと面倒だなぁあという方は、エステもおすすめです。エステにはプロのエステティシャンのハンドテクニックや最先端の痩身マシンなどもあるため、効率よく下半身を細くすることができます。
費用・金額面から、当サイトでは以下の3つをおすすめしています。
◆「エルセーヌ」美脚時代コース（70分 / 500円）
結果重視のエステ「エルセーヌ」の脚痩せ特化コースです。ハンドマッサージ、遠赤外線ドーム、イオンパック、ツボ押しなど盛りだくさんの内容が、たった500円で体験できます。
◆「ラ・パルレ」美脚コース
（60分 / 2,000円）
ラ・パルレの美脚コースでは、骨盤矯正をベースとして、発汗、脂肪燃焼、インナーマッスル強化を行います。理想体型に近づくために根本から身体のメンテナンスをします。
◆「リフィート」脚やせ体験コース（60分 / 3,240円）
数少ない「脚痩せ専門エステ」です。脚痩せに特化をして10周年の実績があり、専門店だからこそ、他のエステにはないノウハウが多数あります。
金額と実績面から一番おすすめなものは「エルセーヌ」です。とても良心的な価格でエステしていただけるので、まずは試していただいて損はないと思います。
※体験コースは時期によって変動します。現在の料金は公式サイトでご確認ください。
生活習慣を見直す
むくみに効果的な食べ物を摂取する
どんなにマッサージや運動をしても、体に水分を蓄えてむくみの原因になるものばかり食べてしまっては変わりません。体内の要らない水分を出すためには、カリウムが多く含まれている食べ物が効果的です。
バナナ・アボカド・さつまいも・里芋・納豆・きな粉・きゅうりなどにカリウムは多く含まれているので、毎日の食事にも積極的に取り入れてみましょう。また、水分は冷たいものばかりではなく、常温か温かい飲み物を飲むようにして、体を冷やさないようにするとより効果的ですよ。
睡眠をしっかりとる
睡眠時には横になって眠ります。その時は日中に立っている時に比べると、下半身にかかる負担は少なくなっています。よって、睡眠中は血液やリンパの流れがスムーズになり、むくみの改善になります。睡眠時間が少ないとむくみがとれにくく、下半身太りにつながるのです。
また、睡眠中には成長ホルモンが分泌されて、身体の修復作業が行われています。しっかりとした睡眠がとれていなければ、身体の代謝が下がってしまうのです。十分な睡眠時間を確保することが、下半身痩せには大切です。6～7時間くらいは眠るようにしましょう。
身体を冷やさない
下半身は血液やリンパの流れが悪くなることで冷えやすくなります。冷えはセルライトの原因となり、脂肪がつきやすい原因になります。日常的に冷えないような工夫をしましょう。
- ぬるめのお湯（38～40度）でゆっくりと入浴をする。
- 温かいものを食べ、冷たいものは控える。
- 夏でも下半身を温め、冷房に注意する。
- 足首、手首、首、お腹は特に注意して冷やさないようにする。
- 使い捨てカイロやひざかけ、ブランケットなどを上手に活用する。
自分が冷えていることに気が付いていない場合もあるので、お尻や太ももなどこまめに触ってみることもおすすめです。寒い冬はもちろん、暑い夏の時期でも冷えに注意するようにして下さい。
下半身痩せのメリット
下半身を細くすることは、見た目のスタイルの改善が一番のメリットのように感じるかもしれません。しかし、下半身を痩せることで他の良いこともあるのです。私達の身体の筋肉は約7割が下半身にあります。下半身を痩せるためのエクササイズで筋肉を刺激することで、身体全体の代謝が上がり、痩せやすく太りにくい身体になれます。
また、マッサージやストレッチなどで下半身の血液やリンパの流れが良くなり、冷えやむくみ、便秘の改善につながり、健康な身体になれるのです。
まとめ
中々痩せにくいと思っていた下半身が太ってしまった原因は人によって様々ですが、原因に合った対処法で地道に毎日続けましょう。
下半身が太っている方は、下半身が目立たないようにパンツスタイルがメインになってしまっていませんか？自分の好きな服を着て、好きなおしゃれをしていきましょう。
