自分の膝を意識してみたことがありますか?毎日きちんとチェックしケアしている方は少ないのではないでしょうか。でも、いざチェックをしてみると「黒ずみ」が目立ってしまっているという状態になっているはずです。
このいやな黒ずみにはいくつかのタイプがあります。まずはそのタイプから知っておきましょう。黒ずみはどうしたら消えるのか、発生や悪化を防ぐにはどうすればいいのかなども併せてご紹介いたします。膝の黒ずみが解消されず悩まれている方必見です。
膝の黒ずみにはタイプがある
毛穴詰まり
見た目は全体的に茶色っぽい黒ずみになっています。皮膚の色は茶色で、よくみると毛穴がしっかりと見ることができて、べたつきがあります。
色素沈着
膝が全体的に黒っぽくなっていて、一部分だけが真っ黒になっていたりします。触ってみた感じはざらつきを感じることはありませんが、黒ずみタイプの中で一番黒が目立つタイプになります。
埋没毛
触ってみるとざらつきを感じます。皮膚の下に毛が埋まっている所もあり、それが原因となって炎症を起こし、部分部分で黒っぽくなっている所も見られます。
乾燥や角質が固まっている
膝の部分が乾燥していて白く粉を吹いていることもあります。見た目の色は茶色に近い色になっています。
膝の黒ずみのタイプは、以上の4つに大きく分けることができます。自分の膝を見てみて、どれに当てはまるのかを確認してみましょう。
黒ずみを消す方法
角質ケア
全てのタイプの黒ずみを消すためには、角質ケアをすることが必要です。ケアを怠ってしまうと、どんどん古い角質層が蓄積し、お肌がゴワゴワしてきます。蓄積された角質は固くなるので、保湿クリームなどの成分が浸透しにくくなってしまいます。
古くなってしまった角質を取るには、「ピーリング」をしたり、「スクラブ」で磨き角質を除去します。ただ肌に刺激となる方法ですのでやりすぎは禁物です。かえって黒ずみをひどくさせてしまいます。1~2週間に1回程度行うとよいでしょう。
保湿ケア
角質ケアで角質除去した後のお肌は、とてもデリケートな状態になっています。乾燥しやすい状態なので、しっかりと保湿することが大切です。保湿といっても、ただ化粧水をバシャバシャつければいいというものではありません。
化粧水はお肌を柔らかくしてくれるので必要です。そのあとは油分が含まれている保湿効果のあるクリームをしっかりと塗りこんであげてください。クリームには、ヒアルロン酸やセラミドといった成分が含まれているものがおすすめです。
保湿クリームはたくさんありますので、迷ってしまうならドラッグストアなどで市販されている「ニベア」「ワセリン」「シアバター」を使ってみるのがいいでしょう。
一つ注意していただきたいのは、保湿力のある尿素配合クリームです。角質を溶かしてくれるのでいいのですが、古い角質だけでなく未熟な角質も一緒にはがしてしまう可能性があります。そうなると乾燥し、黒ずみが進行してしまいます。
古い角質が落ち、皮膚が柔らかくなったら他の保湿クリームに変えるようにして下さい。
美白ケア
色素沈着タイプの膝の黒ずみには、美白ケアが効果的です。シミをケアするのと同じと考えてください。膝の黒ずみはシミのようなものなので、美白と保湿効果のあるクリームを使ってケアしていきます。
おすすめの美白クリームは「ハーバルラビット」です。人気女性誌の黒ずみケア部門で第1位を獲得した実力派。
医薬部外品なので国に効果が認められていますし、60日間の返金保証期間付きなので、実際に使ってみた上で継続利用か返品可を選べるのも魅力です。試していただいて損はないクリームだと思います。
自宅で簡単角質ケア方法とは
膝の黒ずみを消すには、先にもご紹介した通り角質ケアが必須です。自宅で自分で簡単にできるケア方法をご紹介いたします。
重曹
重曹を同量の水で溶いてペースト状にしたものを使用し、黒ずみ部分をマッサージします。円を描くようにして角質を除去していきましょう。また、蒸しタオルを膝に当てて毛穴を開いてから重曹ペーストを黒ずみ部分に塗って、10分ほど置いてからお湯で流す「重曹パック」も効果的です。
重曹は食品用を使用し、ケアした後にはしっかりと保湿ケアするようにしてください。
塩
入浴時に塩と、いつもお使いのボディソープや石鹸を使ってケアすることができます。
1.泡立てネットなどを使って、ボディソープや石鹸をしっかりと泡立てます。
2.「1」で作った泡を黒ずみが気になるところにのせます。
3.「2」の腕に一つまみの塩をふりかけてください。
4.円を描くように塩と泡を混ぜながらマッサージします。
5.洗い流します。
入浴後はしっかりと化粧水やクリームで保湿することを忘れないでください。
ヨーグルトの上澄み
プレーンヨーグルトの上澄み(ホエー・乳清)を使って角質ケアを行います。
1.コットンに上澄みをしっかりと含ませてください。
2.「1」のコットンを黒ずみのところに貼り付けて10分放置。
3.コットンをはがしてきれいに洗い流します。
これらの方法は、どれも頻繁に行うのはNGです。1週間で2回くらいを目安にしましょう。
黒ずみの発生や悪化を防ぐには?
黒ずみを解消してもそれで終わりではありません。繰り返し発生したり、悪化させないために、日常生活の中で見直さなければいけないことがあります。
衣類との摩擦を避ける
ピッタリデニムなどが好きな方は多いのですが、そのデニムなどの衣類との摩擦が黒ずみ発生や悪化の原因の一つとなっています。できるだけ膝がでるような服を選ぶことをおすすめします。
ただ膝を出すようになった場合、紫外線の影響を受けやすくなったり、膝を直に床に着けたりすることになります。メラニン色素発生につながりますので、床などで擦らないように、またしっかりと日焼け止めなどで紫外線対策をするようにしてください。
ナイロンタオルはNG
角質ケアをする為に、ナイロンタオルを使ってゴシゴシ洗いする方がいます。このナイロンタオルとの摩擦もメラニン色素発生原因になります。タオルを使う場合は柔らかいものを使うようにしましょう。または手で洗うことをおすすめします。
しっかり保湿する
膝は身体の中でも乾燥しやすい箇所になります。乾燥は黒ずみにつながりますので、できるだけ保湿力が高いクリームを使って保湿するようにしてください。
紫外線対策
先にも少し書いていますが、紫外線対策は必須です。膝が出るような服装をするようになると、紫外線を浴びる量も増えます。顔と同じだと考えてしっかりとUVカットをするようにしましょう。ちょっと出かけるときにも対策は必要です。
気づいた時にすぐケアを!
膝の黒ずみは気づいたときにすぐにケアをすることが大切です。放置すれば悪化してしまうのは確実です。自分の黒ずみのタイプがどのタイプに当てはまるのか知って、しっかりと角質ケアや保湿ケア、美白ケアを行ってください。
いがいと膝は一目につく箇所です。しっかりケアしてくださいね。