お風呂場の汚い汚れとサヨナラする、ぬめり取りのコツ

お風呂場の掃除はカビ対策が気になるところですが、お掃除が面倒で放置していませんか?汚れやぬるぬるとしたぬめりはやり方とコツを覚えればきれいにすることができます。清潔で気持ちの良いお風呂にするための気になるぬめり取りのコツをご紹介します。


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お風呂のピンクぬめりの正体は?

ピンク色をしたぬめりはカビだと思っていませんか?実はカビではなくロドトルラと呼ばれる酵母菌の一種です。水気のある場所に繁殖するロドトルラ菌は、カビがそこにはえるという目印にもなります。排水溝やシャンプー置き場、イス・洗面器そして床などにもよく見られます。見つけたら早めのお掃除がカビ対策の一番の方法と言えます。

お風呂場の汚い汚れとサヨナラする、ぬめり取りのコツ

ぬめり取りに必要なものとやり方

ピンクのぬめりはこすると一旦消えたように見えますが、根本的に消えていません。しっかりぬめりを取るために必要な物ややり方をご紹介します。ぜひ実践してみてください。

重曹とクエン酸

ぬめりを取るために最も簡単で効果的なのは重曹とクエン酸です。どちらも100均で手に入ります。ぬめりが見られるところに重曹をふりかけたらOK!さらにきれいにしたい場合は重曹&クエン酸のダブル使いで掃除します。

(効果的なやり方)

1.ぬめりに重曹をふりかけたら、水100mlとクエン酸小さじ1/2を溶いたクエン酸水を上からスプレーします。

2.30分ほど置いたらシャワーで流して終了!ぬめりがひどい場合は上からラップをしてしばらく置いておきましょう。

エタノール

キッチンペーパーにエタノールをふきつけて、気になる箇所に15分ほどはりつけておきます。その後ブラシでこすればOK。除菌をしながらぬめりをきれいに落とします。

子供のおもちゃには酢水で

浴室では子供のおもちゃを置きっぱなしにしていることがあります。おもちゃのぬめりは、口に入れることを考えるとできるだけ薬品は使いたくないですよね。その場合は、酢1:水3の割合で酢水を作り、おもちゃにスプレーしてください。後は歯ブラシやスポンジなどでこすって落としましょう。

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ぬめりを予防する方法

ぬめりを予防するには日頃のお手入れが肝心。予防する方法を覚えるだけでお手入れが簡単になります。

浴室に水気を残さない

ぬめりがおきる一番の原因は水気。お風呂に入った後は浴室の水気をしっかりふき取っておくことが大切です。窓を開けたり換気扇で換気をしっかりしておきましょう。浴室乾燥がついていれば利用すると良いでしょう。

また念入りにするのであれば、蛇口や床などできる範囲で浴室の水気をバスタオルなどでふきとっておけば万全です。

石鹸カスなどを洗い流しておく

石鹸カスやシャンプーの泡などもぬめりの原因となります。お風呂を出る前にシャワーできれいに洗い落としておくことがポイント。ピンクのぬめりを防ぐためには湿度と温度を下げることが大切なので、掃除が終わったら浴室に冷水のシャワーをかけておいてください

防カビ用の煙で対策

定期的に市販の防カビ用の煙を使って対策をしておくことも手です。天井や換気扇などなかなか手が届きにくいところにも使えてとても便利です。普段のお手入れも楽になるので月に1回のペースで取りいれてみてください。

お風呂場の汚い汚れとサヨナラする、ぬめり取りのコツ

ピンクのぬめりは有害な場合も

ピンクのぬめりはカビではないもののれっきとした菌であることには違いありません。小さなお子さんや免疫が低下している人が触った場合、感染症をおこす可能性があると言われています。カビじゃないからと油断せず掃除はこまめに行うことが大切です。

カビのもととなるピンクのぬめりは、普段の掃除や対策で防ぐことが可能です。そのまま放置していてはどんどん落ちにくくなり、カビの発生を助長することになります。また体への害も心配されます。疲れをとり体を清潔に保つためのバスタイムが快適なものとなるよう、しっかりお掃除&予防を実践してくださいね。