しわの中で女性が最も気にものの一つが、「目の下のしわ」です。そこで今回は「目の下のしわ」にスポットを当ててご紹介いたします。
目の下のしわの原因
空気が乾燥してくると気になるのが、目の下のしわですね。目の下の皮膚はとても繊細で薄いため、シワが出来やすく年齢を感じやすい部分です。この目の下のしわが出来てしまう原因には、どんなことが考えられるのでしょうか?
1.加齢によるもの
加齢によって、目尻の皮膚が下がることで目の下のしわが出来やすくなります。
2.乾燥によるもの
目元の皮膚は他の皮膚に比べてとても薄くて皮脂分泌がほとんどないので、とても乾燥しやすいので しわが出来やすいのです。
3.表情によるもの
その方の骨格や肉づきによって、笑ったりなどの表情によってしわが寄りやすくなります。
4.物理的な刺激が加わることによって
目を強く擦ったり、洗顔の際にアイメイクを落とすつもりが、一緒に目の下も力を入れて擦っていることもあるので、それらの摩擦がしわをつくらせる原因にもなります。
5.目元の皮膚はとてもデリケート
目元の皮膚は、他の顔の皮膚の1/3程の薄さです。皮脂分泌も少なく、目元は常に乾燥しがちです。
目の下のしわは種類によって対処法が異なる
シワと言ってもいくつかタイプが異なるので、あなたに当てはまる原因を解消する方法を見つけましょう。
1.細かいシワ
ちりめんじわや小じわと呼ばれているもので目元だけでなく口元にも表れやすいシワで、乾燥によるものが大きな原因になります。目元は皮膚が薄いため保湿をしないと乾燥してシワが目立つようになります。日頃から保湿を心がけてあげるだけでもシワが目立たなくなり見た目もぐんと変わります。
2.たるんでいるシワ
加齢によって肌のコラーゲンの減少と筋肉が衰えてしまう事で、頬のたるみと一緒に出来てしまうシワです。目の周りの筋肉は鍛えることが出来るので、このシワに気づいたら取り組んでみましょう。
3.表情筋が衰えて出来たシワ
ゴルゴ線とも呼ばれていて目頭の下から斜め下に伸びるシワの事です。目をこする癖があったり、クレンジングのやりすぎで肌にダメージを与えていたり、表情筋や目の周りの筋肉の衰えが原因です。花粉症の季節はついつい目をこすってしまうという方も多いですよね。肌へのダメージが積み重なってシワへとなっているので、肌に優しい低刺激のものやミルククレンジングのものを選んでみましょう。肌へのダメージは水分も失われている状態なので保湿も小まめにしてあげましょう。
しわをとるマッサージの方法
何もつけないでマッサージしたのでは、効果も半減です。必ずアイクリーム、もしくは天然オイルなどを使ってゆっくり優しくマッサージをしましょう。
また、マッサージを行う前に蒸しタオルなどで目元を温めてあげるとより効果的になります。もちろんお風呂上りで体が温まった状態でもOKですよ。
目の疲れから目元のしわが出来てしまうこともあるので、目の疲れもケア出来る方法もご紹介致します。
1.目元のマッサージ
- アイクリームを指先に取り、軽く体温で温めます。
- 目の周りに伸ばします。
- 両中指を両目頭にセットします。
- 目頭から上瞼を通って目尻までいったら、目尻から下瞼を通って目頭に戻ります。クリームの滑りが悪くなるまで行わないようにしてください。
指に力を入れずに優しく指を動かします。目の周りの血行を促進するので、クマの改善にも良いですよ!
2.ツボを押す
目の周りの血行を促進させて、血液や栄養分を運んで肌の再生を促しましょう。お仕事や勉強で目の疲れが気になったら是非押してみましょう。どのツボも両中指を当て、息を吐きながら押します。数回繰り返して下さい。
(1)攅竹(さんちく)
目頭のくぼみが攅竹(さんちく)になります。疲れ目、目の周りの血行促進に効果的です。
(2)瞳子りょう(どうしりょう)
目尻から横1cm外側に離れた所のくぼみが、瞳子りょう(どうしりょう)になります。肌荒れ、乾燥肌、目の周りのたるみ、 目尻のこじわの改善に良いです。
(3)絲竹空(しちくくう)
眉尻のところにあり、くぼんだところが絲竹空(しちくくう)です。顔のむくみ、しみ、目尻のしわ予防に効果的です。
3.まぶたのストレッチ
- 正面を向いて、目だけ上をぐっと見上げます。
- 下まぶたを上まぶたに近づけていき、閉じる直前で5秒止めます。
- 1日20回繰り返してください。
4.美顔トレーニング
- 人差し指を、眉毛にそって、2cmほど上に置きます。
- 人差し指に力を入れて、眉を下に押し込みます。そして、それに反発するように、眉を上に持ち上げるようにします。
- この上下運動を5回繰り返します。
- 最後に、上げたまま、30秒キープします。
5.おでこの筋肉をほぐしてあげる
毎日PCやスマホを眺めていると、ついつい眉間に力が入ってしまうという方は多いですよね。おでこや眉の筋肉が弱くなってくるとシワが残りやすく目元にも影響が出ます。眉間に力を入れてしまっていると気が付いたら、マッサージをして筋肉をほぐしてあげるとシワの解消に繋がります。
- こめかみの部分に中指をあて、人差し指と薬指もあてます。
- 地肌を持ち上げて大きな円を描くようなイメージでゆっくりとマッサージしていきます。こめかみから眉尻の上側、眉頭という順番に移動しながら行います。
- 眉頭までいったら反対の順番でゆっくりとこめかみまで戻ります。
このマッサージの合間でもいいので、眉頭を痛気持ち良い強さで3秒ほどぐーっと押すとツボも刺激されてスッキリしますよ。
6.目の周りの筋肉を鍛えよう
眼輪筋と呼ばれる目の周りある筋肉を鍛えて、目の下のたるみやシワを改善しましょう。眼輪筋は目の周りにあるドーナツ型の筋肉で、目を開閉する筋肉なので衰えるとたるんでしまうというわけです。
目をギュッと5秒ほど閉じたら、大きく目を見開いて同じく5秒ほどキープするを5回ほど繰り返しましょう。
ただし眉間にシワを寄せないようにする、目を開くときには眉毛が一緒に上がらないように意識するとより眼輪筋の筋肉に効果的なので、鏡を見ながらゆっくりやってみましょう。眼輪筋は、パソコンやスマホの見過ぎで筋肉が硬くなりがちです。目が疲れたなと感じたら仕事の合間に行うのもいいですね。
その他の鍛え方をお知りになりたい方は、ぱっちりお目目になる眼輪筋トレーニングの記事を御覧ください。
7.アンチエイジングコスメを使う
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おわりに
これからの季節は空気が乾燥し、目元のしわが気になってきます。
洗顔後、化粧水を浸したコットンを目元にしばらく当てたり、目元専用のシートマスクを使ったりするだけでも、目元がプルプルになって目の下のしわが目立ちにくくなりますよ。たまにはアイメイクをしない日を作ってあげて肌の負担を減らすことも大事です。目元のシワはすぐには解消しないので、こつこつとマッサージを続ける習慣をつけましょう。
ぜひ、目元に手をかけてあげて下さいね。