まぶたにたるみがあると、どんより疲れて見えたり、暗い印象に見えてしまいます。また、目元はよく見られるパーツなので、たるんでいると老けた印象を持たれます。さらに、目元がたるんでまぶたが重くなれば、くっきりとした二重が奥二重になったり、アイラインを引きにくくなったりすることも多いです。
まぶたは顔の皮膚の中でも最も皮膚が薄く乾燥しやすいので、ゆっくり優しくマッサージすることでまぶたのたるみを解消していきましょう!
まぶたのたるみの原因
この老けて見えたり、疲れて見えるまぶたのたるみ、原因にどんなことが考えられるのでしょうか?
1.乾燥によるもの
夏場のエアコンの利いた室内、冬の乾燥などで肌の乾燥が進むことで、肌のハリや弾力がなくなり、やがてまぶたのたるみが出てきます。顔の中でも、皮脂が出にくい目元は乾燥がしやすいです。保湿を丁寧に行っていなければ、気づかない間に肌が乾燥して、たるみが起こることも珍しくないでしょう。
2.筋肉の衰え
顔の肌の下には筋肉があり、皮膚を支えています。これは目元も同じで、筋肉がしっかりと働いている時は、目元にたるみが出にくいです。ところが、筋肉の力は加齢と共に衰えていきます。特に、目元の筋肉は日常生活であまり使われないため、年齢を重ねると、筋力が低下することが多いです。
眼輪筋という目の周りの筋肉が加齢と共に衰えて緩むことで、皮膚を支え切れなくなり、まぶたのたるみや目尻のしわの原因にもなってしまいます。
3.目の疲れ
筋肉は血液やリンパを流すポンプの役割を担っています。よって、筋肉がしっかりと働いている時は、老廃物がスムーズに流されて、目元がすっきりとしています。
ところが、目が疲れて筋肉が凝り固まれば、血流やリンパの循環が悪くなって老廃物がスムーズに流れません。勉強やパソコン・スマホなどで目を酷使して目が疲れることによって、目の周りの筋肉が硬くなることで、老廃物や血液の流れが悪くなり、それが溜まって重みとなることで皮膚がたるんでいってしまいます。
また、老廃物が溜まれば、むくみが起こり、筋肉が水分の重みに耐えきれなくなって、目元がたるむこともあります。さらに、血行不良が原因で代謝が悪くなれば、目元に脂肪が蓄積されて、まぶたが重くなってしまう可能性も否定できません。
4.皮膚のハリがなくなってきた
皮膚のハリはコラーゲンなどによって守られています。よって、コラーゲンが十分にある時は、皮膚にハリや弾力があり、まぶたのたるみが目立ちません。ところが、年齢を重ねると、皮膚を構成する細胞の働きが悪くなります。
すると、加齢と共に肌のハリを維持するコラーゲンが劣化してもろくなり、皮膚を支えきれなくなってしまいます。人は毎日1万回以上まばたきをします。それだけ目の下も動くので、皮脂も少なく負荷がかかりやすくなります。
5.スキンケアやメイクの摩擦を受けた
メイクやスキンケアをする時は、知らない間に肌へ摩擦を加えています。毎日のメイクやスキンケアで摩擦を与え続ければ、肌の修復が追い付かず、老化が進んでたるみが起こります。
特に、目元はゴシゴシとクレンジングしたり、強い力でアイメイクしたりする人が多いです。メイクやスキンケアの度に強い摩擦を加えていれば、頬やおでこよりも早いスピードで老化が進行していくでしょう。
6.おでこの皮膚がたるんでいる
顔は一枚の皮膚で繋がっています。そのため、一部がたるむと、他の部分も影響を受けやすいです。まぶたのたるみに影響を与えるのは、目の上にあるおでこのたるみです。おでこの皮膚が垂れてしまうと、まぶたの皮膚も垂れてしまいます。
スマホやパソコンを長時間見続けていると、知らない間におでこの筋肉が凝り固まってしまうことが多いです。また、保湿や紫外線ケアが十分でないと、おでこも乾燥してたるみます。おでこは目元と同じように乾燥しやすいので、丁寧な保湿ケアや紫外線ケアが欠かせません。
さらに、頭皮のコリもおでこやまぶたのたるみに影響します。毎日髪を結んでいる人などは、頭皮の動きが悪くなり、血行やリンパの流れが悪くなって、皮膚がたるんでいることが多いです。頭皮がたるめば、頭と繋がっているおでこやおでこと繋がっているまぶたに影響が与えられて、老けた印象になるでしょう。
まぶたのたるみにはマッサージが効果的
まぶたのたるみの解消にはマッサージが効果的です。マッサージをすれば、筋肉がほぐれて血行やリンパの流れが良くなるので、むくみの解消を期待できます。また、血行やリンパの流れが良くなることで、細胞の働きが活発化して代謝がアップします。
代謝がアップすれば、脂肪がたまりにくくなったり、ターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)が促進されたりするため、たるみを予防できるのです。
まぶたのたるみ解消マッサージ
目の下のたるみが気になったり、目の下のたるみ予防にマッサージをご紹介するので、是非行ってみましょう!
1.魚腰(ぎょよう)のツボをマッサージ
場所は眉の下中央です。ここを親指で刺激するようにマッサージをします。目のむくみにも良いので、むくみからくるたるみ予防にも効果的です。
2.瞳子りょう(どうしりょう)をマッサージ
場所は目尻の約1cm外側のくぼみのところになります。ここを人差し指でマッサージします。この瞳子りょうは、まぶたのたるみはもちろん、目の周りのたるみ、目尻の小じわや肌の乾燥、肌荒れ改善にも良いです。
3.上まぶたを押してマッサージ
上まぶたを目頭から目尻に掛けて、軽く押します。目には魚腰や瞳子りょうのほかにもたくさんのツボがあるので、小刻みに押していくことで、さまざまなツボを刺激できます。「痛気持ちいい」と感じる程度の力加減で押せば、筋肉のコリもほぐれます。
4.ティースプーンを使ったマッサージ
冷蔵庫や冷水で冷やしたティースプーンを使ってマッサージすると、肌が引き締まり、ハリがアップします。また、血行やリンパの循環も促されるので、むくみの解消や代謝アップにも効果を期待できるでしょう。
- ティースプーンの裏側を使い、下まぶたは目頭から目尻までゆっくりと流します。ティースプーンの裏側を使い、下まぶたは目頭から目尻までゆっくりと流します。
- 上まぶたはスプーンのくぼみで引き上げながら、目頭からこめかみまでマッサージ。
- 最後にこめかみをスプーンの腹でクルクルマッサージすれば、老廃物が排出されます。
5.目元マッサージを
目元の皮膚は薄く敏感なので、指先に力を入れず優しくマッサージをします。目元専用のアイクリームを使ったお手入れをお勧めします。アイクリームは目元の皮膚を考えて作られたクリームです。
顔全体のクリームで顔全体クリームを塗ったついでにつけるといった方法では、物足りないお手入れになります。アイクリームを目の周りに塗り、目頭から下まぶたを通って目尻へ指を滑らせます。間違っても摩擦でゴシゴシしないようにして下さい。
目元の皮膚は薄いので、普段もあまり目元を擦ったりすることがないようにして下さい。アイメイクを落とす際もつい落ちなくてゴシゴシと擦りがちですが、絶対ゴシゴシ擦らないように気を付けましょう。
6.頭皮マッサージ
頭皮が凝り固まってたるむと、おでこや上まぶたまでたるむため、頭皮のコリをほぐすマッサージもおすすめです。手の平で耳の上の骨をギューッと押した後、指の腹を使って、下から頭頂部にかけてマッサージすれば、頭皮残りをほぐせます。
頭皮のコリがほぐれて、頭皮にハリが戻ると、おでこやまぶたのたるみも気にならなくなるでしょう。詳しい頭皮マッサージの方法は、頭皮マッサージで顔のたるみを解消の記事をご覧ください。
7.温冷タオル
積極的にまぶたのたるみ対策をしたいなら、温かいタオルと冷たいタオルを当てるのも効果的です。レンジで温めたタオルと冷たいタオルを交互に当てれば、血行が促進されて老廃物の排出や代謝のアップを目指せます。温冷タオルを使用してからマッサージを行えば、マッサージの効果も高まります。
まぶたのたるみ解消エクササイズ
まぶたのたるみ解消のためには、目の周りの眼輪筋のエクササイズも効果的です。簡単にできるので、気が付いた時にやってみて下さい。マッサージでほぐした後にエクササイズをするのは、より効果が上がっておすすめです。
エクササイズ1
- 目を見開きます。
- 八の字を描くようにくるくると視線を動かします。
- 右と左それぞれ5回ずつ行いましょう。
最初は少し目が回るような感覚になるかもしれないので、ゆっくりと行いましょう。
エクササイズ2
- 目を見開きます。
- 顔は正面に向けたまま、首や顔を動かさないように黒目だけをできるだけ左に寄せます。そのまま5秒間キープします。
- 右目も同じように行います。
- これを3セットくらい行いましょう。
エクササイズ3
- 人差し指で目尻を外側に軽く引っ張り、目をぎゅっと閉じて5秒キープします。
- 人差し指で目尻の少し上を軽く引っ張り、目をぎゅっと閉じて5秒間キープします。
- これを3セット行います。
目尻は引っ張りすぎないように気を付けましょう。
エクササイズ4
- 人差し指を爪が見えるようにして、顔の中心部分に立てます。
- 人差し指の爪を見ながら、目の前まで近づけます。そうするとぎゅーっと目が寄り目になります。
- そのまま指を目から遠ざけていきます。これをゆっくりと繰り返します。
人差し指の爪にピントが合うようにゆっくりと行うことがポイントです。
日常生活のポイント
まぶたのたるみ解消マッサージやエクササイズをご紹介しました。これだけでもたるみ解消の効果がありますが、一緒に気をつけると良い日常生活のポイントもあります。
保湿する
まぶたのたるみの原因に乾燥があります。目元の皮膚は薄いので水分が蒸発しやすくなるのです。目元マッサージで使うことをおすすめした、アイクリームでしっかりと保湿しましょう。目元専用のクリームや美容液はハリや弾力を出させるための、レチノールやビタミンEなどの成分が入っていて、保湿力の高いものが多いのです。
また、まぶたの上にコットンを使ってパックをすると集中的に保湿することができます。湿らせたコットンに化粧水を浸し、目をつぶった状態でコットンを乗せてパックします。約3~5分くらいで取り除いて下さい。長時間放置すると、逆に乾燥してしまいます。
毎日のスキンケアを急いでしていると、頬やおでこのように広い部分には化粧水やクリームなどはつけやすいですが、目元の細かい所まで行き届いていないということもあります。まぶたにしっかりと行き渡るように丁寧に行うよう注意して保湿をしてみましょう。
アイメイクに気を付ける
目元のメイクで女性の印象は変わります。アイラインやアイシャドーをしっかりつけて、マスカラもばっちりしている人は多いはずです。しかし、まぶたのたるみを考えると、アイメイクには注意が必要です。
メイクをする時、ゴシゴシと力を入れてつけたり、ビューラーで思い切り引っ張ったりしないようにしましょう。そして、メイクを落とす時にも、なるべくまぶたをこすらないように落とすようにして下さい。まぶたの皮膚に刺激が加わることが、たるみにつながるからです。
目を休ませる
毎日無意識に使っている目。目を酷使することがまぶたのたるみにつながります。テレビを見ても、本を読んでも、運転をしていても、目は疲れています。スマホやパソコンを使う時には、ブルーライトをカットするメガネをつけるのも、目の疲労の軽減に役立ちます。ブルーライトは、眼精疲労の原因となると言われています。
また、紫外線をカットするためのサングラスをするのも目のダメージを防ぐためには効果的です。そして、長時間目を使った時には、目を休ませてあげましょう。5~6m先を見て目の筋肉を緩めてあげて下さい。1時間に1回は休憩を入れるのがおすすめです。
疲れ目専用の目薬もあるので、ケアをしてあげるのも良いでしょう。目薬をさした後、5分ほど目を閉じて、ゆっくりとなじませて目を休ませましょう。
まとめ
目元がたるんでいると、老けて見えたり、メイクが綺麗に仕上がらなかったりすることが多いです。加齢などの影響でまぶたのたるみが気になってきたら、マッサージを習慣化して、たるみの予防を目指しましょう。たるみがなくなって目元がすっきりとすれば、顔全体が明るく見えて、若々しい印象をゲットできます。